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OPERATION: MINDCRIME II / QUEENSRYCHE
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2006年。約18年を経ての待望の続編登場。
このタイトルだとどうしてもⅠと比べてしまうが、感触は違うもののⅠとなんら遜色ない素晴らしいアルバム。
ガチガチのヘヴィメタルではなく、案外シンプルな音で、近作のテイストも失ってないのがいい。
Ⅰで見せたある意味キャッチーでドラマティックで拳を振り上げるようなHMから、より深く重くなっていて、より暗い。要は彼らも完全にあの時代に戻ることはなく、いってみればこれまでの集大成的サウンドである。
ストーリーも当然Ⅰからの続編。大きなストーリー展開というより、重く精神に訴えかけるような深いアルバム。ニッキーの苦悩と葛藤を表しているのか。Ⅰより聴き込みを要すると思うが、「映画のような」と言われたⅠと同じ感動を味わえるアルバムで、いずれこれも名盤と言われるようになると思う。

5150 2006年3月29日(水)10時10分

ライナーにわかりやすく「Operation: Mindcrime」からこの続編までのあらすじは表記されているので初めて聴く人でもストーリーの流れは掴みやすいと思います。
正直言うと個人的にはⅠみたいなキャッチーなHMをどこか期待していたので、続編にはそれが気薄な印象だったのが初めて聴いたときはあった。まだアルバムの全体像をよく把握できていないからかもしれないけど‥。ただ、ストーリー自体を考えるとⅠと同様に感動できる仕上がりになっていて、同じく聴き込みによって良さがわかるアルバムでもあると思います。歌詞でわかるように主人公の葛藤が同様に聴き手に問いかけるように、考えさせられるものが歌詞の世界によく映し出されていて、疑似体験できるとより奥深さを感じるアルバムになりそうな気もする。ストーリーの雰囲気は最後まで途切れることなく維持されていて素晴らしい。(発売前に単曲で聴いた⑪Murder?はストーリーの流れで聴いて初めてドラマティックに響いた)主人公のニッキーが18年の刑期を終えたところから幕を開けるが、18年前の事件への"復讐"であるコンセプトと同時に、苦悩と葛藤もうまく突かれているのが印象的。サウンド自体もⅠと褪色なく、現在のQUEENSRYCHREの気迫が窺える。「Operation: Mindcrime」の映画化を考えていたというだけ熟思された密度の高いアルバムだと思う。今年は「Operation: Mindcrime」のコンセプトを完全再現するライヴを計画しているみたいだけど、映像でもとにかく見てみたい。まだ全然聞き込みが足りないので名盤とも言えないけど、とりあえず聞き込んでみます。

dave rodgers 2006年3月29日(水)21時18分

完璧な曲が完璧な配列で存在していた史上最高のアルバム『OPERATION: MINDCRIME』と比べると、ややインパクトに欠ける感は否めない。
リフ中心のドゥーミーな曲調が、ともすれば退屈という印象を与えかねない。
曲同士のメリハリがあまりなく、何よりグッと来るギターソロが少ないのが寂しい。
とはいえ、曲そのものは上出来だしサウンドプロダクションも素晴らしい。
オペマイの真髄である緊迫感は十分伝わってくる。
もう少し作り込めば素晴らしいアルバムになったのでは。
自分はⅡというよりは外伝と思って聴いている。
ルアナのブロ 2006年3月29日(水)22時1分

このアルバムは、大作コンセプトアルバムの続編としてどうしてもDREAM THEATERの「METROPOLIS PT.2」と比較されると思う。
少なくとも私は「大好きな2つのバンドの同じような境遇にある代表作」ということで比較してしまう。

DREAM THEATERの「METROPOLIS PT.2」は、その全体のくどさ(詰め込みすぎな音)が「I&W」を大幅に上回り、続編としての継続性において多少の違和感が生じている。
私はそのくどさによると思われる「聴いた後の疲労」を「METROPOLIS PT.2」には感じる。
しかしながら、本作「OPERATION: MINDCRIME Ⅱ」にはその違和感と疲労を感じない。

それはQUEENSRYCHEらしく、整理され、間引きされた音数によってもたらされていると推察する。
それでもやはり「PROMISED LAND」などよりは音が厚めの印象なのは
制作において「OPERATION: MINDCRIME」を意識し、違和感が生じないようにバランスをとったのだろう。
この絶妙のバランス感覚こそ、私がQUEENSRYCHEを高く評価する理由だ。


そんなこんなで、「全体として非常に奥深くまで入り込めるが聴き疲れない名盤に仕上がっているんじゃないかな。」って何度か聴いてみて感じました!
でもほんとはまだもう少しスコットにドラムを控えめに叩いてほしかった。
KEY.も、常に少し空間を埋めすぎかなぁとも思う。メリハリがもうちょっとほしいかも。
しかし、9曲目以降のクオリティはさすが・・・!
ドゴスギア 2006年3月29日(水)22時20分

まずまず楽しめました。
最初は「えっ!!このノリですか?また?」って感じでしたが、
中盤からは良いですね。
IIではありますが、音楽性については違いますね。
比較はしたくないですが、聴いたときのインパクトは段違いです。
でも、まぁ、こんなとこですかね......
もう少しドラマティックなアレンジをしてくれれば、無理矢理納得するのになぁ。
Hideo 2006年3月31日(金)22時21分

