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SILENCE / A.C.T
プログレッシヴ!メロディアス!
リリカル!メランコリック!ポップ!
とにかく素晴らしい!
オープニングからラストの組曲(9曲構成)まで
とにかく飽きさせません。
特に今回自分としてツボだったのは
70〜80年代エッセンスがあちこちに散りばめられていること。
楽曲のセンスがバツグンなんです!!!
2006年、4th。アクト初体験です。
何度聴いても新鮮です。
熱が醒めて、客観的に聴けるようになっても、感動が薄れないのが信じられません。
現代において、ここまで汚れていないバンドがいる事が不思議でならない。
男性でありながら非常に女性的、性を超越した芸術的音楽・・・このバンドのイメージはそんなところです。
古典的なロックをモダンなアレンジで聴かせてくれる素敵なバンド。
プログレといってもテクニックに固執したタイプではなく、耳障りの良いメロディを重視しています。(演奏はとてもしっかりしています)
メロディ重視とはいっても、凡庸なメロスピバンドと違い確固たる個性を持っているのが魅力ですね。
一言で言うとドリームシアターに大幅にポップ的な要素を入れたようなバンドです。
とはいえ、今作は前作に比べてLAST EPICに比べてハードになった気がしますね。
しかも、オレの大好きな哀愁叙情要素も増えた気がします。最高!!!
とはいえ、相変わらずの楽曲の幅広さ、さりげなく変拍子を挿入したりなどの演奏技術の確かさ(いやぁ、まじうまいですよこのバンド)と、曲の起伏。すばらしいアルバムだと思います。
cd2nd 2006年12月1日(金)22時18分
3rdの方が曲は良いと思いますが、作品全体としてはこっちのほうが断然いいです。物語の語り手のようなボーカルが不思議な感覚を醸し出します。
メロディアスでキャッチーでポップでテクニカルでプログレ風味もある傑作。
前作以上か?と問われれば即答は難しいが、それに比肩し得る名盤だと思う。
ハードポップな①やアイロニカルな歌詞に美し過ぎるメロディが乗る⑥などの前半部はカラフルだし、
たったの二週間で書き上げたとは思えない程の完成度を誇る組曲⑫〜⑳が成す後半部の緊張感も捨てがたい。
やはり、ボーナス・トラックを中間に配置した彼らの意向から窺えるように、これは二枚組みと思って聴くのが正しいのだと思う。
一粒で二度美味しいとはまさに此の事なり。
まーもう何か、こういう素晴らしい作品作って頂いて
ありがとうございますといいたくなる名盤。
哀愁たっぷりだし、ポップでキャッチーで聴きやすいし、
もう理屈ぬきですべての人に勧めたくなるよ!
優しさが半端ないですね。聞いてると心が温まります。プログレ要素も入ってて大満足の1枚。