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SOUND OVER MATTER / HEVEIN
フィンランド、ヘルシンキ出身のヴァイオリン、チェロ奏者を含む6人組。
名門SpineFormからのデビュー盤。Dark Lunacyのような印象を受けるが、
あそこまで過剰ではないし(曲に自然にヴァイオリンが絡む感じ)、
大きく異なる点はサビメロがキャッチーで良い、しかもクリーンヴォイスまで使い分けてくる。基本的にサビ以外はヘヴィーでザクザクしたリフでデスラッシュのような印象を受けました。歌も演奏も非常に安定している。
1〜3と6〜8の展開はデスヴォイス、ヴァイオリン、スラッシーのリフ、キャッチーなサビメロを特に上手く融合させていて本当に素晴らしいし。他にも4、5のようなミドルテンポの曲や9のような泣けるインスト、10はゴシックの要素を含んだ暗い曲など聞き所満載、これでデビュー盤とは思えません。是非聞いてほしいアルバムです。個人的にはかなり上位のアルバムです。
このバンドのチェロ担当はなんと元アポカリプティカのメンバーだったと思います。
なので、アポカリプティカのアグレッシヴな面が好きな人にも当然お勧めです。
ジャンルとしては最近出回っているメタル・コアのような感じもするけど、
そこにチェロとヴァイオリンの流麗なメロディが絡むところにオリジナリティを感じます。
これは日本盤だしてもおかしくないでしょう!?
kirin 2006年12月1日(金)21時18分