僕は「オペレーション・マインドクライム」を、今まで聞いた作品の中で第1位に選んでいる。その作品を超える事は、先ず不可能である。それは、僕が最も音楽にのめりこんでいた若かりし頃に聞いたという事実と、その後に何枚のアルバムを聞いたか分からないが、全くこの作品は異質であったという事実と無関係ではない。
この前提条件を考慮した上で聞くと、この続編はここ数作の不出来から考えれば劇的な変貌であり傑作と呼べる完成度であると思う。ハロウィンが「〜レガシー」で見せた方法論とは全く異なるが、これなら続編を作った甲斐は十分にあると思う。
しかし、先行で発表された2曲を初めて聴いたときは、正直不安でいっぱいであった。オイオイ、危険すぎる賭けではないのか.......と、ホントに心配したものである。
この新作を、「オペレーション・マインドクライム」と単純比較するのはおかしい。あれから18年という月日が、経過しているのである...................。彼らの歴史を踏まえるという作業も、彼らがベテランである以上必要不可欠である。
最近の若いHR/HMファンは、そのアーティストの最高傑作との比較論を持ち出す事が多いが、それは危険である。偉大なアーティストというものは、全く同じ作品は作らないのである。
確かに、大人しくはなっている。サウンドプロダクションを変えれば、もう少しドラマティックになったのかもしれないが、これはこれで今の彼らの力は十分に出し切っていると僕は思う。名作である。
ヤング・ラジオ 2006年4月1日(土)23時52分

18年という年月
メンバーが違うという現実

それらを踏まえ、好意的に解釈すれば、
“アリ"というアルバムだと思います。

ただ、聞き終わってから(人の思い込みって、やっぱりコワイ...)と
勝手な反省をしてしまいました

仮にこれがもし『OPERATION: MINDCRIMEⅠ』として
いまの時代に登場したら、18年前と同じ賞賛を受ける事になっていたことでしょう

でも、10曲目は圧巻!!
この1曲を創りだすイマジネーションは錆びていない...
wovwow 2006年4月2日(日)14時32分

個人的には,BURRN誌の評価を見ていたので少し期待をしていましたOPERATION:MINDCRIMEⅡとして出している以上は比較してしまいます。18年前と比べるなっていったって無理ですよ。個人的にストレートにいってしまうと前のが100点なら今回は50点かなぁ。
点数が低いといわれても,前のはこの世に出ている中でトップクラスの作品だとするなら,自分の好きなアルバムがOPERATION:MINDCRIME と OPERATION:MINDCRIME Ⅱ にどれだけあるかと想像しちゃうと...。聴きこんで変わるといいけど。
一生感動したいならROCK魂 2006年4月2日(日)15時36分

今や名作だと言われるRage for Orderもそれはしばらく通の間での話でしたし、「実は良いじゃねーか」と現在認識されているPromised Landも発売当時は散々な言われ様だった記憶があります。名盤の誉れ高きMindcrime Iは調べてみますとTribe並のセールスしかあげられなかったのですね…。

元々Queensrycheは作品リリース直後にいきなり「最高だ!」と大衆的に絶賛されることの方が少ないバンドなのかもしれません。一番売れたEmpireなんか今じゃ逆に「ポップすぎる」なんて言う人もいますし。

今回のMindcrime IIを心から理解し味わえるかどうかは、やはりIの音だけではなく英語の歌詞に込められた世界観にどれだけのめり込めたか、ということと、また同じぐらいIIの歌詞に込められた世界に引き込まれるか、という部分にかかっているのかもしれませんね。しかも、歌詞カードの対訳ではなく英語の歌詞をそのまま味わうことが必要なのかもしれません(その点で日本人の私達には「楽ではない」アルバムかも…)。そういう「比較」なら大いに結構ですし、IIを鑑賞する際にはむしろ求められることなのではないかと考えます。

IIに失望の声を上げた方の多くは、Iの音的演奏面を良作の絶対基準にし「比較」をされた方なのではないか、と今のところ私は思いますけれども…。

私はまだ歌詞が味わい切れてないところも多く(どっかで細かい解説本ないかな…)まだなんとも言えない部分もあるのですが、少なくともこのII、ここ数年の作品の中では良作だと思います。

あ。でも個人的にドラムのミキシングにはちょっと不満です。なんか「ぽこぽこ」した音で…。もう少し「どすっ!」と重い音の方が良かったかな…。
まーしゃる 2006年4月2日(日)18時4分

そうなんですか、あのパート1は大して売れてないの?
なんか300万枚くらいは売れたイメージがあるんだけど(作品の質から想像するとね)意外だなぁ・・・

anthem 2006年4月2日(日)21時17分

>anthemさん
Wikipediaによると

Queensryche (1983年) 全米81位
The Warning (1984年) 全米61位
Rage for Order (1986年) 全米47位
Operation: Mindcrime (1988年) 全米50位
Empire (1990年) 全米7位
Promised Land (1994年) 全米3位
Hear in the Now Frontier(1997年) 全米19位
Q2K (1999年) 全米46位
Tribe (2003年) 全米56位

だそうです。ただしこれはチャート最高位のデータでしょうから、累積セールスは少し違うでしょうけれど…(累積ではPromised LandよりEmpireの方が売れたんじゃなかったけ…。ハッキリ覚えてはいませんが)。

