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GRAVITY / ANEKDOTEN
アネクドテン待望の4作目にして、個人的最高傑作。
ついに彼らの一つの武器だったチェロを捨てて、大胆にもオルガンやヴィブラフォンの導入が目立つ意欲作で、完全な脱クリムゾンにより彼らのオリジナリティが確立したといってもいいだろう。それにより、陰鬱や悲哀という今までの彼ら特有のサウンドから、奥行きある宇宙を想像させるようなサウンドと部分的にサイケデッリク色を帯びたサウンドが新たな音楽性の提示、挑戦と進化が伺える。もちろんメロトロンは健在で、今まで以上にそれの効果を発揮させている。
曲としての個人的なお気に入りはは①②⑥⑧で上記で述べたような新たなる彼らの音世界を味わえる。
ちなみに結構聴きこんで思ったのが、この作品の音楽性はプログレというよりオルタナ的のように感じられる。