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G-FORCE / GARY MOORE
1980年にト二ーニュートン(vo)、 ウィリーディー(b)、マークナウシーフ(ds)、とゲイリーが結成した伝説のロックバンドが残した唯一のアルバム。
(ちなみに、最初はグレンヒューズが vo と b をやる予定だった )全米進出をめざしていたらしく全体的にアメリカンなハードロックに仕上がっている。
キャッチーなメロディーの 1、軽快なロックンロールナンバーの 2、9、これまた泣きのギターソロがたまらないバラードの 4、ラテン風の 7、など今回は幅広い音楽性を合わせもつ彼のポップセンスが光っている。
この作品の歪んだギターサウンドは独特で、実に個性的な音世界を作り出している。
もし、このバンドが成功していたら80年代のゲイリーの歴史は大きく変わっていたかもしれない異色の名盤。
G-FORCEというバンドの作品だけど、ほとんどゲイリーのソロ作みたいなものなので一応ここでも紹介しておいた方がいいかなと思ったので・・・
ほんといいアルバムですよ。とにかくゲイリーのファンだったら絶対聞いて欲しいです。ゲイリーは駄作がないんだけどもこのアルバムも非常にいいアルバム。最高傑作なのかと聞かれると「?」なんだけどとにかく聞けば納得するはず。自分的にはシン・リジィの「ブラック・ローズ」よりも・・・?
その昔、死ぬほど聴いてみたかったけどレーベルとの契約問題うんぬんで
長いこと市場に流通されてなかった作品です。CDで再発されたときは
迷わず購入しましたよ。
内容はポップでキャッチー。「YOU」のサビが耳に残ります。
「HOT GOSSIP」のマリンバは妙に可愛らしいし「YOU KISSED ME SWEETLY」は
アップテンポだけど切ない曲。
アルバムのサウンド的な特徴としてギターの"ライン録り"が挙げられます。
アンプを通さずに直接コンソールに信号を送る録り方で、メリットは信号の劣化が
少ないこと。デメリットはプリアンプ臭さがでてしまう、迫力のない音になってしまう
などなど。このアルバムと「DIRTY FINGERS」アルバムはこのライン録りを
使っているため、妙にキラキラとしたサウンドになってます。
ゲイリー本来の太いトーンも好きですが、ここで聴かれるトーンもなかなか面白い。
ポップなゲイリーを聴きたいならコレをおすすめします。
はっちゃん 2009年5月25日(月)16時14分