いずれにせよ、Mindcirme Iは「いきなりバカ売れアルバム」ではなかった様です。
まーしゃる 2006年4月2日(日)21時40分

なるほど・・まーしゃるさん、教えていただいてありがとうございます!
確か『Empire』はプラチナ・アルバムなんですよね。あれが一番売れたのかな。
anthem 2006年4月3日(月)19時26分

はっきり言って、Mindcirme Iの興奮をもう一度味わいたいと思って聴くと
しっぺ返しを喰らうこと間違いなし。
ただ、Promised Land 以降の駄作アルバムに比べればそれなりにいい。
デスクレード 2006年4月6日(木)14時15分

まさに、大人のメタルですね。現在33歳なんだけど、20歳そこそこの時にこの作品に出合っていたら、駄作だと言ったでしょうね。これから付き合いの長いアルバムになりそうです。傑作ですよ。ライキチさんは、どうお考えなんでしょうねー?
ぺ・ヤング 2006年4月7日(金)2時1分

私は23歳なんですけども、この作品、かなりツボです。

真の意味で「聞き込み」が必要だな、と思いました。


お宝発見隊長 2006年4月7日(金)15時28分

とりあえず、いまいちといった所ですね。
Ⅰと比較してしまうからかもしれませんが、
Queensrycheよさが出ていない気がします。
聞き終えた時に、クリスデガーモがいたら、と
思ってしまいました。

1曲目から9曲目あたりまで、ヒアインザフロンティアのような感じ。
もっと緊張感が欲しい。詩に対して曲が明かる過ぎる感がある。
ドラミングが普通過ぎる。
他のバンドにはない悲しいギターハーモニーは、もうない。
前半部が弱い。しょっぱなのキーボードは、ドリームシアターを意識してか。
プロミストランドのI am Iのような曲で幕を開けていたらきっと納得していただろうに。

否定するときりがなくなってしまいますが、18年も経過していて、
昔のような曲を期待するのが待ちがっているんだと自分に言い聞かせつつ、
聞いています。




なんとも 2006年4月7日(金)21時59分

否定的な意見結構あるんですね。
私的にはよくぞやってくれたという感じです。
往年のライチ節に加え、近年のうねるようなサウンドの融合が見事だと思います。
Ⅰと比較しても遜色ないどころかⅡの方が楽曲のバラエティ、バランス感覚は上ですよ。
単なる平行調ではない(かつてポールギルバートも教えを請うた)ギターソロのハモリも、
やろうと思えばできるんだなと思いました。
#1のいかにもオープニングといったインストで始まり、セグエの#2をつなぎに#3へ。
#3はストレートすぎてあまり好きではないですが、
#4〜#11までニッキーの復讐劇を一気に聴かせ、
その後に何も得られない復讐を達成したあとの虚無感も見事に表現していると思います。
パメラとジェフとの絡みや、ディオとジェフとの絡みもまさに絶妙。
楽曲の中で特に好きなのはやはり#4〜#11の一連の流れですかね。
デビュー当時からすべての作品聴いてますが、
私にとってライチは疾走ナンバーよりもミドルナンバーがツボなので、
今回のⅡはホントに私の中では最高傑作としてもいいぐらいの出来です。
jem 2006年4月8日(土)1時21分

とうとう発売されちましたー!オペレーションマインドクライム2。18年前の作品のパート2です。18年前の作品のパート2ですよ!!それだけでも18年前の作品がいかに凄かった事かが思い知らされるよ・・・。18年間全く衰えてないアルバムだ、あれは。

2も聞きまくってますよ!近所のCDショップででかく取り扱われていて最高!とりあえず何て言えばいいのでしょうか・・。単なるメタルじゃー全然ないし・・・。一言で言うならドラマティックなコンセプトアルバムという事ぐらいか...。ここ数作も好きだけどアルバムの完成度は圧倒的にこのアルバムでしょう!やっぱりライチはコンセプチュアルな感じのアルバム作りの方が強い事が判明したよ。
相変わらず我らのヒーロージェフ・テイトが渋い。この声質は私的理想の上司No.1だ。こんな声の上司だったら説得力あっていいと思うよ。語りとか良すぎる。な〜んか説得力あるよ。それに、久々にハイトーンもチョコチョコ出てきてうれし過ぎだっちゅーの!
初期にも近い感じのツインリードが豊富。従来のライチであった鋼鉄のリズム隊じゃなくQ2K以降のリズム、グルーブ感。OM1よりは比較的気軽に聞ける感じかな。そういう部分を期待してるなら×。クリスデガーモもいないしね。やっぱそういう部分はクリスが鍵だったんだんだなーとちょっと思った。今更だけどクリスのいないNEW QUEENSRYCHEとして聞いてみてはいかがでしょうかね〜。HEAR〜やQ2Kの様な面もあるが、だからといって決して悪い作品となるわけじゃーない。トマトが嫌いな人でもピザに入ってればいけるじゃん!ってな事もありますしね〜。今もし駄目でもその内すきになっちゃうんじゃーないかな。この辺は聞き手次第でしょうが。

