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A MATTER OF LIFE AND DEATH / IRON MAIDEN
国内盤を待てず、しかもDVD付きが欲しかったので我慢できず輸入盤を購入しました。昨日買ってずっと聴いてるのですが今回はホントに複雑です。今回は今までになく1曲1曲の情報量が多いので聴き終わるたびグッタリしますが、また聴きたくなります。今のところ①、②、④、⑤、⑧、⑩あたりがいい感じです。
作品の雰囲気はXファクターやDANCE OF DEATHを思わせる所もありますが、また別物だと思います。。とにかく音作りといい、楽曲といいヘヴイでダークなのですがそのヘヴイさやダークさってのがいわゆるヘヴイメタルのそれとはもはや違うものなのでそれを求める人にとっては受け入れられないかもしれません。
個人的にはスティーブのBASSが久々に目立っている点と、ニコのドラミングが迫力満点な点は嬉しいです。ブルースも有り得ないほどのカリスマを発揮してます。
ただ、ギターの絡みは前作に比べると地味になった感じが多少・・・。特にヤニックの影が薄いなあって・・・。あと、ちょっとアレンジが前2作に比べると雑なとこが多少あるかなあ・・・。前作のパッシエンデールみたいな綿密なアレンジが今回はそれほどなされてない・・・。制作のスピードが速かったってエイドリアンも言ってたけど、そういうのも関係してるのかも。それでもライブで演奏されたらまた感じ方も変わるかもしれないけど。
とにかく今回は今までの作品以上に賛否両論が起こりそうな予感(すでに起こってるか。)。このページも荒らしとかでヒドイことにならなきゃいいですけど。
暗さや、キャッチー要素(美味しいメロディのリフレイン等)が無い度で、Xファクターを抜いた感じです。
これがもしボーカルがブレイズだったらと考えると背筋が凍りますな!
初見でライブ受けしそうなのは、1、4、9、ギリギリ10、というところですか。
どうでもいいけどジャケットの絵と音楽内容が合ってないような、、、
要!聞き込みです。そして次はぜひブルース版のバーチャルイレブンをお願いしたい!
(あのアルバムって曲は最高だと思うんですけどね)
2、3、も良い曲ですね^^
まだ買ったばかりで、3回ぐらいしか聴いていません。近作の印象を踏襲しています。今のところ、どうしても前半の記憶の方が強いです。
なぜかと言うと、長尺な曲ばかりで、後半になると疲れて集中力が切れてしまうからです。1回目は寝不足も手伝い不覚にも眠ってしまった。
まず、所謂「速い曲」はないです。スティーヴのベースで静かに幕を開け、ギターのリフ、ブルースの歌が入って徐々に盛り上がり、その後の
展開が二転三転、同じようなフレーズが所々繰り返されつつ、また静かに幕を閉じる . . . 、といった曲ばかりです。
一般には「情報量」が多いとか言われています。確かに、この各曲のながれを全部記憶するには、一体何年かかることやら . . . 。
ただし、曲を構成する1コ1コのパートは決して悪くないですよ。如何にもメイデン節です。それが大量につなぎ合わされているワケです。
それから、確かに今回はニコの働きが評価されていますね(作曲はしてませんが)。変幻自在な複雑な曲展開を見事にコントロールして
いるんじゃないですか。インタビュー記事によると、スティーヴとも大してケンカすることなく、上手くコトが運んだようですしね。
個人的には、もっとイントロからグイグイ引っ張って欲しいんですけどねぇ。中盤の盛り上げは安心して聴いていられるだけに、「つかみ」
にも、もっと力を入れてもらえたら . . . と思えてしまう。どうもこの傾向は「FEAR OF THE DARK」あたりから慢性的に続いている
ように感じます。
今回のツアーでは、本作品から全曲演奏したいというご希望もお持ちみたいです。「それはちょっと . . . 」と思わず身を引いてしまいそうです。
ライヴ受けしそうな曲は、せいぜい①「DIFFERENT WORLD」、④「THE PILGRIM」ぐらいじゃないかと思います。
そうは言いつつも、四半世紀にわたって第1線で活躍しているその姿は敬服に値します。最近では若いファン(私の息子とか)が着実に増えて
いるとも聞いています。まあ、あとは時間が許す限り、聴き込むしかないですな。10曲目まで辿り着けるかどうかが、正直言って不安です。
