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EPITOME OF ILLUSIONS / LIMBONIC ART
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98年に発表された、1st以前のデモのリ・レコーディング盤。

このバンドの出現でブラックメタルの進化は打ち止めになった、という旨の記事を見た事があったが、聴いてみて納得した。これは「メロディック・ブラック」と言うより、「シンフォニック・ブラック」と言うより、何と言うか「ブラック・シンフォニー」であって、シンセサイザーが装飾の立場を越えている。というか、こっちがメインになっている。ここまでやると、ブラックメタルという騒がしい人間性を統べる神の旋律とでも言いたくなるし、だからこそギャラクシー・ブラックという呼称はぴったりだと思った。ブラックメタルの矜持がメロディによって、これ以上ないほどに蹂躙されていると思う。
加えてドラムが全て打ち込みであるがこれは、バンド解散後にMorfeusが結成したDIMENSION F3Hを聴いていくと、辿り着く先はメタルライブ会場ではなくダンスフロアというか、ブラストビート・レイブ・ミュージックではないのかとすら思えてくる。それくらいメタルの味わいが薄い。

冗長な部分は多いとはいえこれは、人間同士の戦争すら温かみを覚えてしまうほどの、神の手による人類浄化・惑星浄化音楽である。一曲目のイントロを聴いて私が想起したのは、YESの「Close to the Edge」だった。無論あんな複雑な音楽ではないが、壮大さは比肩している。
mokusatu 2006年4月24日(月)4時35分

3rd持ってるのにボックス買ってしまったんですが(笑)、これが一番好きかもしれません。

デモの再レコーディングということで、デモの雰囲気を出すためにわざとスタジオに
こもる時間を短くしラフな録音をしたらしいですがそれが上手く作用しているように思います。
バンドの音や打ち込みドラムの音が大きすぎない為、その分キーボードが良く聴こえます。
本当にバンドサウンドよりキーボードメインの音楽…普通のメタルファンが聴いたら
どういう反応するんだろう?ともかく美しい音世界なので、意外にはまってしまうかも。
メロや音色自体の華やかさは2ndの方が上だと思いますが、聴いてて気持ちいいのはこっち。
特に大作「BLACK HEART'S NIRVANA」は素晴らしい名曲です。
Usher-to-the-ETHER 2006年6月9日(金)21時29分

LIMBONIC ARTの名盤はこの作品だと思います、再録とはいえデモの曲だけあってブラック度が高いです。1st程無駄に長くなくストレートで聴き易さもあり、メロディーも素晴らしい。
特に6曲目のBLACK HEART'S NIRVANAはかなりの名曲、良い意味であまりLIMBONIC ARTらしくないです。鬱ブラック好きな人とか絶対気に入りますよ、この曲だけの為に買っても絶対損しないので、騙されたと思って聴いてみてください。
・x・ 2007年4月12日(木)2時12分

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