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THE IMAGINARY DIRECTION OF TIME / WINDS
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2004年発表の2nd。

Hellhammerが参加しているという事で、ブラックメタルの要素だったり
豪速ブラストが入っているというイメージがあるかもしれませんが、意外なことに
上質で耽美なゴシックメタルをやっております。

メロディは陰鬱さよりもむしろ悲劇性が強く、それを少しナルシスティックなヴォーカルが
歌い上げると正に悲劇のヒーローになったような感じで気持ち良く酔えます(笑)
また、弦楽カルテットが生音で入っていて、底の深い叙情性を演出しています。
しかし、それにも増して素晴らしいのはAndy Winterのピアノ。
クラシック・ピアノのソロアルバムも出しているこの人、ARCTURUSの
Sverd辺りと比肩するセンスの持ち主だと確信してます。
それだけだとあまりメタルっぽい感じはしませんが、ちゃんとクラシカルな泣きの
リードフレーズやヘヴィなリフが入っているのも嬉しい所ですね。

ただ、テンションが一定してる感じがあって決め曲に欠けるきらいがあるのと、
リードフレーズと比べるとリフがいまいちなのは少しマイナスかもしれません。
勿論、それを差し引いても質の高いアルバムである事は間違いないのですが…
やっぱり一曲くらいは抜けてキャッチーな曲が欲しかったかも。
Usher-to-the-ETHER 2006年4月19日(水)15時35分

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