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DEAD WINTER DEAD / SAVATAGE
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なぜあえてこのアルバムか?答えはアル・ピトレリである。

HR界は「振り返ればアル・ピトレリ」、「気が付けばアル・ピトレリ」状態であるが、彼に「器用な仕事人」以上の評価が与えられていないのは不幸である。

彼のソロイングは完全無欠のエモーショナル・プレイである。レスポールを火を噴くほどブーストさせて、指先で絶妙にトーンを殺しつつ、号泣ハンド・ヴィブラートをきめる。その非常に官能的でしなやかな感触は、ツボにはまった瞬間のジョージ・リンチ、FAIR WARNINGのアンディ・マレツェク、一音必殺のアモット兄に匹敵する。

そんなアルのプレイが全編通して強力なスパイスになっているのがこのアルバム。こういうドラマチックなHMには最高に相性がいい。

曲の出来には少し言いたい事もあるが、アルの真骨頂を聴くためだけに買っても良いだろう。


H・W 2002年7月15日(月)11時32分

基本的にスタジオでのJON OLIVAのVoが好きになれない(ライブでは良いんだけど)私にとっては、ZACHARY STEVENS在籍時の方がバンドとしては好きである。
特にこの「DEAD WINTER DEAD」は出来としては地味でダークな部類に入るかもしれないが、芸術作品として違った意味で光り輝いているアルバムだと思います。
なので、私は↑とは逆にAL PITRELLIのGプレイよりもアルバム作品としてこれをお薦めしたいです。じっくり聴かせるHMってのもたまには良いですよ。
かわち 2002年10月8日(火)22時48分

ストーリーは超イイよ!!ストーリーだけならクイーンズライチのオペレーションマインドクライムに匹敵する…かもしれない!?
エリカ・フォンティーヌ 2003年12月5日(金)18時57分

ユーゴスラヴィアの分裂に題材をとった、'95年発表のコンセプト・アルバムです。
曲だけを聴けば、『EDGE OF THORNS』がやっぱり一番かなとも思いますが、ストーリーを追いながら聴くと、このアルバムは本当に感動的。
ジョン・オリヴァが全曲歌っちゃったりすると暑苦しすぎですが、メインがザッカリー・スティーヴンスでジョンがおまけというバランスだと、丁度いいです。
やっぱりSAVATAGEはクリス・オリヴァのギターでないと…という方も多いと思いますが、クリス・キャファリーとアル・ピトレリのコンビも良いメロディとプレイを注ぎ込んでいます。
(6)「THIS ISN'T WHAT WE MEANT」以降の怒涛の展開は、泣きまた泣きの音楽世界を描き出します。(11)「NOT WHAT YOU SEE」で感動が最高潮に達するところなんか、何回もリピートで聴きたくなっちゃうくらい。
ストーリーも話題になり、ヨーロッパではかなり売れた作品だったはず。これはメタルのコンセプト・アルバムの中ではかなりの傑作だと思います。
うにぶ 2006年7月14日(金)23時22分

完全なコンセプトものなので歌詞がわからないと価値は半減してしまうと思います。
楽曲は地味というか何というか…「これぞメタル!」って感じではありません。
少なくとも「激しい曲で首を振りたい」という向きにはオススメできないアルバムです。
しかし、中盤以降のストーリーの盛り上がりは素晴らしく、
ラストを飾る「Not What You See」でカウンターパーツが炸裂する瞬間、感動がピークに達します。
メタル的にどうなのかはおいといて、音楽として「いい作品」ではないでしょうか。
個人的には「メタルももう飽きてきたな〜」という人が「卒業」とか言い出す前に聴いてもらいたいアルバムです。
アメリフローラの95 2007年2月9日(金)1時55分

1995年にリリースされたサラエボの内紛を背景に描かれたロック・オペラ第2弾。
「STREETS: ROCK OPERA」ほど仰々しくはないが厳粛な襟を正して聞きたくなるような重みがあり、じっくりと練り上げられた楽曲はミドルテンポが中心でとっつきにくいが一曲の完成度の高さは見逃せない。この当時にこういった独特のスタイルを貫く精神に美学を感じさせ今なお異彩を放つ好盤だと思う。どの曲にもドラマがあり一曲の中にある中盤から後半にかけての爆発力を秘めた構成は素晴らしいものがある。
ツインギターもクリス・キャファリーとアル・ピトレリを迎え絶妙な絡みを聴かせてくれる。それにしてもジョン・オリバのプレイは凄い、彼の奏でる鍵盤の妙味がこのバンドの生命線とも思える、重厚なアンサンブルを奏でるのに一役買っているし、ピアノにおける壮絶な泣き具合は見事としか言いようがないほど強烈な存在感を放っている。
コンセプトアルバムと言うことで気軽に聴きノリたい趣には合わないですね



失恋船長 2008年9月19日(金)16時57分

一曲一曲を聴いてみると、確かに地味かもしれません。
いかにもメタルです、って感じの疾走感のある曲も無いし
そして"GUTTER BULLET"レベルのクオリティの高い曲も無い。
が、近年のSAVATAGEが好きな人であれば全部聴いてみると
「ああ、いいアルバムだなぁ」と思えることは間違いないと思います。

SAVATAGE入門のための一枚としては薦められません。
即効性があまり無いので。
何枚か彼等のアルバムを聴いて、彼等の音楽が好きになったならば
マストアルバムとなること請け合いです。
経理ムーア 2008年12月23日(火)2時58分

派手ではないですが、聴き終わった後に疲労が残ることもないので、
コンセプト・アルバムとして良作だと思います。
ストーリーをおいながらじっくり聴くのがよいですね。
あくまでストーリーを軸に「表現」する楽器陣も素晴らしいです。
無駄なテクニカルさや自己主張をすることもなく・・。

ygele 2009年12月21日(月)17時40分

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