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COMPANY OF WOLVES / COMPANY OF WOLVES
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90年リリースされた、彼らのファーストアルバム。
当時シンデレラのマネージャーが発掘したということで話題になった。
サウンドは、一言で言えばヘヴィでメロディアスな初期エアロスミス
といったところか。

彼らの特徴は、その骨太のサウンドにある。とにかくドラムが素晴らしい。
寸分違わないであろう、正確なリズムキープを、目いっぱい感情を込めて
叩き出している、という感じだ。
特に、3曲目、5曲目、6曲目といった比較的アップテンポなナンバー
では、その力量がいかんなく発揮されている。

ロックンロールバンドでこれほどリズムが充実しているバンドは珍しい。
思い起こせば、本家のシンデレラも、LONG COLD WINTERでは、コージー
パウエルを招き入れて、タイトなリズムにこだわったが、このCompany of Wolves
の場合は、シンデレラのようにとってつけたような感じではなく、
そのタイトさ、ソリッドさが、完全に板についている。
もはや新人バンドの域をとうに超えて、ベテランバンドでもなかなか
出せない味を出している。

もう一点、注目しておきたい点は、そのメロディの充実度である。
4曲目が耳を引くナンバーであることもそうだが、やはり一番の注目は、
9曲目のMY SHIPだ。
このどこかで聴いたことがあるような、日本人好みのナンバーをそつなく
こなす辺り、思わず、ニヤリとしてしまう。
多分、アルバム中、もっとも印象度が高いと思う。

個々の楽曲評価は、この曲を聴け!に譲るとして、プロデューサーは
あのジェフグリックスマンだ。
にしても、90年前後に、あまりに良いバンド群が多く埋もれて
しまったものだ。確かに、80年代より加速度的に新人バンドは
登場したが。
cozy_ima 2006年8月1日(火)23時10分

ちなみに邦題は、どっちがバンド名なのか紛らわしいけど「ワイルド・ウルフ」。どっしり腰の据わった、いかにもの正統アメリカンHR。同時期乱出したLAメタルの残党みたいにチャラチャラしてはおりませぬ。だからメタルの出来損ないみたいな音は決して出しません。かと言って同じ東海岸のBON JOVIのような欧州風哀愁メロもなく、CINDERELLAのようにブルースに傾倒してもいない。ニューヨーク出身なのにサザンロック的であったりカントリーっぽさを漂わせています。そんなピュア・アメリカンHRをこよなく愛する貴方、中古で見つけたら即買いです!
MK-OVERDRIVE 2008年8月22日(金)19時23分

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