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INCANTATION / MIKE OLDFIELD
前作「オマドーン」から約3年のインターバルを置いての4作目。
発表当時は、パート1〜4からなる2枚組であったが、現在はCD1枚で聴ける。
パート1〜4の各1曲は、ひとつのメロディの繰り返しからなり、
それを展開していく構造をもつ。また、パート1〜4の各メロディは、
有機的に循環しており、作品全体の統一感も素晴らしい。
そういう意味では、タイトルが示す通り、まさに呪文であり、
一度、この呪文のように繰り返されるメロディにはまると、病みつきになってしまう。
オケが全面的に参加していて、クラシカルな側面があるのも特徴のひとつだろう。
個人的には、マイクの全作品中、随一のお気に入り盤である。
冗長な部分もあるが全体的にはかなり好きだ。
この後マイクは一旦プログレ畑から離れることになる。
Incantation → Incantations