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THE DIARIST / DARK LUNACY
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3rdアルバム。
これは凄いです。

生弦楽の出番が前作よりも少ないですが、アグレッシブになりました。
リフなんかもしっかりして前作でメタルサウンドが物足りなかったと思った人もこれならいけるのでは。
それでもバンドの本質であるシアトリカルで耽美な雰囲気も
うまい具合のKEYやコーラスで損なわれていません。
シンフォニックにしすぎないところがまた良い。

全部好きですが、特に①③⑩⑪が好きで、全体的に前作よりも聴きやすいと思います。
こんな曲、このバンドじゃないと聴けないです。
日本盤を出すべきだ。
ペレストロイカ 2006年7月16日(日)16時34分

DARK LUNACY初遭遇。
その前までで見せていた側面はまったく知らないけど、
本作の全編にちりばめたロシアン要素の巧みな融合は面白い。
緩急のタイミングがまさに絶妙の一言。
主体はデスボイスだけど、これがまったく苦にならない(もう慣れただけかな・・)。
特に、Hearth Of Leningradのラストは、哀愁とデスボイスが融合したひとつの結果。
ここまで美しく解決するデスボイスは聴いたことない。
Motherlandの最後のオーケストラは卑怯(^^。最初は唐突過ぎる印象を受けるけど、
しかし、この融合も見事というよりほかない。
変拍子、テンポチェンジも絶妙。まさに筆舌に尽くしがたい出来です。
個人的に、心に深く刻み込まれた作品です。
olbaid 2006年7月20日(木)3時43分

前作ほどのとっつきやすさは無いものの素晴らしい作品。
管弦がごそっと抜けた分、より濃ゆい、より生々しいまでのDark Lunacyらしさが感じられます。
アグレッシヴになったのも○。デスヴォイスもこの界隈では最高峰のクオリティです。絶望感がたまらないですね。後半にキラーチューンを据えてあるのも非常に美味しい。2006年作上位に食い込んでくることは間違いありません。

そうは言うものの前作並みの管弦が入ってれば宇宙盤認定だったのにオシス・・・
最強診断士 2006年7月26日(水)20時17分

哀のメロデス極まる。
買った甲斐があった。
というか躊躇せずにもっと早く買えば良かった。

2ndはもちろん好きだが、それとは違ったアプローチのこっちも是非聴いてもらいたい。
ユキヒ 2006年8月31日(木)20時31分

弦楽器が無くとも、リフが哭いてる。

メロデスの超強烈盤。
ボドムっ子 2006年9月16日(土)19時7分

2ndも良いが明らかにこっちの方が曲が良いと思います。
聴きやすくなってとっつきやすくなった印象です。
個人的には⑤がお気に入り。
desuka 2006年9月19日(火)12時43分

個人的に生弦が好きくないので、前作聞いた時は「全部ギターでやってくんねぇかなぁ・・・」と思ってたら

マジでやってくれたでやんの。

このバンドのメロディとアレンジのセンスの良さは周知のとおりなんで駄作ができるわけはなかったんですが、コレはマジで凄い暗黒泣き美メロデス。楽曲の盛り上げ方なんかも凄く上手くて、ほとんどの曲の後半の展開が凄いことになってます。
今年のベストアルバム候補かも。
J尾崎 2006年10月22日(日)12時33分

6月ごろ買ったんすけど、最初は?だったけど聴いていくうちによさがわかってきたような気がする

今月日本版でるんですね ボートラないみたいだからま、いっか
ホイラシキレア 2006年12月11日(月)18時59分

いいアルバムには違いない。ただここで言いたいのは曲の良し悪しじゃなくてスタイル。

弦系が抜けたのは正直がっかり。だってダークルナシーしか知らないんだもの、あそこまでやってくれるの。個人的には興味が薄れた。
panda 2006年12月22日(金)19時24分

管弦が抜けたぐらいで興味のなくなるバンドではないですね
おそらく今回はぜんさくよりもギターリフを意識したからそうなったんでしょ
管弦はかれらのもちあじなのでまた復活させますよ!
私は前作と同じくらいいやそれ以上に好きです!
SUFFOCATION 2006年12月31日(日)14時39分