ジェフテイトのルーツが強く出ている気もする。中盤あたりからの演出はオペラチックでミュージカル的な感じもでていて、オペラを経験しているジェフテイトが望んだんだろうなーと思った。
スコットロッケンフィールドの帽子がすばらしい!今回は変身ときたか。ついに帽子に頼る時がきたか・・・。寒そうだったしね。進化速度が半端じゃなかったからなー。
何曲かは発売前に聞いていたけど、全然こっちのほうがいいです。あの曲に対して変な思い入れが出来てしまった分、発売前に聞いて損しました。
新加入のマイクストーンのギタースタイルは正直好きじゃー無いが、ライブではコーラスをとってくれているのが助かりますな〜。確か元はヴォーカリストだったんじゃなかったっけ?
ディオ校長も凄まじいです。衰え知らずとはまさにこの事。そしてメアリーを演じるパメラムーアがとてもいい活躍をしています。それにしても色気のあるセクシーな声だ。お色気ムンムンである。ちょっとぶりっ子効かせ過ぎじゃ〜ないかなー。...たまらん......これだけでも買いである。

な〜んかうまく特徴付けて言いたいんですけどこのバンドの場合はあまりうまくは言えないな〜。という点ではライチらしいといえるでしょう。
「Ⅰ」と比較する以前に2曲目のニッキーが刑務所から出る部分や4曲目の都会的な怪しい雰囲気を感じただけで私の頭の中はオペレーションマインドクライムで自分で勝手に描いたシーンと照らし合わせしながら聞いちゃってますがねー。シンガーはジェフじゃなくニッキーだと勝手に思ってますし、ディオはドクターXで、パメラムーアはメアリーです。
細かい事なんか気にせず雰囲気を味わって聞いてる感じかな。それでいいのかと思います。でも9曲目でのジェフの熱唱はLIVE CRIMEでSUITE SISTER MARYを必死に熱唱するジェフを思い起こさせて、たまりません。

大人のロックですね。大人向け。深みもあるし。味がある。で、スケールがでかい。大人が作った大人のアルバム。
アルバム後半に差し掛かると哀愁攻撃をくらいます。なんだか落ち込まされていきます。最後の曲1曲だけではこの落ち込みっぷりを立て直せません。ということで私的には後味がちょっと悪いです。曲はいいのですけど、ぼーっと考え事をしてしまい・・・何だかへこむ・・・。
でも最後の曲聴き終えると何か頭の中で考え事をしてしまい、満面な笑みでメンバーにお疲れ〜と言いたくなる自分もいます。
筋が通ってるな〜。変わることを恐れずに突き進む姿勢。頑張ったと思うよ!どこをどう聞いても素晴らしいCDアルバムじゃーないかー!
映画も非常に興味あります。2本組とか言ってましたが・・・。凄いな〜。凄い!楽しみが増える!うれしい!
ぺ・ヤングさん、とりあえず私的にはこんな感じです。今聴きながらとてもハッピーな気分ですよー!

たとえ失敗しようが何が起ころうが彼らに対する応援する気持ちには変わりはございません。
それにしても来日してるれるのでしょうか・・・。もう前から10年たったよ。またとないせっかくの来日のチャンスだというのに・・・。Queensrycheはまだまだ終わってませんよー!終わってるのは日本のファンの奴らだーーー!
ライキチ 2006年4月23日(日)8時53分

書き込み少ないなあ〜、.....でもこのアルバムは、やはり凄い!ただなんとなく、BGMとして聞き流しているようでは、この深さには到底たどりつけない。1との単純比較からは、この作品の正当な評価は、決して得られないのである.......。
この作品はある程度の年齢を経過した者しか、その深さに到達できないのかもしれない。年の功とは言わないが、18才と36歳の人が同じ作品を聞いても、同じ感想にならないのはあたりまえなのである。
音楽に何を求めるのか........HR/HMに、何を求めるのか......根本的な命題を突きつけられた気がしてならない。そんな事どうでもいいだろという意見もあるだろが、考える音楽である以上、それを放棄したのでは意味合いが全く異なってしまうのである。
まさにクイーンズライクからの、挑戦状である。音楽とは.......その答えを、各々で見つけて欲しい......。
ヤング・ラジオ 2006年4月26日(水)4時57分

これだけ皆さんの書き込み文章が長いって、やっぱり1のインパクトがかなり強くて、その続編への期待もとんでもなく大きかったんだなって、思います。また、このサイトに書き込みしている方々は、本当に真剣かつ真面目にに音楽を聴いている素晴らしい人たちだと思います。2に関してはここ10年くらいのバンドの音楽の方向性から、1と同じようになるとは思っていなかったが、1の頃の異常な緊張感と、そして、最近のミドルテンポで味のあるリズム、メロディーが高次元で融合したレベルの高い音楽だと思います。心に訴えかけてくる曲もある。ここも彼らにとって大きな節目である。高品質のこの作品から、彼らがこの先どう進んでいくのか、見て行こうではありませんか。ファンなのですから。
セッキージョーダン 2006年5月1日(月)0時51分

