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SABOTAGE / BLACK SABBATH
このアルバムは過小評価されている部類に入りますが、
「英国室内合唱団」を使う試みをした「Supertzar」や
「Hole In The Sky」、
「Symtom Of The Universe」といった曲は特に素晴らしいです。
「Megalomania」は重苦しいところからアップテンポに展開していく所は絶品です。
ギターの音も当時としては、かなりヘヴィです。
音の割れ具合もけっこうきてます。
HOLE IN THE SKY 、DON`T START(TOO LATE) からSYMPTOM OF UNIVERSE
と冒頭の三曲がムチャクチャよい。すごいスピード感、キレ。
あとの曲はどうでもよい。サバスって全曲すんげぇ100点のアルバムはないかわ
り、デビュー作から8枚めまでどのアルバムも3曲くらいすごくよい曲が必ず入って
いる。
これは聴かなきゃ。
THRILL OF IT ALL もよかったな。後半の天かけるような感じ、ヌケのよさ。
しかし冒頭の三曲はやっぱり「超えてる」。ぼくにとってハードロックという言葉がもつイメージに一番近い。
最高傑作はやっぱり「SABOTAGE」に訂正(^^;) 。8枚全部聴いたときの最初の印象でもこれが最高だったし。
私的には、サバスで1・2を争うアルバム。音密度の濃さ、
何かこう、鬼気迫る感じが最高!
オジーのボーカルって、サバス時代では前作、本作あたりが
一番充実してると思う。前作ではまだ"楽しんでレコーディングしてます"
って雰囲気があるけど、本作では"追い込まれているような"緊張感のある
ボーカルを聴かせてくれている。特にSymtom Of The Universeの後半や
THRILL OF IT ALL の前半は鳥肌モンだヨ。
聴かず嫌いはやめて、いっぺん聴いてみてよ。ホントに。
ヘヴィーなサウンドならこれで決まりでしょう。
DP LZ JP UH HP みんなこのアルバムには、かなわないよね。
またサバスのアルバムの中でも音質もけっこういい。
サウンド面ではやや劣る(ギターの音があまり良くない)が、隠れた名曲がたくさん入ってる素晴らしいアルバムです。
アルバム全体が一つの曲になってます。
サバス流プログレ。
へヴぃで (・∀・)イイヨイイヨー
泣きおやじ 2003年10月11日(土)22時54分
基本的に前作が代表傑作って言う方は多いですね。
でも、この作品は前作の実験的部分の拡大解釈版なので、
悪いわけないと思いますよ。
ただ、前作よりも時代の流れで売れなかったから、
評価が低いんだと思います。
とても、良いと断言(個人的に)!!
PS.泣きおやじさんへ
メルアドが消滅してしまったので、直接『ぷれこ☆ろっく』
で検索してメールくれれば嬉しいんですが・・・。
これも名盤だ、間違いない!一気に酔いがまわっちまう(笑)「THE WRIT」で昇天出来ます。
ちょっと思いついたのですが。
前後作(ブラッディーとテクニカル)は音が
結構乾いてる(ソリッド)なのに、
本作は何かこう、ヌメッとしていて
私の感性に会うのです。自分で勝手に
「エロチックサウンド」と命名しております。
意味不明御勘弁。
当然これも名盤といえるでしょう。これはオジー時代の中では特に思い入れが強いです。なぜならオジー時代で一番好きな「SYMPTOM OF THE UNIVERSE」が収録されているからです。それだけじゃなく「HOLE IN THE SKY」「MEGALOMANIA」など他にも良い曲たくさん入っているんですよね。
なぜこのアルバムが過小評価されているのか??この次の『TECHNICAL ECSTASY』は最近再評価されているようだけど、なぜかこのアルバムを語る人は少ないように思われる。非常に残念だ。このアルバムも再評価しましょ〜よ。
「SEVETH STAR」は未聴なんですが、他の全てのBLACK SABBATHの数多いスタジオ作品の中では一番この作品が好きだ。
A面にHole In The Sky、Symptom Of The Universe、Megalomaniaといった比較的有名な曲があり、勿論好きな曲ばかりだが、
B面のThe Thrill Of It All、Supertzar、Am I Going Insane(Radio)、The Writといういぶし銀の脇役のような曲の充実振りが半端じゃない。
Hole In The Skyが突然終わり、アコギインストのDon't Start(Too Late)が始まるのも非常にクールだ。
曲によっては、キャッチーな部分もあるが、そこに見え隠れする妖気・毒気・狂気といったモノを感じずにはいられない。
相変わらず、得点上がりませんね。
確かに、「アイアンマン」みたいな分かりやすい曲は無いですからねー。
「古代妄想狂」や「ザ・リット」のように病的な曲が私は好きなんですが。どちらも曲として
の投票も極低だし・・・。
私は、このアルバムをサバスの「リトマス試験紙」と考えています。
「1番好き」とまではいかなくても、正しくサバスを理解するには避けられないアルバムです。
他のアルバムに引けをとらず、地中奥深くでドロドロと渦舞いている、サバス・ワールドを
聞き分ける事が出来るかなー。特に「ザ・リット」あたりをね!
