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NO SWEAT / NO SWEAT
90年に、デフレパードのジョーエリオットの肝いりで登場したバンド。
当時、デフレパードの各メンバーが、色々後続バンドの支援をしていたが、
このNO SWEAT はその中で、もっとも光っていた。
というか、この1STアルバムは、ハードロック史上に残すべき名作である。
残念ながら、彼らはこの1STのみを残して、その後の活動はなかったようだ。
内容はというと、これはもう堂々たるブリテッシュハードロックである。
これが新人バンド?と思わせるような、ベテラン顔負けの本格派である。
かといって、ベテラン特有の退屈な曲は全くなく、全曲はつらつとした
新人ならではの勢いで溢れかえっている。
1曲目の完成度は、完璧である。アルバム中、もっともインパクトがあり、
ハードロック史上に、その名を残しておきたい万人に聴いて欲しいナンバーだ。
そこから間髪入れず入る2曲目は衝撃的だ。
個別の楽曲評価は、「この曲を聴け!」にまかせるとして、
プロデューサーは、あのキースオルセンで、サウンドプロダクションも
申し分ない。
知らない間にこのアルバム(バンド)が登録されていてちょっと驚きでした。
今では嗜好が変わってほとんど聴いていませんでしたが、当時は随所に漂う清涼感が堪らなく好きでした。
パンチ力の弱さととコーラス部に多少の注文はあるものの、それを補って余りあるメロディセンスは逸品です。
基本的にはブリテッシュですが、米でも売れてるLEPSがからんでいるせいもあるのかないのか、特に③などはBON JOVIなどに歌って欲しいナンバーだと思います。
①はもちろん、④なども自分にとってはかなり好みの曲です。
有名バンドの凡作を聴く位なら、この作品の方がよっぽど秀作ですので是非聴いて欲しいと思います。
サウンドが洗練されすぎていると思うが名盤です。