これ傑作でしょ?
DIO大好きな俺から見ても10曲めは、ここ最近御自分(DIO)の曲より良いと思う。
しかし、前回のSPEAKを超えている曲がないと思う。全体としては、1より上かなと。
あと、オペレーションマインド1に関してですが、リマスターよりリマスターしない前の方がギターのりフが良く聞こえて良いと思う。リマスターした時に帝都のボーカルを
より聞こえるように持ってきたような気がする。
かのん 2006年5月1日(月)7時6分

partⅠとの比較は否応なくしてしまうのは当然で、どんなサウンドとストーリー
を、今の彼らがどれだけのクオリティで聞かせてくれるのかを楽しみにしていました
が、概ねは納得のいく内容でした。が、ギターのアレンジの平凡さ、ギターの音、
全体のサウンドが作品の魅力を半減してる。プロデューサー選びで失敗してると思う。
また、改めてクリス・デ・ガーモが如何に大きな存在であるかが浮き彫りになった気も
してしまう。
とは言っても、素晴らしい作品である事には変わりなく、彼らの名作の一つに加わる事
は間違い無し。
ロニー参加の曲はホントに素晴らしい。

スコット・イアン 2006年5月1日(月)12時41分

自分はこの作品に関してつまらないとは全く思わないし、むしろ「現在の彼ら」の新たな到達点として作品を楽しませてもらっています。最初はつまらん曲もあるなー、と思っていましたけれど、しかしここ最近は毎日、必ず2回以上は通して聴いています。ジワジワと効いてくる作品。

伝説的傑作「Operation:mindcrime」の続編ということで、歌詞でも書かれているように舞台はMary殺害事件から18年後、6500日もの月日が過ぎた現在。Maryの恋人であったNikkiはかつて自分とMaryをいいように利用した黒幕Dr.Xへの復讐を胸に社会復帰したところからアルバムのストーリーは始まります。そしてNikkiはついにDr.Xへの復讐を遂げるのですが、しかし彼の心に残ったものは......?そしてNikkiとMaryの魂が辿り着く結末とは?これはアルバムを聴いてのお楽しみ。
サウンド・曲調的にはもう言うことないでしょー。賛否両論ということで。
しかしこのストーリーにのめり込むと、泣きますぜ。本当。嗚呼、悲劇。
ふぁうすと 2006年5月2日(火)14時10分

Queensrycheが不死鳥のように蘇りました!! バンドが本来のアーティスティックな魂を取り戻してくれたことが何よりも嬉しいです。
アルバムの内容に加えて、私はこのアルバムを製作するに至った過程を極めて高く評価しています。

Hear in the now frontierを聴いた頃は本当にショックでした。バンド自体も当時は急坂を転げ落ちるような心持ちであったかと思います。そこに追い討ちをかけるように
メインソングライターであるクリス・デ・ガーモの脱退...。この状況に置かれた時、人は果たして再び立ち上がれるでしょうか?
口で言うのは簡単ですが、メインソングライターの脱退をバンドは半身不随の重症のように感じたかも知れません。
しかし彼らは諦めなかった。クリスの次の後任ギタリストと上手く行かなくても、決して諦めなかった。そして遂に傑作「Operation:Mindcrime2」を世に送り出したのです!!
これは素晴らしいプロセスだと思います。

確かにここには美しくキャッチーなメロディのオンパレードはありませんが、歌詞と楽曲の整合性は群を抜いています。
歌詞に合わせて楽曲を構築していく方がむしろ地力が出るみたいですね。
クライマックスの"The Chase" "Murderer?"では
まるでミュージカルを見ているかの如くです。
これを聴いて一度諦めた方も、興味があれば数ヶ月後でも、10年後でも是非再チャレンジして頂きたいです。

アルバムのテーマは「どんなにひどい目に遭わされようと、復讐の連鎖は自らが断ち切る強さを持ち合わせなければならない」ということかと思います。
これはイスラエル/パレスチナ問題のような社会的・政治的なレベルのものから、清原の死球問題のような個人的なレベルのものまで全てを含めてということなのでしょう。
これをストレートに表現すると説得力に欠けるので、Nikkiが蟻地獄に陥って、出口を見出せなくなる様子を描いているところに彼らの主張が見え隠れしています。

蛇足ですが私には「Nikkiの自殺」と、「バンドの解散」とが妙にダブって映るのですが、皆さんはどう感じられましたでしょうか?
しかしバンドの方は解散にならなくて本当に良かった!! 今回のアルバムに加えて、今後の展開も楽しみになりました。

くりむそん 2006年5月2日(火)23時1分

ここ十数年パッとしない内容のアルバムと活動を見るにつけ「Ⅱ」と聞いた日にゃあ正直、う〜む、常に進化とともに挑戦してきた彼ら。
続編とはそんな彼らに似つかわしくない発想。
アルバム制作、活動費に事欠いていよいよ過去の遺産の食い潰しにかかったか・・・と考えちゃいました。愛情の深さゆえ評価は厳しいのです。

内容は「Ⅰ」でドクターXに利用され悲劇の運命を辿ったニッキーの復讐劇。
アルバム許容時間中、壮大でオペラチックに展開される抒情詩の凄みに思わず納得。
ジェフ・テイトとゲストヴォーカルの共演も聴き所と言えるでしょう。
あくまで歌、歌詞を重視した曲調で、じっくりと聴ける雰囲気が特徴。

「Ⅰ」と比較するのも何だが、確かに曲や演奏に前作ほどのキレ味はない。
だが聴いていて心地良い哀愁と奥深さから、以前とは比較にならないほど彼らの懐が大きく深くなっているのが感じとれます。

名作の続編でなかろうとも、一作の完成した素晴らしいアルバムだと思います。今後の彼らがこれからどう展開していくのか楽しみだ!
帝王序曲 2006年5月13日(土)19時55分