以前より第二次世界大戦時におけるドイツ軍の侵攻によって受けたソ連国内の悲劇を紹介してきた彼らであったが、今作では最も凄惨を極めたとされるレニングラード包囲戦を題材にしたコンセプトアルバムを発表してきた。
全体を覆う重苦しさはドイツ軍に包囲されて補給路を断たれ、極寒と飢餓と戦火によって膨大な死者を出したレニングラードの900日を連想させるもので、聴く者は胸を掻き毟られるような思いをする。
ロシア民謡や赤ん坊の泣き声や機関銃の音、神々しい合唱隊の挿入も悲壮感により拍車を掛けている。
しかし圧巻なのはDREAM THEATERの「Metropolis Pt.2」を彷彿とさせる怒濤の展開力で、「Snowdrifts」からラストまで描かれる絶望の絵巻図ともいうべき流れは、冬の間ラドガ湖上を渡ったとされる氷上列車が暴走し、暗黒の時代を駆け抜けていくかのようである。
やがて迎える死は決して安らかなものではない。
しかし苦しみと絶望から解放されてようやく訪れる死は癒しや美にも似ており、それは「Heart Of Leningrad」に代表されるような悲哀の旋律によって奏でられている。
人の命が枯葉のように翻弄される時代を知り、2度と戦争を繰り返してはならないという思いを抱いた。
人々はこうした史実に決して目を背けてはならない。
これまでの集大成ともいえるこの3rdアルバムでロシア路線は終止符を打つとの事だが、次作に彼らがどのような作品を作ってくるのか今から非常に楽しみだ。
ゆうにゃん 2007年1月5日(金)20時53分

かなり音楽性を気に入ってしまったので、、、
2006のベストアルバムに投票させていただきました^ ^;
次も買うだろうな。。。

イオロス 2007年1月5日(金)22時48分

僕もイオロスさんと同じく彼らの音楽にどっぷりハマってしまいました。
ベストアルバムに選出しました。

何度聴いても飽きない。
その度に胸を掻き毟られます。
初老 2007年1月14日(日)13時27分

音楽だけでも(´;ω;`)
歌詞見たら号泣。・゜・(ノД`)・゜・。
ボス・キリスト 2007年1月14日(日)14時9分

ここのレビューなどで賞賛されつつも、弦楽が減ったと聞き不安でしたが、
確かに弦楽はほぼ無くなってしまったが、哀しみに満ちた強烈なリフが素晴らしい。
疾走曲もバランスよく散りばめられてダレない、個人的にIN FLAMESの新譜よりこっちのが全然良かった。

極上の慟哭デスメタル、かなりよさ気。
ロシアンテイストな作風は一旦終わりらしいけど、それでも次作がとても楽しみです。
カズチン 2007年1月14日(日)23時34分

普段デスメタルを聴かないワタクシめが、「これは愛聴盤となる予感〜」と思った1枚。
楽曲のメリハリ、コンセプトアルバムとしてのまとまり、表現すべき内容を著わした歌詞、展開、どれもが極上。
ちなみに、この作品をデスヴォイス以外で歌っても面白くない作品になっていたと思う。ここで表現されているのは、まさに「慟哭の叫び」。デスヴォイスの中に深い哀しみを感じた。
ふぁうすと 2007年1月20日(土)11時55分

話題になっていたので購入しました。

アグレッシヴでありつつも、まるで映画音楽のような美しいメロディが目立つサウンドと、哀しみのデスヴォイスの絡みが素晴らしい。
メロデスとゴシックを理想的な形で融合に成功していますね。
全編に散りばめられたロシアン要素もこのバンドならではの味をだしています。
また歌詞は、第二次大戦中に起こった900日におよぶレニングラードでの悲劇を書いています。
ドイツ軍に包囲されたレニングラード市は、ロシアの圧倒的な寒さと飢えにより、
一説によると市民だけで100万人以上の死者をだしたとされ、とくに酷い時期では、死人の肉を食らう凄惨な光景が市内のどこでも見られたといいます。
そのような地獄のような市内の中で生きたある女性の物語。徴兵され戻ってこない夫、そして地獄の中で死んでいく我が子。

