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OVERDOING / TOKYO YANKEES
日本の硬派一徹メタルバンドの92年作品(ちなみにEXC-009)。これぞまさしくメロディックスピードメタルの名盤(!?)です。といってもARCH ENEMYのように直線的なリードギターでぐいぐい引っ張っていくような感じでもなければ、ハロウィンのようないわゆる“ジャーマンメタル"の型にはまるものでもない。80年代のスラッシュメタル張りのリフの鋭い刻みを大切にしており、曲構成も正統派なドラマティックなものだ。言うなれば最初から最後までズラリとスピードチューンが並んでいるが、その1曲1曲に美しい緩急があるという感じか。国内でオーセンティック・パワー・メタルバンドの醍醐味を味わいたいならまずはこの1枚だ。
ファーストよりも梅村さんのヴォーカルがかなり太くなり、説得力がましている。
ただ、楽曲が、ツー・バス多用のスピード・ナンバーばかりなので、バラエティという面では今ひとつだが、あの時期の勢いを考えると、この構成こそ正解という感じがする。
ブラウンストーンさんの評価にもう一つ加えるとすれば、基本的にYANKEESはSODOMまで重くならないMOTORHEAD直系のへヴィ・ロックン・ロール・バンドなのである。
ゴリゴリサウンドが特徴的な私の大好きな国内バンドです。音質が少々こもっている気がしますがそれほど問題ではありません。あとベースの音がやけにでかいです。しかし曲が全部かっこいいです。このバンドではこれが一番お薦めです。
銀ピカジャケが一際目立つYANKEESで1番好きなアルバム。
LIVE曲である「BIG GAME」が初っ端から血っ気をそそり、「DRUGSTORE COWBOY」で体内の血が沸騰します。
ゴリラ軍団と名乗るだけあって迫力が凄く、ベースがガンガン効いてるのも好みの味。
梅村さんの怪しい英語は聴いてるとクセになるし荒山のアニキは熱いし弥無危異寿魂はまさに異色で独特。