「プロデュース過多で残念」というのはよく聞きますが、この作品は
「プロデュース不足??」なんて思ったり。
音が随分とシンプルですね。
まあ、まったく同じ音にしたらしたでいろいろ言われそうではありますが・・・。

「Ⅰ」では、実は自分、ストーリーって良く知りませんでした。
こないだのB!を読んでようやく理解したんです。
BGMにしててもハッとさせられ、引き込まれました。
ストーリーやコンセプトを無視しても、最高品質のアルバムでしたから別にいいんですが。

「Ⅱ」は・・・やっぱりストーリー知りません。
BGMにしてるとBGMで終わります。
まあ、「PROMISED LAND」もそうでしたが、あれは全体が鬱積した雰囲気でしたから
そこに緊張感がありましたから。

なんちゅうか、いいアルバムですが、否応なく聴き手をひきつける力については、
「Ⅰ」の足元にも及ばないです。
が、「Ⅱ」じゃないとすれば、けっこう凄いアルバム。
でも「Ⅱ」なんですよね。
これから聴きこむか聴きこまないか、決心するには微妙なアルバム・・・。
「一応持ってる」から脱却できるかな?
けんしょー 2006年6月4日(日)21時49分

すごい・・・。何が凄いって、皆様の書き込みの文章の長さが凄い。
それだけ聴き手の感性に訴え、意見を求め、それを伝えたいと思うアルバムなんだと思います。
いかに「Ⅰ」がリスナーにインパクトを与え、
いかに「Ⅱ」がその続編であるという大きな期待を受けていたか。
私は「Ⅰ」に思い入れの強いリスナーですが、そのあとの作品も聴き続けています。
なので、この作品は抵抗無く受け入れることが出来ます。
なんせ最近の数作品(特にPromisedよりも後)もQRとして聴いてきましたので。
「Ⅰ」との比較というよりは、最近の作品の一連の流れの中で、評価したいです。
未だ、聴き込み中です。
セッキージョーダン 2006年6月13日(火)23時18分

最近、聞き込んでいますが、、、いいですね〜、大のお気に入りです。
Ⅰは、キャッチャーでインパクト勝負、すなわち、若い人向けだったでしょうが、このⅡは、大人向けです。
すなわち、変化に乏しく、特に新しさもないが、でも、すこしづつ、深い喜びが湧いてきますね。大きな一瞬の喜びより、小さな長い喜びに重みを置いていまして、熟年達には、ホッとするCDですよ。
area51 2006年6月19日(月)21時42分

1曲目のイントロの出だしで、「ん?(・ ・;)」。
でも、不安がよぎったのはその一瞬だけ。
これは「Ⅰ」にも劣らない名盤です。聴けば聴くほどハマっていく。
Ronnie James Dioの登場にも感動。。
殿下 2006年10月24日(火)10時45分

OPERATION:MINDECRIMEの続編ということで当然ゲットしました!
そこらへんのHRに比べると比べ物にならないくらい、曲構成とアレンジが奥深い。
音を詰め込みすぎず、必要最小限の厚みで、巧みなコードワークとハーモニーで聴かせるところは、QUEENSRYCHEの職人芸だ。
ただ、Iと比較して、あまりにシンプルになったサウンドプロダクションに違和感がある。
今作でも当時に似た張り詰めた空気を感じることができるが、Iほどではない。
Iの緊張感は、甲高く響き渡るような美しさを持つドラム、クリーンギターとコーラスワークにかかるリバーブ、奥行きのある残響音、が生み出していると思う。
今作は、若干空間系のエフェクトが浅めで奥行きが感じられない。線の細い芯のある個々の音が重なり合う独特の響きが感じられない分、Iほどの緊張感に達していない、と感じる。
また、IとEMPIREでは、ディミニッシュコードの不安定な響きが緊張感を掻き立てるスパイスになっていた。今作は曲作りで、より緊張を与えるようなコードワークはあまり使用されていないように思う。続編として作っているから、Iと同様かそれ以上の緊張を期待するのだが、それは成功していない、と感じる。
過去作品の焼き直し的な作品ほど面白くないモノはないが、今作は決して二番煎じではない。ただ、肯定的な前向きな変化と受け止めてはいるものの、続編としての作品、という点では悩むところがあるなあ・・。
Kamiko 2006年11月18日(土)1時13分

この完成度で絶賛されないとしたら、クイーンズライクというバンドはかわいそうである.........。
デヴュー作から「PROMISED LAND」までは、誰にもわかるぐらいの完璧に近い成長であったと思うが、時流という悪魔の手によってまさかのクイーンズライクも、自分らしさを見失っていった........。
話は少しそれるが、再結成や再始動のバンドで、全盛期に匹敵するアルバムを作ったバンドは皆無であるが、それは当たり前のことで、だから解散や活動を休止したわけで、逆から考えれば納得がいく..........。
彼らが何故この作品を作ろうとしたのか.......ここに注目しなければ、彼らの凄さは理解できない。彼らがこれを本当の意味で口にするのかわからないが、きっと単純に昔に戻りたかったハズである。
その一つの方法論として、パート2という方法論を取ったと僕は分析する。
実にらしい作品である。緻密に計算されながら、物語はあくまでドラマティックに進行する.........。
こんな作品を作れるバンドが、他にいるだろうか..........。彼らの偉大さが、ホントにわかっているのだろうか..........。HR/HMファンなら、聞いて損なしである。
ヤング・ラジオ 2006年12月11日(月)23時40分