そして、ドイツ人であった彼女は・・・。


以前から名前は知っていましたが、こんな素晴らしい曲を書くバンドとは思いませんでした。是非旧作も集めたいですね。
寝坊メタル 2007年1月22日(月)9時2分

昔からのファンというものはバンドが変化すると「こんなの、俺の知っている○○ではない!」「もうこのバンドは終わった…」などと嘆くことがよくあるみたいですが、変化の前を知らず変化後からそのバンドに触れた人間は、作品が優れていれば、過去の亡霊に取り憑かれることなくその作品を受け入れることが多いように思います(どちらの聴き手が聴き手としてあるべきか、ということではありません。念のため。私も古くからこだわりのあるバンドに対しては、前者の態度を取ってしまうことがあります)。

私はこの作品で初めてこのバンドの音楽に触れました。素晴らしいの一言です。

この作品をきっかけに、これ以前の作品も少し聴いてみました。

あくまで昔の曲は試聴したレベルでの話ですが、私はむしろ弦楽四重奏的なサウンドが無い今のこのバンドの音の方が断然好きです。

あくまで「以前」に馴染みのない「新参者」の感想ですが、入れるのであればこのバンドの重い音にはヴァイオリン1~2本の細い音ではなく(昔からのファンの方には申し訳ないのですが、正直、昔の曲は弦楽が少し浮いている気がしました)、今回の新作で所々聴かれるようなオーケストラ的な厚めの弦の音(ほとんどシンセのようですけども)やコーラスを入れた方が合うと思いました。そして、仮にその手のサウンドが加わらなかったとしても、このバンドは十分「深さ」「哀しさ」を醸し出せる素晴らしいバンドであるということが、今回の新作に表れているように感じました。

本当に良いアルバムですね。メンバーがこのアルバムリリース後少し変わったそうですが、この先も楽しみなバンドであることに変わりはありません。

まーしゃる 2007年1月23日(火)8時31分

これは凄い。5曲目が始まったとき、椅子からずり落ちそうになった。
ここまでの美しい旋律をアルバム1枚丸ごと散りばめることが出来るメロデスバンドって、今思い当たらない。所謂「メロデス」バンドに慣れてきた今の自分の耳に、これだけ鮮烈な印象を与えるバンドがあることに驚いている。
セールス的にそれほどHM/HRチャートを賑わしていないのは、きっと単に知られていないから。日本でこれが売れないわけが無い。
IN FKAMESやSENTENCED、SOILWORK、OPETH、DARK TRANQUILLITY、KARMA、ARCH ENEMYなどが好きな方はもちろん、もうちょっと間口を広げてゴシック好きな方にも勧める事が出来る。
デス声を受け入れることが出来、メロディー重視の方には一度試してもらいたい音だと思う。

セッキージョーダン 2007年3月3日(土)0時19分

イタリアのバンドながら、ロシアの心が詰まっています。デスヴォイスで歌うボーカルの表現力があと一歩かなという気がしますが、全体を透徹する哀しい空気がたまらない。女性ボーカルが歌う「Snowdrifts」が良いですね。
インコマン 2007年3月22日(木)22時11分

角ばったギターリフは曲の輪郭が掴み易く、僕のようなメタル人間には断然嬉しい。
やや一辺倒だけどオールデス声で、結構ブルータルで嬉しいです。
イタリアはデスメタルバンドが極端に少ないというか、表に出て来ないだけなのかも
知れませんが、こういった日本人の感覚で酔える天下無敵デスメタルバンドが、もっと
出て来て欲しい。
メロディへの親近感は北欧のメロデス勢にも湧くけれど、これはそれを軽く通り越して
鮮烈・激烈・崇高に胸に響くものがありました・・・。これがロシアの薄灰黒美か。




hiromushi 2007年4月5日(木)23時28分

前作も良かったですが今作の方が良いですね。
程よいシンフォニックさになり曲のバランス(疾走、ミドル)も絶妙です。
昨年聞いていたら、ベスト3候補でしたね。
この手のジャンル(メロデス系)ってメロスピと同様自分の中では飽和状態となっていて、もう新しいバンドの発掘をあまりしていませんでしたけどまだあるんですねぇ。
イタリアってもっとこてこてのイメージでしたけどまた見方が変わりますね。
メタルン 2007年5月3日(木)10時7分

