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FATE OF NATIONS / ROBERT PLANT
ペイジ・プラント結成前に出した、プラントのソロアルバム。
一曲目からツェッペリンの“カシミール"をよりハードにした曲からはじまり
我々、ファンを狂喜させました。
あれほど、過去のツェップのような曲は作らないと豪語していた男の見事なまでの
変貌です。
多少、心は中近東に向いてたのかな、と思ってしまう曲が多いといえば、多いかも。
いいなあ。
「MANIC〜」と較べてグッとHRっぽさは減ったけど、単純にポップになったかというとそんなんじゃない。
雄大でエモーショナルというかスピリチュアルというか大人のロックですね。
余裕と貫禄と色気のあるゆったりした音に身をまかせるのもいいですよ。
93年発売の6thアルバム。
基本的には前作の延長線上の作りですが、上記の方の仰るとおりハードさは後退してよりディープな
中近東風サウンドを展開していますね。この時点ではまだまだエレクトニックな雰囲気も感じられて
モロ、アコースティックな方向へ進むとは思ってもみませんでしたよ。非常にプラント節を発揮した
歌声は好きな方にとってはたまらない1枚かと思います。
ハードロック的暗さ、重さ、激しさは無いが、ポップというわけでもない。
中近東の雰囲気を漂わせつつ、ゆったりと、しっとりとした仕上がりはまさに大人のロックですね。
若干抑え気味に歌うロバートのヴォーカルは妖艶で味わい深い。
帝王序曲 2004年11月16日(火)23時35分
中古で420円しかしていなかったのですが、全然イイアルバムでした。
激しさは無いけど、どこに向かうのか分からないカンジのなんか彷徨う雰囲気が出てて聴いててポワーんとしました。
聴き応えは確かにあります。