ヤング・ラジオさんのご意見、面白いですね..。聴き手の立場でなく、バンドの立場(!?)で聴いてみると、新たな発見があるかも知れません。アルバムテーマの一解釈は
「いかにして復讐の連鎖を断ち切るか」と考えていますが、同時にバンドにとってのテーマは「いかにして悪い流れを断ち切るか」です。皆さんがバンドの一メンバーだったらどうしますか? 少し、考えてみましょう...。
(2分後)ヒントをいくつか。一般論で言えば、どうしても激流へ反発したいなら巨大な堤防を構築するイメージの強大な力を加えない限り、場は動きません。クリス・デ・ガーモ脱退による「心の傷」が最大の難関であったと想像しますが、それ以外にも「周囲からの雑音をシャットアウトする」といったことも、大きな課題であったかも知れません。さて、激流への反発のエネルギー源とは何か?即ちバンドが自殺(=解散)を思いとどまり蟻地獄から這い上がれるか否かのきっかけとは何か?と言えば、バンドメンバーそれぞれが「『邪心』を完全に払拭出来るか否か」という内面の心の問題に行き着くのです。聴き手がパート1とパート2を比べてどう思うかとは全く無関係の問題です。
もう一度質問しましょう。あなたがバンドメンバーだったら、どんなアルバムを製作したでしょうか?

くりむそん 2006年12月16日(土)2時46分

“聴き込む"とか“Ⅰと同じモノとは期待できない"とか皆さん無理して気に入ってますけど、単純に一枚のアルバムとして聴いた場合、これそれほどいいアルバムでしょうか?全然知らない新人バンドが出したアルバムだとしたら、そんなに聴き込みますかねぇ?「そこそこ」としか思わないんじゃないでしょうか・・・。
“Ⅰ"は今聴いても興奮するアルバム。だけどこれを数年後も、繰り返して聴いているとは思えないです。
タヅヌ 2007年1月15日(月)5時33分

ニッキーとシスター・メアリー,ドクターXとのストーリーを歌詞にした歴史的名コンセプト・アルバム「OPERATION:MINDCRIME」の発表から18年の歳月を経た'06年に発表された続編。
プロデューサーはジェイソン・スレイター。
少々きつい言い方になるが、個人的には近年の彼らが良質の作品を残しているとは思えなかったので、この続編を作ることが過去の栄光に泥を塗ることになるのではないかとの不安があった。
しかし、結果的には続編という名に恥じない完成度を誇る作品に仕上がった。
本作のストーリーは前作において逮捕され過去の記憶を取り戻したニッキーが出所してくる場面から始まる。
物語の始まりを予感させ、聴く者の高揚感を高ぶらせるイントロ「FREIHEIT OUVERTURE」、「CONVICT」からストレートな疾走チューン「I'M AMERICAN」への流れはなかなか感動的。
サビのメロディが風変わりな「ONE FOOT IN HELL」、ジェフの伸びやかな歌唱が素晴らしい「HOSTAGE」、名盤「EMPIRE」時代のサウンドを想起させるリーダー・トラック「THE HANDS」の3曲は、コンパクトながらも多くのファンが彼らに望むであろうスタイルの好曲。
バック・コーラスとの掛け合いが印象的な「SPEED OF LIGHT」、スリリングな疾走感を伴う「SIGNS SAY GO」、ストリングスのサウンドがシンフォニックに彩る「RE-ARRANGE YOU」と続き、御大ロニー・ジェイムズ・ディオとの夢の共演を果たした「THE CHASE」と曲の中で目まぐるしく展開が変わる「MURDERER?」は本作のハイライト。
ダウナーな気分にさせる「CIRCLES」、聖歌的なパートも美しい「IF I COULD CHANGE IT ALL」、ヘヴィでありつつもメロディアスな「AN INTENTIONAL CONFRONTATION」、静と動とが同居したサウンドを聴かせる「A JUNKIE'S BLUES」、「カモン!カモン!」とのコーラスがキャッチーな「FEAR CITY SLIDE」、パメラ・ムーアとの美しいデュエットを聴かせる「ALL THE PROMISES」でエンディングを迎える。
殆どの曲で流麗なギター・ソロが聴けるのも嬉しい。
殺戮の聖典 2007年3月24日(土)19時6分

やはり聴けば聴くほど、楽しめるアルバムでした。
十分にメロディアスで、かと言って'80年代そのまんまな作風ではなく、18年後に相応しいバランスでつくられた作品という印象です。
流れ的にはドクターXを追い詰める(10)、(11)でピークを迎えた後、脳内彼女のメアリー相手に悶々と語らって、人生や愛についてクヨクヨ悩み続けるので、あまり盛り上がりませんが、エモーショナルなのでそれもまた味わいがあります。
感情表現などに関しては、今の方が深みが出ていて良いですね。
相変わらず映像の浮かんでくるような構成力も見事だし、『OPERATION: MINDCRIME』と並んで、傑作と呼べるだけのアルバムです。
うにぶ 2007年4月19日(木)0時53分

