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V / FATE
15年振りの新作ということで、期待と不安が半々でしたが・・・
これが予想を裏切る(?)力作になっています。
1991年の前作『SCRATCH'N'SNIFF』の流れを汲むサウンドではあるけど、初期のポップさは控えめになっており、ハードでカッコイイHRを聴かせてくれます。
ギターは前作のマティアス・エクルンド(FREAK KITCHEN)ではなくソレン・ホフなる人物に交代。
前任者ほど派手ではないけど、タッピング系のメロディアスなソロを随所で聴かせています。
ヴォーカルは前作と同じ人ですが、歌い方がかなり変貌しています。
前作では中・低音域中心のナチュラルな歌声だったのが、高音域も駆使したストロングな唱法になっています。
(クセのある高音がちょっとウド・ダークシュナイダーっぽい?)
初期の北欧らしい透明感あるハード・ポップなサウンドも好きだけど、これはこれで非常に好感の持てる、力のこもった見事な復活作です。
このアルバムは、もはや前作までのMelodic Rockという範疇では語れない、もう殆どいわゆる正統派と言っていいような、甘さを感じさせない、強烈な一枚になったと思います。
僕もやっぱりVoの豹変振りに驚きました。新しいバンド、新たな出発と言う感じで接したほうが、はるかに楽しめそうです。オープニングから強烈。祝復活。
ホントいいアルバムです!
前作から年相応に円熟味が増してるって感じでしょうか。
ギターはマティアスでなくても十分だと思います。
一度聴いたら忘れないメロディ満載です。
久しぶりに出た新作。かなりかっこよい。メロディアスであり、初期よりはメタルしている。完璧に近い。ギターもマティアスには一歩譲るが、かなりのテクニシャン。タッピングに関しては、レブ・ビーチより凄いかもしれない。