ドラマティック・メロデスの傑作と言って良いんじゃないでしょうか。
コンセプトやアートワークからもう哀愁が漂っていて、たまりません。
最初はデス声の表現や女性シンガーの声のタイプ等が、歌詞とあまり合ってないような印象だったのですが、何度か聴いているうちに気にならなくなってきました。十分、感情が伝わってきます。
ところで私のイメージだと、少なくとも(7)までに子供が亡くなり、(10)までに夫が捕虜になるか殺されるかし、(11)で日記の作者であるドイツ人女性がスパイ容疑で殺される…みたいな印象だったんですが、(11)「THE FAREWELL SONG」の対訳の一人称は「俺」なんですよね。デス声のところはみんな兵士の心象なのかなぁ…。
戦争の悲劇を表現するのに、やはりメタルという音楽形態は非常に合っているなと改めて感じた作品でした。メロデスもまだまだ面白いですね。
うにぶ 2007年5月24日(木)23時54分

最初から最後まで文句なしの傑作アルバム。
ゴシック好きな人は聞いてください
アバン先生は2度死ぬ 2007年8月10日(金)11時9分

弦楽器隊がいなくなって打ち込みになった(多分)けど
曲の出来栄えは限りなく向上してると思われますw
音質もすごく良くなってます♪

しゅがー 2007年9月6日(木)16時26分

灰色ロシア世界をモノクロ冬枯れ美が疾走する。ブラストまでいかぬ十分な疾走感、エモサビに走らぬ劇的曲作り。重厚なザクザクギターと、随所に耽美な美旋律。本当に素敵です。今作が好みだったので、弦楽隊のいる前作も買ってみたのですが、個人的にはこちらが好み。名盤。
こうかい 2007年10月14日(日)16時59分

DARK LUNACYは本作品しか持っていませんが、初めて聴いたときは結構、衝撃受けました。元々、ゴシック系はあまり許容範囲でないので、でも評判よいし、聴かず嫌いもどうかと思いなから当時、御茶ノ水のHM館でさかんにプッシュしてたのも手伝って、購入。。
みなさんが気に入るのも納得の出来で、悲哀・哀愁が全編通して感じながらも、そこそこ疾走もしてて、思いがけない展開もあったりして、かなり満足感でおなか一杯のアルバムです。今年度のベストではないけど、それに値しそうな感じです。
メロ好きデス 2007年10月19日(金)0時8分

この時期に聴くとさらにいいですね。
重いギターとヴォーカルの慟哭が創り出す雰囲気はすばらしい。
4曲目の赤ちゃんの泣き声がなければ本当に完璧なアルバムです(笑)。
これだけは苦手でした…。
18.75% 2007年12月13日(木)14時0分

Auroraの荘厳なコーラスからザクザクした音のギターへの流れは何度聞いても鳥肌が立ちます。デス声もかなり質が高いです。南の島に住んでる僕ですが、このアルバム聞いてると、吐く息が白くなります。
いわお・しまぶくろ 2007年12月20日(木)9時48分

ジャケットからして、悲壮感と哀愁が漂いまくりのアルバム。曲自体の完成度はさることながら、アルバムとしても非常にまとまった感のある作品に仕上がってると思います。
個人的トップ3は、1 Aurora、2 Motherland、3 Snowdrifts。4曲目の赤ちゃんの声はどうも受け付けません・・・


esah.t 2007年12月26日(水)0時33分

レビューを見て評価が高いので買って見ましたが。大当たりですね!!!!
いわゆるコンセプトアルバムは苦手だったのですが、初めてすんなり聴けました。
ラプソディやラビリンスまで行っちゃうと聴いてて疲れますが、ギリギリのラインの
シンフォニックでとても聴きやすいです。哀愁、泣きのメロデスが確立されましたね
ぽこ丸 2008年7月19日(土)16時28分

僕は、ゴシック聞くと身構えてしまう癖がある。
HR/HMというジャンルの中でも、どちらかというと苦手な方に入ってしまう。
しかし、好きなバンドも数は少ないが存在する。

このバンドも多分にその要素を含んではいるけど、それらを無視してもメロディック・デスの一枚としては、この作品非常に出来がいい。
哀愁の旋律たっぷりで、かなり琴線を刺激してくる充実の内容である。
この手が苦手な人にも、十分理解できるドラマティックなサウンドは、一聴の価値はある。
これは、いい。メロデスが好きな人は、必聴である。

ヤングラジオ 2009年4月22日(水)17時2分

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