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IN TRANCE / SCORPIONS
70年代は個性の時代であった。80年代以降、シングル志向のファンは初期
スコーピオンズはクセがありすぎて聴き辛いかもしれない。しかし、当時は
日本でもこのクセがゆえに人気が高かったことは知られていない。
これは彼らの3rdアルバムであるが、荒々しさがとれ、一層洗練された
様式美を体現している。70年代全般に言えることだが、このウリの絡みつくような
ギターの音の太さ、リズムセクションの力強さ、若きヴォーカルの雄たけび
どれをとっても、名盤であることに間違いは無い。
柴が2匹 2001年11月11日(日)15時56分
ウリ時代のスコピ最高!
80年代以後のスコーピオンズと70年代のスコーピオンズは全然違うと、自分は、思っている。その原因はいくつかあるのだが、やっぱり一番大きかったのは、ウリ・ロートの脱退そして、マティアス・ヤプスの加入だろう。この事によって、ウリが書いていた、ジミヘン風のダークな楽曲は消え去り、だんだんとアメリカン・ハードの趣に路線を変えてった事が原因だと思う。
そんな、スコーピオンズのRCA第2弾がこの「復習の蠍団〜IN TRANNCE」である。とにかくダークなイメージのアルバムだと思っている。この中で聞いてほしい曲は、「Dark Rady」と「In Trance」この2曲が、お勧めだろう。
(Lonesome Crow/fly to the rainbow/IN TRANCEこの3枚のデジタルリマスタ盤出してくれないかなぁ〜。)
わたくしにとって、Scorpionsはやっぱりウリのいた時代が最高です。3連符を駆使したDarkLadyのリズムやメロディは英国人やアメリカ人のHRグループには発想できない楽曲のような気がします。
ええなあ〜、この暗さ。
Dark Ladyもいいけど、Robot Manが最高。
TOP OF THE HILL最高
scorpionsはやっぱり初期(crazy world以前)の独特な陰湿さと暗さが売りだと思う。
最近はバラードバンドのイメージしかありません。
「dark lady」「in trance」「robot man」等名曲揃いで、当時問題になったエロチックなジャケも芸術的で素晴らしいです。
ロージー 2003年11月11日(火)10時12分
このやろう!!
ハードロック好きなら聴きなさいよこのやろう!!
タイトル曲イントランスはエアロのドリームオン以上の名曲ですよこのやろう!!
ウリさん泣きまくりです。泣きのギター好きな人はぜひぜひ。
ハードロックの理想形が展開されてます。
これには、痺れさせられた。①〜⑥の流れは奇跡的によい。
このアルバムの主役は、クラウス・マイネ!!!
妙な色気のある、パワフルなハイトーン!!
いつ聞いてもいいね。これこそ真の癒し系。
75年発表の3rdアルバム。邦題「復活の蠍団」。ジャケットアートは性行為を思わせるものとして発禁になった国もあるらしい...。
2nd「FLY TO THE RAINBOW」同様、凄く好きな作品です。「IN TRANCE」「人生は川の如し」「生と死」「日暮れ時の風」「NIGHT LIGHTS」における悲嘆にくれるダークさが堪らなく味わい深い。こんなにも暗い曲なのに、聴き手をうつな気持ちにさせることなく、美しさを感じさせてくれるのが凄い。深みのある名曲です。しかし凄いタイトルだ、人生は川の如しだなんて...。
まさにロボットを連想させるカクカクと角張ったリズムを持つ「ROBOT MAN」、ルドルフのギターリフが印象的な「TOP OF THE BILL」も素晴らしく、捨て曲なしと言えるでしょう。ウリの歌う「SUN IN MY HAND」は好みの別れるところかもしれませんが、ギターが良いので目をつぶりましょう(笑)
わたしはアルバム全体を覆うダークさが気に入っていますが、これは聴き手を選ぶ音かもしれませんね。
ルドルフのリズムギター、クラウスのボーカルがかっこよく親しみやすいメロディーが好きな
『Robot Man』。
ウリ得意のトリルリフとダークなリフがイントロでも間奏でも怪しげな雰囲気を醸し出し、
でもどこか悲しげでサビでクラウスが発狂?するヘヴィーな『Top Of The Bill』。
哀愁の『Intrance』。
初期独特のダークで歌謡曲を思わせるヘヴィーロックに浸りたい時によく聞くアルバムだな〜。
人生の最後はこのアルバムを聞きながら成仏し、「炎を求めて」をバックに火葬されたい。
そして葬式のエンディングはナイトライツ!!
ワシはNights Lightsを夏の夕涼みがわり、つまり、風鈴みたいな感じで聴いていました。
マジ最高何ですケドケド2俄然trance ジャン。。。。どんだけえ------------------------.
だしッッッ!!!!!!!!!!!!!!!
暗さ妖しさでは前作以上ですね。
①のDark LadyのイントロでまずKOされ、絶望的に暗く美しい②③⑤、
クラウスの鬼気迫る絶唱が轟く④など、前半はほぼパーフェクトな内容です。
後半も前半ほどではないがなかなかの内容。
ら〜しょん 2004年11月5日(金)22時49分
タイトル曲とロボットマンがいい
DARK LADYはウリが歌ってる曲の中で唯一かっこいい曲。ウリの声が気にならない。タイトルトラックは名曲だし、LIFE'S LIKE A RIVERやLIVING AND DYINGの暗い感じも最高。ROBOT MANも疾走するロックンロールって感じでかっこいい。(JUDASのRUNNING WILDとなんとなく曲の感じが似てる)
いいアルバムじゃのう。
上の方で持ち上がってるNight Lights、ポイント入れたげてつかあさい…
中曽根栄作 2005年10月19日(水)20時38分
最初、ピンとこなかったが実は凄いアルバムと今は思ってますね
ディープパープルの即興を聴いてるかのような錯角に思える
曲がありますね。
仙人在籍時では最初に聴いた作品なので、「SCORPIONSといえば?」と聞かれたら、このHなジャケが頭に浮かんじゃうんですね。(笑)
陰湿で扇情的で美しく、仙人のVoもここでは良いし、大好きなIN TRANCEもある。
それにしても、当時の洋楽曲の日本名は凄いね。SCORPIONSに限らず、結構一生懸命に日本名を付けていたもんな。「なんだこの曲名は?」っていう楽しみは重要ですよね。
堕天使ひで 2006年9月13日(水)18時52分
A面の5曲はどれも最高!