書き込み少ないですな。意外であり、ちょっと残念。
特に代表曲も無いし、誰もが認める超名盤とは言わないが、SABBATHにとって、HR/HMという音楽ジャンルにとって、非常に重要な存在のアルバムだ。80年代頃から広まったヘヴィメタルという特有の音楽からさらに細分化し、○○メタルというジャンルが確立、今日に至る根源は、少なからずこのアルバムの存在にあるとしか思えて仕方がない。
前作以上に高音域が増えたオジーのヴォーカル、さらに硬質でエッジの効いたトニーのギター、ビルとギーザーのリズムのうねり方を分けて聴いても、前作までのSABBATHとは少し違う、80年代以降に出てくる、数多くのへヴィメタルバンドに共通するものを感じずにはいられない。
「Symptom of the Universe」「The Writ」はいい例だろう。
しかしながら、勿論、そんな大袈裟な講釈なんか省いても充分に聴きごたえのあるSABBATHアルバムだから聴きましょう!!
何でこのアルバムが評価されていないのか、よく分かりません。
多くのスラッシュ・メタルのバンドが参考にしたのが、このアルバムの音だったのではないかと思うんですが、ポイント外れでしょうか?
確かに凄いアルバムだ!全曲良いのだがやはりハイライトは「THE WRIT」ではないでしょうか。オジーのVoにおいては「MEGLOMANIA」も素晴らしいのですが、
「THE WRIT」は最高です。この曲って一般的には難しいんですかね?曲の構成、メンバーのプレイ、怒り狂っているオジーのVo、等々凄い気迫ですよね。狂気的な前半も良いんですが後半のアコースティックの部分が最高です!
「MEGLOMANIA」の後半ものVoも驚異的です。このアルバムは間違い無く名盤でしょう!
