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SIEGE PERILOUS / KAMELOT
ロイ・S・カーン加入後の最初のアルバムにして、バンドとしては3rdにあたるアルバム。
聴いた最初の印象は、「CONCEPTIONみたいだな〜」でした。若干ハスキーながら妙な色気を秘めたロイの歌唱が、ダークな曲調の正統HM曲に乗る、というスタイルはまさにCONCEPTIONそのもの。そして受けた印象でもっとも共通してたのは、「楽曲の方向性も演奏も曲の質も高くVoも上手いのに、これといった曲が無い」という点でした。そう、ダークでミドルテンポの曲調がずと続くため、単調になりがちで何度も聴く魅力に乏しかったんです。
その後のアルバム『THE FOURTH LEGACY』『KARMA』での充実ぶりに最近聴き直しているんですが、じわじわと効いてくるアルバムだなーと再認識。確かに「これだっ!!」っていうキラーチューンはないんですが、逆にアルバムとしての統一感はあります。近2作と比べるとやや物足りない感もありますが、現在に至るまでの過程を知ることが出来る意味では聴いて損はしない1枚だと思います。
KAMELOTで唯一持っているアルバム。それも何故か「KARMA」発売当時に購入という何とも異例?のパターン。
ただ、このアルバムを最初に聴いてしまったが為に名盤とされている「KARMA」に未だに手を出せないでいるだなー。
Voが私好みでないのもあるし、曲も単調極まりない。(これはCONCEPTIONの「PARALLEL〜」でも同じ感想)
いくらこの後のアルバムの評価が高くても、2,500円を出して買う勇気がわいてこないのが現状。
あー、買う順番を誤ったが為に名盤を一つ闇に葬り去ろうとしている自分に何とも言えない歯痒さを感じてしまうのである。
このアルバムは印象薄かったんですが、Once a Dreamは大好きです。あと、live盤のThe Expeditionが出てから「あ、Millenniumも良い曲だったんだなあ」と。聴きこむと他の曲も結構良いんですけどね。この後のアルバムから大化けしたし、これ聴くんだったらConception聴こうって思っちゃうんで、なかなか聴きこむ機会もないんですよね。
Khanがまだ曲作りに関わっていない上に、何故か半端にConceptionっぽい作曲をしてしまったために、印象に薄い仕上がりになったんじゃないでしょうか?
あとは上の29さんと同じだなあ・・・。すごく良いこと言ってますね。
>かわちさん、まだ他のアルバム買ってないですか?買ってないなら、すごく損ですよ!
この後のアルバムは別次元で、特に最近2枚(Karma,Epica)は素晴らしい!長くHM/HRを聴いていますが、その中でも特筆すべき存在です。Epicaにはこの手のバンドの一つの完成型を見た気がします。
来月のライブが死ぬほど楽しみです。
中古CDショップで600円という破格の値段で売っていたので即購入しました。
このときは「EPICA」が発売されて間もない頃でメタル初心者の私が買おうかどうか迷っていたときにカーンのヴォーカルを一度聴いてみようと思っていたのですが、カーンの歌声はかわちさんとは逆で、ヴォーカルが気に入ったので、「EPICA」を買いました。
もし、この時の出会いが無かったらKAMELOTとは出会わなかったかもしれません。
本題に入りますが、このアルバムを聴いたときはヴォーカルは良いものの、どの曲も平均的で「これだっ!」というキラー・チューンがなかったと思います。
しかしながら、完成度は高く、メタル初心者の私にとって、非常に聴きやすいアルバムでした。
確かにこのアルバム、「EPICA」や「KARMA」に比べると
インパクトに欠けているような気がします。
悪くはないんでしょうが、やっぱりコレっていうものがないような感じで、
アルバム全体が流れてしまっているような気がします。
しかしながら、現在に至るまでの基盤となっているような音楽性は認められますよね。
そう思って聴いてみるとKAMEROTの成長が古い(←って言っても大昔ではないけど)、
ちょっと前のアルバムを聴くことで分かる・・・そんな一枚かな?
1998年。トーマス・ヤングブラッド率いるKAMELOTの3作目。このアルバム制作直前に元CONCEPTIONのシンガー、ロイ・S・カーンを一本釣りでバンドに迎え入れることができたのはトーマス一世一代のファインプレーだったが、本作ではまだその真価は発揮されていない。曲も悪くないものの、ここぞという盛り上がりに欠ける。この時期にアメリカでこのようなメタル・アルバムを作っていたということだけが評価できる。KAMELOT or ロイ・カーンの作品は全部揃えていたいというコレクター向けの作品と言っていいかも。
ロイ・カーンを迎え制作された3rd
幾度の曲が完成されてからの加入だけに雇われシンガー的なニュアンスを感じさせるが
バンドが示すドラマティックな世界観を表現出来ることの出来るシンガーの加入は喜ばしいことであり、次作には大いに期待を寄せられましたね、①のようなスケールの大きな一代叙情詩をしっかりと歌い上げる姿に興奮したものです。コンセプション時代の彼に思い入れのない僕でも今作のパフォーマンスには惹きつけられましたね。
正統派のHM/HRに興味のある方は一聴の価値はあるかと思います
ロイ・カーンを迎え制作された3rd
幾度の曲が完成されてからの加入だけに雇われシンガー的なニュアンスを感じさせるが
バンドが示すドラマティックな世界観を表現出来ることの出来るシンガーの加入は喜ばしいことであり、次作には大いに期待を寄せられましたね、①のようなスケールの大きな一代叙情詩をしっかりと歌い上げる姿に興奮したものです。コンセプション時代の彼に思い入れのない僕でも今作のパフォーマンスには惹きつけられましたね。
正統派のHM/HRに興味のある方は一聴の価値はあるかと思います