「B誌」の評価は予想通り高得点ですが、それよりも、これから皆さんから寄せられる感想文の方が興味深いです。
賛否両論あるようだ。
個人的な意見として、ブルース復帰以降の最高傑作だと思う。私にとって前作「DANCE OF DEATH」は、短い曲はどれもメロディが彼らにしては凡庸、長い曲はメロディは悪くないものの、無意味とも思える長いインスト〜たいした展開のないまま間延びしていく楽曲・・・。という印象だった。それでも何度も聴きこむうちにだんだん好きにはなっていった。
今作は初めてCDプレーヤーにいれた時から最高だと感じた。前作と違い、メロディが桁違いに良い。長い曲はMAIDEN節炸裂のかっこいい展開だし、反復するメロディも感動を徐々に盛り上げていく。全ての音が「意味のあるもの」としてそこにあると思う。よって70分以上あるアルバムで長い曲が多いが、全く苦痛を感じることもなく、最後まで聴ける。
個人個人で感じ方は違うと思うが、私は「FEAR OF THE DARK以前の高揚感・緊張感がやっと戻ってきた!」と勝手に思っている。実にIRON MAIDENらしいアルバムだ。
やたらX FACTORに似てる気がして仕方が無い。
X FACTORもしっかり音を入れ込めばこれくらいのアルバムにはなったろうに。
ブレイブニューワールド一番好きな俺ですが、こいつはいいです。
メイデンらしい湿ったメロディが減ったって聞いてたけど、別にそんなことない
と思います。70分くらいあるアルバムだけど、個人的に長いと感じることは
ないです。ダークでいいメロディが随所に見られて、あのメイデンの
独特の雰囲気に入り込みたい人にとってはこのコンセプトアルバムっぽい作品は、かなりいいものじゃないか、
と買い控えしてた俺は思います。買ってよかったyo!!
ただ、速い曲はほとんどないので、昔の勢いあるメイデンが好きな人には向かないかも。大作好きなら買って損はないと思います。
(・ω・) 2006年9月10日(日)21時17分
何の問題もない傑作である。
これを傑作と言わずして、どのような作品を傑作と言うのか。
聴きこまなければ理解できない作品では決してない。一聴して即座に魅力的なメロディの奔流に圧倒され、終わるとまた聴きたくなる。聴きこめば聴きこむほどさらに良くなってくる。
本作には過去のメイデンの全てが凝縮されているが、単にそれだけでなくそこからさらに一歩進んでいる。現在進行形で進化している。
正直、(ライヴ盤を除き)8作目以降は「非常に良いのだが、アルバムトータルとして7作目以前の作品群を超えていない」というふうに評価していた。それでも「他のバンドの作品より遥かに好き」だし、変わりつつある彼等に対し「仕方がない」との諦念にも似た感想を抱いていた。とはいえさすがに8作目と10作目は厳しかったが。
前作にしても、ギターにエッジが戻りツインリードが魅力的な楽曲がいくつかあったことは嬉しかったが、メロディの良く言えば「ラフ」「ライヴ感溢れる」点、つまり悪く言うと「単純」さは完全に改善されていないように思え、それが少し残念だった。
しかし、ここにきて本作のような作品が発表されるとは。
私が思うに、あえて似た作風の作品を挙げるとすると6作目が挙げられる。しかし、楽曲構成の複雑さ、にもかかわらずグイグイと聴き手を引っ張っていくメロディの魅力は6作目を凌ぐ。
いずれにせよ、1作目から7作目までの傑作群に比肩する、あるいはそれらを凌駕するのが本作である。重ねて言うが、疑いようもない傑作だ。
う〜ん。相変わらず、ずーっとコレ聴いてるんだけど、やっぱりメイデン凄いですわ。これも傑作。僕は最高傑作は「SOMEWHERE IN TIME」と「DANCE OF DEATH」だと思いつづけてきたんだけど、コレも負けてはいない・・・。↑でギターの絡みが地味とか書いたけど、もちろんその印象はあんまり変わらないのだけど、全体に感じられる濃いメイデンワールドの強烈さにもう正直どうでも良くなってきた。
最近はこの作品を「DANCE OF DEATH」と建て続けに聴いています。とても強烈です!多少疲れるけど(苦笑)。
皆さんの仰る通り聴き込まないと評価できないアルバム
自分もまだ評価できるほど聞き込んでないのですが第一印象としてFEAR OF THE DARK
以前の雰囲気が戻ってきた感じを受けた エイドリアンスミスの本領発揮なのか?
