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D.C.COOPER / D.C.COOPER
1998年発表のファーストソロアルバムで、ロイヤルハント脱退のきっかけになった。ロイヤルハントは新しいボーカルとしてアーテンションのジョン・ウェストを加入させたが、ウェストは2足の草鞋となった。一方クーパーはこのソロアルバムをきっかけに自らのバンド、サイレントフォースを始動させる。さてこの作品の内容ですが、素晴らしいの一言です。ロイヤルハントで出来なかった、メロディアスハード路線を突っ走った、叙情性のある作品に仕上がった。それもそのはず、参加したメンバーのほとんどがドイツのメロディアスハードバンドのピンククリーム69だからである。あとはコンセプションのギターリストで捨て曲が無く、どちらかというと本家のハントよりこちらのほうが好きである。しかし、サイレントフォースではそれ以上の作品を立て続けに発表している。
このアルバムはいいなぁ…。何かしら新鮮な驚きがあった。
レベルが高い作品なので、もっと話題になっても良かった気がする。
いい曲が多いし歌も演奏も安定していて、大いに楽しめる内容である。
興味が湧いた方は是非聴いてみてください。
さすが、デニス・ワード。ここでも活躍している。最近のデニスのプロデュースぶりは
保証付だ。PC69も、現在はメロディアスハード路線で頑張っている。しかし、デニス
ワードは新たにメロディアスバンド、キメラのボーカルも兼任している為、多忙であると
予想される。さて、この作品の内容ですが、ロイヤルハントとは、路線が違う為、ハント
を期待していると肩透かしを食らう。どちらかというと、現在のPC69に近い。それも
当たり前で、メンバーのほとんどがPC69である。しかもリードマンまでゲスト参加。
ここまでクオリティーが高い作品なのに、話題にならなかったのが不思議だ。たしかに
クーパーの声質や歌いまわしには個性があり、好みが分れる。結局、ハントは、ジョンを
ボーカルに迎えつつも、成功したとは思えない。クーパー在籍時が頂点だっただろう。