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太陽の中の生活 / THE BACK HORN
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シングル3曲を含む、メジャー5作目。
だいぶ"ヒカリ"の要素が増えてきた、というか表に出てきたどこか清々しさ
さえ感じる、成長著しい会心作。ドロドロとした鬱屈を体内で沸騰
させ、その熱で圧倒した初期に対し随分とコミュニケーションが上手くなった。
泣き喚くだけだった赤ん坊が言葉をおぼえた、と言った方が分り易いかな。

前作の製作中頃までは、ギターの菅波がブレインとして暴走してそれを
メンバーがガッチリ支える感じだったが、今回は4人の足並みが揃い、やっと
"バンド感"が出てきた。

曲としては、1〜3は勢いがあり心地良く、4・5はとてもポップで美しい。
ドラム松田の語り?が大フィーチャーされた独特な空気感の6(これはこれで楽しめ
る)、歪みまくったベースがうなる昭和歌謡風味の彼等流ブルーズの7。
シングルとなった8はイントロが足され、テンションの高いバンドサウンドが痛快。
9は哀愁メロが印象的なハードロック。かっこいい。
ボーカル山田の詞世界に癒される10、ある種の普遍性さえ滲む11は
やはり染みる。

い〜い作品ですよ。ホントに。
帰ってきた男 2006年4月23日(日)1時23分

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