いぜれにしても悪い印象はない 聴き込めば化ける可能性多いにあり
ただメロディーはちょっと弱いかもしれない
俺も聴きこまなくてもメイデン節がすぐに心に染み渡ってきた。
書き込み少ないからまた書いてもいいよね(笑)
最近車でも部屋でもこれしかかけてないけど、飽きない。
無理して聴き込もうとするより、自然に流しておいた方が、
このアルバムを最初にあまり評価してない人にとっては
その評価が変わるのが早いんじゃないかと思う。
the longest days はライブ受けすると思うけどなあ。サビでみんなコーラス。
ほんとに、これを聴けないって人は、メイデンに何を求めてるのか。
俺には懐古意識が強すぎて受け入れたくない、という考えしか想像できないなあ。
このアルバム通して一貫した
相変わらず不穏かつ独特のリフ、メロディはやはり、アイアンメイデンそのものだよ。
とりあえず一通り聴いてみました。
いつもの美旋律ギターフレーズはないのが個人的に残念。
でもギターリフや曲構成は相変わらずメイデン節が出ています。
最近のメイデンの方向性を良く表してる作品だと思います。
あと今回はニコとブルースが目立ってますね。彼らあっての今作品です。
まだ聴き込んでないのでまた感想が変わるかもしれませんが。
素晴らしいです。
連続投稿すみません。
今回のアルバムは傑作です。
とにかくメロディが良い。
前作を踏襲した形ではあるものの、前作よりメロディが良く、引き込まれます。
武道館\と追加公演の国際フォーラム、どちらも参戦いたします!!
ギター3人編成での、まずもっての完成形を見て取れる名盤ではないかと思います。今後のアイアンメイデンの展開に期待を抱かせる密度の高い作品としてまとめられていると感じました。個人的には、7枚目までに見られたファストナンバーが2曲位入っていると、より大満足ではあるのですが、望みすぎかと思っています。今秋のライブが楽しみです。
いいアルバムです。前作もそうですが、80年代とは違うのに実にメイデンらしい作品
です。まだ聴きこんでない人は勿論、数回聴いて気に入った人も、もっと聞き込んでみて。理解しにくい人でも、歌詞をじっくり読んで聴いてみると、割と簡単に感情移入できるアルバムですよ。
大作中心だが、ダルさを感じさせない傑作。
falco 2006年9月17日(日)23時46分
ドクトル的には文句なしに傑作です。
好きなんですよねぇ〜、こういう長尺ソングで最後にメインテーマに還っていくような展開のさせ方…(遠い目)。
何か旅にでも出てるような感覚…(バカ)。
また今作の長尺ソングはいちいちメインテーマの旋律が魅力的。
悶えるなぁ〜。
あえて、注文つけるなら、
①や④のような勢い系の曲が「ACES HIGH」や「THE TROOPER」「THE EVIL THAT MEN DO」級なら100点でしたが。
いや、①④もいいんですけどね。
メイデン・レベルで見れば、過去の同系曲よりはちょいテンション落ちますので…。
このアルバムを評して、プログレッシブというキーワードがよく使われていますが、その言葉が持つイメージほど難しくありません。
身を任せていれば自然と悶絶できる、極上の悶絶メロディーが蠢いている…そんな傑作です。
いやー、さすがですね。いつもどおりメイデン節が炸裂してます笑
確かにBrave〜に近い雰囲気でてますね。マンネリになりそうでマンネリにならないところが、さすがメイデンです(笑)
ブルース復活後、6人編成の最高傑作ですね。戦記という日本題もばっちりです。
ただ、やっぱりケビン・シャーリーの音が今だに好きになれない。
ドリームシアターには合ってるけども、エアロだメイデンだには合ってない気がする。
これが、「Seventhson〜」とか、「Powerslave」とかのサウンド
をもっと近代化した感じだったら、メイデン史上最高傑作にしてもよかったかも・・。
僕はCDは6人編成以後しか持っておらず
それ以前はベストに頼るという
おいおいソレでメイデン語ってくれるなよ
という輩であるが、あえて言わせて頂きたい。
間違いなくコレは名作です
まず僕なりなりの意見を…
プログレッシブか…否
情報量は多いか…否
メンバーですら「メイデンぽくない」と言ってしまう今作
しかしどうだろう?
6人編成1枚目はダークでいて長尺はホントに聴くのに苦労した
2枚目はどうか、楽曲にバラエティーがあるが散漫な感じをうける
今作は確かに、5分以内の曲は①のみである
だが他の曲は`長い'と言う印象だけでは語る事は出来ない
その曲も聴いた瞬間「これはメイデンでしょ」といえる音であり
どこから聴いてもTHIS IS IRON MAIDENとしか言えない作品なのである
似非ファンが何を戯言を!!と思われている貴方
では、貴方に問いましょう。
IRON MAIDENとはどんなバンドですか??