これ傑作でしょ?
DIO大好きな俺から見ても10曲めは、ここ最近御自分(DIO)の曲より良いと思う。
しかし、前回のSPEAKを超えている曲がないと思う。全体としては、1より上かなと。
あと、オペレーションマインド1に関してですが、リマスターよりリマスターしない前の方がギターのりフが良く聞こえて良いと思う。リマスターした時に帝都のボーカルを
より聞こえるように持ってきたような気がする。
かのん 2007年5月9日(水)2時20分

デフレパードのヒステリア、クイーンズライチのエンパイアは理解できない。
そのふたつはつまらない。アンルイスの遊女聴いてた方が良いと思うくらい。
かのん 2007年5月9日(水)2時26分

オペレーションⅠの続編というだけで特に期待もせずに聴きました。
凄くいいです、この作品。
私的にはHM的にどう躍進できるかで満足度は違ってくるんですが、(昔のような若さ溢れる勢いを感じられるかが一番重要でした)その部分が予想を裏切る素晴らしさで非常に興奮出来ました。本当によくぞ帰って来てくれた、という感じです。

サウンド面ではⅠと若干異なるけれど、こちらの方がシンプルかつダイナミックで現在聴きたい音だったから、とても気に入ってます。曲単位でⅠと印象がかぶる曲もあったりで当時の面影を引き継いでいるのも嬉しい。
QUEENSRYCHEの自伝のような構成も感慨深いものがあるし、ファンにとっては理屈抜きで嬉しいというか、名作なんじゃないでしょうか。

そういう自分はストーリーはあんまり追っかけないんで歌詞も適当に読んだだけでアレなんですが、音楽で全てを表現してますね、相変わらず凄い眼力と表現力だあ・・・と唸っております。

更にⅠよりも頭を使って考えることが増えて(与えられて)、普段あんまり見ないようにしている事(面倒臭い事)を突きつけられて、なかなか充実しました。
気が楽な音楽の方が好きだけど、やっぱりQUEENSRYCHEは貴重な存在だと痛感したり。
これから先もずっと聴いてそうです。
hiromushi 2007年5月17日(木)11時5分

最初聴いたときは全く頭に響いてこなかったんですけど、一月くらい時間を置いてから聴き返してみるとめっちゃ虜になりました!

OMⅠで聴けたような重々しくもキャッチーなギターリフや悶絶モノのギター・ソロが聴けないのがちょっと残念でした。
しかし、今回はコーラスとの掛け合いが凄いと思う!歌詞読みながら聴いてみて、やっと気づいた!
こんな風にニッキーの頭の中の葛藤を表現するなんて凄い。マーダラーなんてやばい!
ドンタコス 2007年6月3日(日)12時8分

OMの続編というのに相応しい内容。
ジェフ・テイトの歌唱についてはもう一言一言の重みが全く違う。
OM1とは魅力そのものの次元が異なっていると思うので、単純に比較する事は出来ないと思うが、こちらはバンドが、そしてジェフが年齢を重ねた事で、…まぁ何というか…、年齢の匂い、というか、大人になった雰囲気が一音一音、一言一言に漂っていると思う。
それでいてアグレッシブ!ディオ校長が絡んでくる中盤をピークとした緩急の付け方は本当に素晴らしい。
ある意味、完全にコントロールされた楽曲であるOM1より、ニッキーの"緊張感"とか"ドキドキ(っていう生易しいものではないが…)"、"悩み"のような、ある種のグチャグチャ感が上手く表現されているのではないかと思う。

絶賛という点については、多くの人が語っているところと同じになると思うが、個人的に気になった点としては、ギターソロの魅力が初期ライチよりも少々乏しいと思う。
先手先を読んだような、綿密に計算されたフレーズを交互に繰り出していく、例えばWalk in the Shadows、そういうギターソロがほとんど無いのが多少残念ではある。
マイク・ストーンのギターは正直、余り好みではない。
サウンドはかなりラフ…。でも迫力はあるから、まぁいいか。
1210mush 2007年7月8日(日)12時50分

Ⅰと比べると弱い、と個人的に思う。
でも最近の彼らのアルバムとは雲泥の差(TRIBEはまだマシだったが)。
やっと復活してきた感じ。
Dr.Strangelove 2007年7月12日(木)18時55分

押しなべて楽曲のレベルが高い。特に後半のたたみかけは凄いと思いました。
まぁⅠと比べると…の意見には同意してしまいますが、それでも裏切られていたファンの溜飲は下がることでしょう。
こうなると次のアルバムがどうなるのか凄く楽しみ。どの路線で行くのか…迷うことなく好きなようにやってほしいですね。
オカケン 2007年8月8日(水)0時19分

ギターの音が汚くない?ベースが引っ込み過ぎじゃない?唐突に曲始まるの、多くない?
静岡のきゅうちゃん 2009年5月4日(月)17時18分

ここ数作と比べると復活した感がありますね。Iに匹敵するとは言わないが名盤の部類に入るだろうし、まだこれだけのものがつくれるというバンドのポテンシャルをみせてくれたのがうれしい。
モブルールズ 2009年6月5日(金)8時33分

今更このバンドにヘヴィメタルをやる事なんて期待していない。
ただ、純粋にいい曲を作って欲しい。そう思って買ったこの1枚。

率直に言ってプロダクションが悪すぎる。音が分離しすぎてる。
バンド音楽の基本中の基本である「一体感」がない。

申し訳ないが、熱心なファン以外は手を出さない方がいい。
さみ 2010年4月9日(金)9時53分

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