エビフライ 2004年11月19日(金)12時54分
前作よりもさらに実験性の強い印象がある作品ですが、
クオリティは前作とほとんど変わらない高レヴェルを維持していると思います。
セールス的な失敗で不当な評価を受けているようですが、どう聴いても名盤です。
前半のSymptom Of The Universe、Megalomaniaはかなり好きな曲ですが、
全体的には後半の楽曲の方がより印象的です。
特にAm I Going Insane、The Writのある種病的な雰囲気を持つ2曲は素晴らしい出来。
ら〜しょん 2004年11月20日(土)0時23分
この頃になると随分垢抜けてきて奇妙に明るい曲もあったりしてサウンドの重さ自体はそれほどでもないのですが混濁した意識を反映するかのようなカオティックな雰囲気が充満しています。
楽曲一つ一つの持つ方向性がバラバラで良く言えばバラエティに富んでいるとも言えますが全体的なまとまりに欠けるような気もしますね、曲自体はどれも良い出来だと思いますが。
個人的にいわゆる "初期サバス" というのはこのアルバムまでではないかと思います。
夢想家・I 2004年12月14日(火)23時59分
MASTER OF REALITYからこのアルバムまでは本当に捨て曲が少ないが、このアルバム、全く捨て曲が無い。
1ST、2ST辺りで感じられる空気と7ST、8ST〜OZZYソロなどで感じられる空気の両方が感じられ、曲の出来が良いのはもちろん、OZZYのVoも凄まじい迫力があり正に全盛期といった感じだ。
だからといって初心者にはお勧めしないな〜、やっぱり最初は初期のなんというか濃いサバスを聴いてからの方がこのアルバムの魅力が分かりやすいと思います。個人的にはブラックサバスの中で1番好きなアルバムかもしれない。
で、こちらは意外とほめている人が多くないことに驚いた。
オジーの存在感、楽曲の良さ、スケール感の大きさ、そして荘厳なイメージ等、全てにおいて名盤であることを主張している。
そしてある意味非常にメタリックでさえあるように感じる。
正直言って、実は本作が1st〜6thの中では最も怖い気がする。
感性は人それぞれだが、このアルバムの評価の低さは非常に悔やまれる
Symptom Of The Universe、Megalomaniaの2曲が特に好きだが、その他の曲も無論素晴らしい
自分にとってはサバスの中で一番聞き込んだアルバムだ
名曲揃いの名作中の名作。
特に"Symptom of the Universe"が良い。
実に名盤。驚きました。オジーのヴォーカルも気合い入ってて良い。もっと若い時から聴いておけば良かった・・・。
なんといってもオジーの声がやばすぎ。
狂気むき出しですね。
名盤ですので、お金出して買ってください。
このアルバム意外と人気ないなあ。
パンテラもカヴァーしたHole In The Skyや,元祖スラッシュといえるSymptom Of The Universe,大作Megalomania,プログレっぽいThe Writなど名曲ぞろいなんだけど
これまでは1st〜3rdまでが最強! と思っていたんですが、
これはこれで物凄くヘヴィだということに気づいてから、
5thとこればっかり聴いてます。
オープニング3曲の流れの素晴らしさは言わずもがなですが、
それ以外の曲も全部名曲に聴こえますね〜。
他のアルバムに押され気味ですが、個人的にはこれが最高傑作。
凄いですよ、このアルバム。
だって名曲しか収録されていないんですから。
「Megalomania」と「The Writ」は9分を超える曲ですが、両方とも、9分という長さを感じさせません。
9分間、至高のサバスワールドを体感することができます。
しかし、よくこのようなアルバムを作ることができたなぁ。狂気に満ちていますよ、はっきり言って。怖すぎです。
小さい子供とかには絶対に聴かせることができないですね。
正に「狂気のアルバム」ですね。全編素晴らしい「サバスワールド」ですが
特に「発狂」から「ザリット」の流れが圧巻です。
「発狂」から狂人の笑い声に続いて「ザリット」のあまりにもいきなりの
オジーの狂気ヴォイスが炸裂する所なんかは鳥肌ものです。
しかも後半のアイオミ先生のアコースティックな部分も最高でオジーの
ヴォイスも神です。しかもサバスらしくビルとギーザーのリズム隊は
暴れまくっています。
バンドをやっている方々「ザリット」をコピーしてみませんか?