色々言葉を紡いでいくでしょう
しかし、その答えは概念論でしかないでしょう
ならば僕が答えましょう
このアルバムと聴いて下さい
貴方の言う概念の99%はココに表現されています
国内版発売日から毎日聴いてます。
飽きないですね。
大作中心ですが全くダレません。
とにかくブルースがすごいことになってます。
これからが円熟期なのだろうか・・・。
間違いなく6人編成になってからの最高傑作です。
上記の方々の言うとおり、今作は間違いなく名盤です。
ブルースの歌唱力はさらに深みを帯びていて、聴いていて
大変心地いいし、メイデン特有のリフや、それによるドラマ
チックな楽曲は大変すばらしいです。ニコは曲作りには参加
していないものの、力強いドラミングを聞かせてくれるし、
エイドリアンとブルースによるメロディのキャッチーさは
つぼを押さえてます。誇りと威厳に満ちた名盤です。
非常にすばらしいです。
DVDが字幕なしといったこともあってか、国内盤を購入。(特にライナーや対訳に興味があったわけではないですが…)
かなりの頻度で聴いてます。
上の皆様方が既に言われてますが、ダークで大作中心、そこまで疲れる感じも受けませんでした。
どこを切ってもメイデン節炸裂ですかね。
ここまで大御所バンドになれば少し手を抜いてもよさそうなもんですが、100パーセント全快で楽曲に取り組む姿勢は本当にすばらしいですね。
まだまだやれるといった、貫禄を見せ付けてます。
今年のベストアルバム候補に入りそうです。
HM界の重鎮・IRON MAIDENの14th。
六人編成になってから三作目。
MAIDEN史上最もプログレ度が高い。
何つっても曲長いし。
10曲中7曲が6分オーバー。
しかも、曲展開が複雑で二・三回聴いたくらいでは全てを掴むのは不可能。
要聴き込み。
最初に通して聴いた時は「アレ?」って思ってしまった。
サーっと聴き流した程度では残るものは皆無に近い。
①のお約束のアップテンポの曲くらいか。
アルバム中唯一分かりやすいシンプルな曲。
では、「駄作か?」と言えばそうじゃないと思う。
まず、サウンドが最高に良い。
ドラム・ベースを前面に押し出したサウンドは迫力満点。
前作、前々作より格段に向上していると思う。
ヴォーカルもかなり良い。
そして何より、楽曲の質の高さ。
「掴み」は弱いけど、聴きこむ事で色々発見できる。
随所に盛り込まれたフックが曲の長さを感じさせない。
歌メロも悪くないし、トリプルギターの絡みもGOOD。
③のアップテンポになるところは「Sign Of The Cross」を想起させたし、ゾクゾクした。
かなりの傑作だと思う。
さすがベテラン。
期待を裏切らない。
個人的にこのアルバムのベストチューンは「For The Greater Good Of God」かな。
まだまだ聴きこんでいけそう。
このアルバムはヘッドホンで正座して聴くべき。
でもまあやっぱサウンドかな。
緊張感が半端じゃない。
音楽に説得力がある。
ただ、ただ、ライブで全曲再現はやめてほしい。
ライブでこのアルバムの曲やられたら盛り上がらないと思う。
良くも悪くも観賞用の音楽か。
でも武道館は楽しみ。
ってか、書き込み少ないですよね。
個人的には前作より好きなんですけどね。
名盤?
