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DEGGIAL / THERION
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日本で不評になったらしいが、ヨーロッパでは好評。
やはり名盤だと思いますが、確かに二つの問題点がある。
まず全体的に散漫な印象が拭えなく、やや統一感が欠けている。
また、バンドの変動期と重なっているせいか、
クリストフェルの音楽に独善的な匂いがしなくもない。

聞き込みが必要な曲満載ですが、個人的な超名曲SHIP OF LUNAは素晴らしい。
そして最後の大曲も非常に味がある。
聞き終わって胸が温かくなるメタルアルバムってそうそうないもんね。
メタルより、クラシックに興味のある人なら楽しめると思う。

最近のDVDを見たら、この頃のライブで結構演奏されていますよね。このアルバムの曲は。ファンならこれをチャンスに再チャレンジしてみていかが。

紫星 2006年7月20日(木)7時35分

ファンの評価が分かれる中期THERIONの作品の中でも、取り分け不人気らしい'00年発表の
この7thアルバムだが、個人的には結構お気に入りの1枚だったりする。
その理由はハッキリしていて、アルバム全編が、壮大且つ優雅なオーケストラ・サウンドに埋め尽くされた分、緊張感や
攻撃性に鈍りの感じられた『VOVIN』や『SECRET OF THE RUNES』に比べ、今回はクリスティアン・ニエマン(G)の
加入効果か、全体的にGサウンドが前に出て来ていて、楽曲にヘヴィ・メタル然としたエッジが戻って来ているから。
5th『THELI』以前の作風が復活したわけじゃないが、要所に配された、IRON MAIDEN風のリフをフィーチュアした
ドラマチックな②、本編随一のアグレッションを発散するタイトル・トラック⑥、BLIND GUARADIANのハンズィ・キアシュが
リードVoを執る⑨のようなヘヴィ・メタリックな楽曲が、アルバムの流れに起伏を生み出すと同時に
全体のテンションを高める働きをしていて、聴き進めてもダレることが殆どない。
勿論、生楽器の使用により、一層、音色に深みを増したオーケストラ・サウンドや、格調高いオペラVoといった要素を
有効活用した、美しくも物悲しいバラード④や、ラストを劇的に締め括るクラシックの名曲
⑪(OZZY OSBURNEやPRETTY MAIDSで有名)を収録するなど、従来のクラシカル路線の追求にも余念はない。
“WILD HUNT"のような分かり易い決め曲に欠けるため、一聴した印象は地味かもしれないが、この完成度の高さは流石だ。
火薬バカ一代 2007年10月29日(月)22時8分

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