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FIGHTING FOR THE EARTH / WARRIOR
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音楽評論家の伊藤氏をして、「バッドカンパニー通じる間合いの美学」
と言わしめたが、確かに隙間の多い楽曲が多い。LAメタルの最後発であり、
LAメタルの締めとなった感がする。同時期に登場したマリスはいまいちだった。
方向性としては、典型的なメタル路線だが、一筋縄ではいかない。

1曲目はド迫力のヘヴィメタルソングで、このアルバムの
タイトルトラックであり、もっともインパクトが強い。
それ以外の楽曲も全て秀逸で、どれも何度聴いても飽きのこない
ものになっている。

ボーカルは、知る人ぞ知るペリー・マッカーティで、申し分ない。
ライナーノーツで伊藤氏も評論しているが、作品の主題としては、
ペリーの存在感を全面に押し出そうとしている。
ラス前の8曲目は、ボーカルのみの楽曲(曲というより、語りに
近い)という珍しいものだ。

しかし、私がインパクトを受けたのは、そのボーカルよりギターだ。
ツインリードなのだが、その内の一人がトミーアサカワという
日系ギタリストで、彼の放つメロディが、日本人の琴線を
くすぐる非常にナイーブなものだ。

同じ日系ギタリストで、当時UFOの在籍していた、アトミック・
トミー・Mがいるが、タイプこそ違え、そのギターソロの
組み立ては両者とも非常にツボを心得た、魅力のあるものだ。

サウンドプロダクションも◎。

発売当時は、B誌でも輸入盤として紹介され、その後日本盤の
アナログ、CD両方リリースされたが、極めて影が薄かったように
思う。

同じLAメタルのIOCNに比べると、若干叙情性に欠けるかもしれないが、
その分ギターワークでかなり叙情性をカバーしている。
cozy_ima 2006年7月30日(日)0時49分

FIFTH ANGELにちょっと近い感じ、北米大陸から来た欧州的正統派。近未来風コスチュームもなんのその、サウンドは非常にオーセンティックでドラマティック。そして、長尺ではなくて、とってもコンパクトで、それで居てインパクトが強い曲がいっぱい入っています。

パラモア・マカーティーさんのハスキーでよく伸びる声が印象的。アサカワさんのつぼを押さえた、まさにcozyさんの仰る「間」を非常に大切にしたプレーが見事と思います。最近、LPを買ってしまいました。やっぱり、いい・・・
KUZU 2006年9月8日(金)22時56分

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