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VICTIM OF CHAINS / GRAVESTONE
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「ジャーマンメタル」ほどややこしい分類もないと思うのは、私だけじゃないハズ。
昔BURRN!別冊として刊行されていた「炎」という雑誌を久々に読み返したところ、その頃まだ大学生だった(現BURRN!構成員の)奥野氏の寄稿文があり、そこで彼が同じようなことを言ってるのを見つけました。
とりあえず私の場合、普段はHELLOWEENみたいなバンドを指す時しかこの言葉は使わないことにしています。
GRAVESTONE(墓石)という名の付いたこのバンド、ドイツ出身なので一応ジャーマンメタルになるんでしょう。でも時はHELLOWEEN登場以前、ジャーマンといってもACCEPTと同じく正統派HMを志すジャーマン。
本作はACCEPTの「BALLS TO THE WALL」が出た84年に同じく発表された1st。
SAXONのビフの声をレコードの回転数上げて甲高くしたような奇妙なヴォーカルが強烈な1曲目「FLY LIKE AN EAGLE」は名曲。
同じく心地良いスピードを伴って展開していく「SON OF THE FREEWAY」「FOR A GIRL」もたまらない。
一方ミドルテンポ系はどうなのかというと、地味ながらどれも印象的なフレーズを持ち、こちらも駄曲はなし。
このバンドはギターが特に素晴らしい。ソロタイムになると待ってましたとばかりに泣きを発するプレイは、正統派HMファンの琴線に触れまくる!力強く刻むリフも良い!
MATHIAS DIETHなるこのギタリストは後にU.D.O.に加入、持ち前のずば抜けたセンスで幾多の名曲を生み出しています。
最後に、奥野氏の寄稿文の話に戻りますが、彼はしっかりこのバンドの名前を出し、「好き」と言ってます。現在大学生の皆さん、こんなナイスなメタルファンにあなたもなって下さい/笑
推薦度:★★★☆
ガイアナ 2006年4月5日(水)20時42分

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