勿論「完コピ」です。て言うか「サバス」の全曲が「完コピ」出来たら
完璧な「プロ」として食って行けるでしょう。
エビフライ 2006年12月19日(火)10時5分
プログレっぽいサバス。
評価低いけどこのアルバム面白いよ。
捨て曲ないし名作と言っていいと思う。
Sabotage「破壊工作、破壊する」タイトルが示すとぅりのアルバムに仕上っていますね。聴けば聴くほど凄みが出てくるんですよ。voオジーさんも1st-5th以上の絶叫ボーカルを披露していますし楽曲の素晴らしさも過去のアルバムに惹けを取りません、、、。しかし初期の頃のようなギーザーさんの重爆低音とアイオミさんの曲を包み込むようなリフが抑え気味になっているようにも思います。多分タイトルが示す意味はオジーさんのボーカルの事じゃないかなと思うんですけど、、、「と個人的にはそう解釈しています」進化「神歌、神化」したサバスサウンドが堪能出来る非常に素晴らしいアルバムだと思います。
次第にガタガタになり始めたバンド内部のカオスがそのままサウンドに反映している。
このブルータルなサウンドはどうだ。1975年の段階でこんな音を聞かされては
のちのパンク・ムーブメントなど子供の遊びも同じだ。たしかに色々実験している
のは確かだが、バンドで主導権を握り始めたアイオミとそれをよしとしないオジーの
戦い(になっていないだろう、苛立ちか抵抗?)はかくも凄まじいサウンドを作り
出した。しかしこんな関係が長く続くはずもなく、メンバーはひたすらドラッグと
アルコールの世界に逃避していくのである。
このバンドの最高傑作です。
「ファストからドゥームまで多彩な曲調」「暗黒演出のインスト曲」「刺々しい音作り」
「躁鬱の激しい展開」「狂気の高笑い」「超テンションのハイトーンボーカル」
……本作のイメージをあげてみた。
なんともサバスらしい、お似合いの言葉ばかりだ。
だが、このキーワードは「BORN AGAIN」と同じではないか!?
勿論、聴けば「SABOTAGE」と「BORN AGAIN」はまるで違うが。
思うに「VOLUME4」「SABBATH BLOODY SABBATH」で数々の実験を経たバンドは
成果を踏まえつつ意識的に「サバスイメージ」に立ち帰ろうとしたのだろう。
つまり「サバス自身が再現したサバスらしさ」だ。
その'70年代版が「SABOTAGE」、'80年代版が「BORN AGAIN」だと思うのだ。
頭3曲に完全にノックアウト。重くてかっこよくて硬質なハードロックに圧倒され痺れます。
個人的には「メガロマニア」があんまり好きじゃないんで、少しテンションが下がりますが
最後を飾る「ザ・リット」まで聴き応えのある曲が並んでいます。オジーのテンションが
すごい@@。
ブラック・サバスを語る上で、このアルバムのプライオリティは低いかもしれない。店頭で
買うには、あのジャケットが恥ずかしい(笑)しかしハードロックの名盤だと思います。
音が荒々しい。リフの印象度が高い。印象的なリフにキャッチーな歌メロをのせるのが
HM/HRという音楽だが、それが奇跡的なレベルで表現されている。
バンドが燃え尽きる寸前の、独特の狂気がアルバムを覆っている。
曲自体の邪悪さ加減は過去最高レベル。オリジナルサバス最後の輝き!
この頃はお薬が最もグルングルンして、その結果がこのアルバムかなあって感じですね。
「誇大妄想狂」なんて普通の感覚じゃ作れないでしょ?
自分も聴くときにお薬決めたくなっちゃう(実際には勿論決めてませんよ)ような気にさせる、究極のドラッグアルバムでしょう。
コーラスが美しい「帝王序曲」や文字通り「発狂」なんて頭どうなちゃったの?と心配しちゃうようなナンバーですよね。
良く今でも生き永らえているよなあ。
期待しないで聴いてみたら凄まじい内容に衝撃を受けました。
お薬にドップリ漬かっていた時期ゆえか全編狂気に満ちてます。
それでいてメロディーはキャッチーでフックがあり、
叙情パートはうっとりしてしまうほど美しいです。
また、捨て曲がなく、最初から最後まで一気に聴けます。
とくに「Symptom of the Universe」「Megalomania」は
曲展開が素晴らしく、長尺ながらも全くそれを感じさせない名曲です。
美と狂気が濃縮された名盤ですね。もっと評価されて欲しい。
これね、実はすごく好きなんだけど発売当時、とにかくジャケがひどくて・・・・買わなかったなあ。
ビルワードのもっこり赤タイツに絶句。
とてもオリジナルアルバムとは思えない質の悪いコンピレーションのようなジャケのせいで正しい評価を未だにされてないんじゃないかなあ。
★★★★☆