特に"Life's Like A River"なんてメッチャクチャ大好きじゃい!
それに比べるとB面の5曲は少し劣るかなぁ。
クラウスのヴォーカルとウリのギターが圧倒的にスゴイ。
哀愁ただよう、初期SCORPIONSの代表作!
欧州的叙情性とマイナースケールによる猛烈な泣きを加味した哀愁のメロディが耳を惹く1975年リリースの3rdにて初期の代表作。湿り気のあるダークな質感に良質なメロディが絶妙な絡みをみせ若さ溢れる爆発力が見事に昇華した姿がなんとも頼もしい。
アメリカや英国ではないドイツの聡明期を司る個性溢れる名盤ですね
暗い。絶望的に。
この暗さがRCA時代の特徴でもあるんですが、倭民族の琴線に触れまくるんですな。
もう、どうしようもないパトスをてんこ盛りにした楽曲の数々は蠍団の特徴ですが、
70年代〜現在にかけて、過去もっとも暗い作品じゃないでしょうか。
ここまで暗黒だと、潔さすら感じますね。好きです。
ルドルフのリズム・ギターは「TOP OF THE BILL」や「ROBOT MAN」のようにリフが
前面に出て楽曲をリードしていくタイプと、「IN TRANCE」や「LIVING AND DYING」
のように訥々とアルペジオで楽曲を紡いでいくタイプとで、スコーピオンズの
楽曲フォーマットを決定づけたと言ってもいいでしょう。
でもミックスのせいで、ルドルフのバッキングよりウリのオブリの方がなぜかしら
目立っているのは、ルドルフ・マニアの僕的には納得できないんですけどね。
SCORPIONSの初期代表作。
ヤバい。暗い。美しい。
どうしようもないくらい好きなアルバム。
ジャケも良し
ウリファンにたまらん。in tranceかFry to the rainbowやね。
まさに演歌ロックですね。日本人とドイツ人の国民性の共通点とかも考えさせられてしまうようなアルバムです。
初期のSCOPIONSの傑作アルバムといえば4THの「VIRGIN KILLER」(76)を挙げるのがい一般的かもしれないが、3rdアルバムでもある本作の「IN TRANCE」(75)を挙げるファンも多いらしい。確かに本作は初期のSCORPIONSのサウンドスタイルを完全に確立した作品であるので、当然であろう。ところで初期のSCORPIONSのサウンドスタイルを軽く説明すると、ブリティッシュハードロックから影響を受けたかのようなハードロックサウンドに、メロディックなサウンドに哀愁的な要素とダークネス要素を追加させたようなサウンドで、ファンからはジャーマンハードロックの手本とまで言われたサウンドと言っていいだろう。そのサウンドが本作で確立されたことを考えると、重要盤として挙げられて当然のことだろう。ちなみに本作が本邦デビュー作となり、大きな話題となったが、その要因が本作のサウンドスタイルが日本人好みのサウンドであったことだろう。またジャケットも初期のSCORPIONSでは有名な発禁ジャケの原点ともいわれ、SCOPIONSのルーツといてはかなり重要なことだ。但し個人的には本作には少々賛否がある。まず「賛」としては初期のSCORPIONSの独特の要素が遺憾なく発揮されており、名作というにふさわしい内容となっており、もうひとつが初期のギターリストのウリ ジョン ロートの個性が強く打ち出されており、恐らくSCORPIONSのアルバムの中では最も彼の個性が強く打ち出されているのではないかと思う。となると本作はウリ ジョン ロートの代表作の一枚でもあると考えてもよいだろう。しかし「否」の面ではあまりにも哀愁的でダークネスすぎたことだろう。となると本作は彼らの作品の中では、哀愁的メロディ要素と要素とダークネスな要素がもっと持つよう作品と見てもいいだろう。また日本人好みということは裏を返せば、あまりにもメロディーが強すぎるということになるし、申し訳ないが「日本人好み」はあまりいい意味ではないと思う。また個人的にはインパクト面では前作と次作と比べると劣ってるような気がするので、哀愁的なメロディ要素とダークネス要素が混ざり合ったサウンドが個人的にはウケがあんまり良くなかったともいえるが(かといってそれほど悪いわけではない)それは聴く者の好みの問題ではある、またもう少しハードロック要素が強ければ良かったのではないかと思う。そこを踏まえて考えると次作の方が評価が高かったことがわかる。からといって本作を批判する気は全くないし、あくまでもそれは個人的な意見であるのであしからず。あともうひとつ、6th以降のSCORPIONSファンには受け入れられにくい面があるが、SCORPIONSを語る上では、決して本作を欠かすことはできないどころか、許されないことだろし、それだけ本作の存在が重要であることを理解すべきであろう。少なくともSCORPIONSファンは必聴作だ!!
評価88p(賛否があるためこの位かな?)
ねえ、IN TRANCE って焼酎に合いません?