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DARK EYES / ALIEN
2005年末にリリースされた復活作。
今の今まで書きこみが無かったところをみると、あまり評判良くないのかな?
名作1st路線を期待すると、かなり肩透かしを食らうかも。
北欧のバンドらしい哀愁は健在だけど、肩の力を抜いて(手抜きじゃないよ)作った、落ち付いた大人のROCKといった趣きです。
ジムのVoは高音がかなりキツそうなところもあるけど、その分温かみのある中低音でカバーしています。
私もあの1st(いかにも北欧的な透明感溢れるキラキラした音)は今でも好きだけど、過度に期待せずに聴いたので、充分楽しめました。
さすがに幻の氷山ジャケのファーストに比べると、かなりイメージが違います。歳を取ったせいもあるのか、大人のロックをしています。メロディアスなところは良いのですがジムの声が以前と違うような気がしました。ボブカトレイおじさんのような感じになった?ですが名盤であることは間違いありません。ピートではなくジムで正解だと思います。何回か聴いていくと良さが出てきます。さすがエイリアンだと思いました。
これは復活作としては、かなり出来を誇る。
この良さの源泉は、やはりボーカルのジムの力量による
ところが大きい。
彼は本当にエモーショナルなボーカリストだ。
一聴すれば、単調な曲でも、彼が歌うことで深みが
増している。
前半から中盤にかけて印象的な楽曲が並ぶが、後半も
情感に訴える要素が多い。
特にラストナンバーはよく出来ている。
総じては名盤と言える出来だ。
これはお勧めである。
2005年リリース