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これ、伊藤政則がやった「the glory of british rock」っていうシリーズの一つとして国内盤で出されたらしく
それなら知名度も、解説にはマイナーと書いてあるけど、さぞかし有るんだろうと思って
登録する前に検索して調べてみたら・・・・・・三人しかレビューしてない。す、好きなんだけどなあ。
邦題の「我が王国よ」ってのも良いじゃないですか。

僕がハードロックに求めている野蛮さは皆無ですが、まず歌のメロディが抜群に良い。
ポップ感が強いんですが切なく、胸を締め付ける。力強く、儚く歌います。
それに、ただ単調なだけでもなく若干凝った、しかし捻くれた印象を全く与えない歌。
そしてそれを支える楽器ですが、「適当にやった」とは絶対に思わせない綿密すぎるアレンジ。
しかも「歌のための伴奏」に終わることなく、間奏もしっかりと凝っている。展開も当然します。
「地味」というのが一般的な言われ方だそうですが、違うんです。ちょっと「華やか」じゃないだけなんです。ちょっとです。いやホントに。
野崎 2006年6月4日(日)2時19分

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