往年のメイデンファンの自分にとってはくどすぎます。
安定感があるだけかと…
速くてバキバキッとした曲が3,4曲あれば、もっと良いかと・・・どこを切っても今のメイデンですね。ケビン・シャーリーの音は嫌いです。自分には第9作が曲も音創りもベストです。
長い曲が多いが、意味もなく同じようなフレーズをダラダラと繰り返すこともなく、
無駄な部分もなく、ダレるような場所もない。
これを聞けないと言うのは、旧守護神伝に固執する一部のハロウィンファン、
ペインキラーに固執する一部のジューダスファンと同様、
頑なに旧作こだわりそこから離れられない人ではないだろうかとさえ思う。
2006年発表の14th。
さすがに6人編成で三作も作ると板についてきますね。
7分超えてる曲が半分以上ですが、最近OPETHとDT聴き過ぎなのか全然長さを感じません。
何か全体的に曲が渋いですね、最近のメイデンは落ち着きのある雰囲気があるが、それに加えて渋みが出てきた。
ますます円熟ですな、中盤アップテンポの曲がないがリフはかっこいい。
やるべきことやってるなぁと思った秀作。
86点。
先週、UK輸入盤のDVD付を買って毎日聴いております。結構プログレ色の濃い大作が多く全曲の流れを頭に入れるにはかなり時間を要する難しい作品のようですね。1週間聴いてきた感じでは1曲目のDifferent World,4曲目のThe Pilgrim,8曲目のFor The Greater Good Of Good,ラスト10曲目のThe Legacyが印象に残ってます。しかし、さすがメイデン。随所にフックの利いたリフやメロディがかなり詰まっている感じがします。まだまだヘヴィ・ローテで聴き込んでいきたいと思います。DVDの方は最初の30分のメイキングはやはり字幕がないのできつかった。
いろいろな意見があるようですが、今回のアルバムは歌詞がかなり掘り下げられているように思う。これだけ長いバンド活動歴を持ちながら<みんな俺たちのロックを聴いてくれ!>というスピリットが失われていないのは、すごい事だと思う。特に自分も40過ぎて、スピリットを持続させているバンドなどを見ていると、えらく考えさせられるものがある。個人的には、⑧でアルバムが締めくくられていたらベストでしたね。
武道館公演はいよいよ明日。参戦する皆様、英国のロック野朗どもの意地を目に焼き付けようじゃないですか!
石頭堅吉 2006年10月24日(火)15時26分
ブルースのソロっぽい雰囲気もする。
歌メロが印象的な曲が多いからだろうか。
良い曲が多く、十分に秀作。
IRON MAIDENを聴いたことのない人に本作を薦めて何も問題ない。
これが気に入らないなら他の作品もダメっしょ。
こ〜いち 2006年10月24日(火)23時53分
昨日武道館行ってきました。
いや〜ビックリ!本当にアルバム全曲完全再現!
個人的にはかなり良かった!
良かったけど、欲を言えばもっとやって欲しかったかな・・・。
新譜の曲以外が5曲とは、少なすぎるのでは?
でも、現在進行形のバンドの真髄は見せてもらいました!
スティーヴ・ハリスの娘はかなりキレイでしたね!
個人的には前作の方がメロディーにフックのある曲が多かったので好きなんですけど、
このアルバムも良いです。
大作が多く非常に作りこんでいます。
ちょっとプログレ度が強いですがそれも、メイデンらしいといえばらしい。
初めて聴くメイデンの作品がコレだととまどうかもしれませんが、
メイデンの作品を何作か聴いたあとに聴けば「なるほどな」とおもうアルバムだとおもいますよ。秀作!
デヴァイン 2006年10月27日(金)20時6分
8つ上のハリスさんの仰ることに納得。
決して悪い出来じゃないですが、いい意味でも悪い意味でも・・・
「IRON MAIDENが作った尺の長い曲が多いアルバム」でした。
手法はMAIDENだからできる、温故8割知新2割のもの。
NWOBHMの香りを現代に持ち込んだような「MAIDEN節」です。
その点では納得。
ちなみに自分は家では嫁にメタル禁止令を出され、仕事しながらカーステレオで音楽を聴くんですが
こういうふうに尺が長いのばかりだと1曲終わる前に得意先に着いてしまうので結構ツライです。
"ACES HIGH"みたいなの作ってくれないかなー。
けんしょー 2006年10月28日(土)12時33分
国際フォーラムのライブに行ってきました。
あらためて本アルバムの楽曲の良さを感じました。
全曲を一気にライブでするのは賛否両論あろうかと思います。
とても自信作なんでしょうね、本アルバムは。
堂々たるパフォーマンスでした。
ライブで体験し、更に好きになりました。
待ちに待った新作ではあるが、なんてことはない期待通りの出来である。80年代の彼らのサウンドを期待しても、それはもう無理である。良い意味での開き直りというべきか.....ブルースが復帰してからの、彼らのサウンドそのものである。
それにしてもベテランのやる気には、ただただ脱帽である。全てのバンドがこれくらいの自分自身の「こだわり」を持っていれば、HR/HMシーンの地盤沈下は起こらなかったのではないだろか....。
単純に昔の作品と比較して.......という評価の方法は危険である。彼ららしさは、100%発揮されている.....。
メイデンのオリジナルアルバムは初めて聞くのですが、かっこいいですね。
ただ、音質が若干悪いような。
最初は全くの駄作だと思ったが、何度か聞くうちに良い曲もあると思うようになり、
今では全曲傑作だと感じるようになった。
サイモン2 2006年11月11日(土)23時15分
ライブで通して聴いた後では、その前とは少し印象が変わる。
もちろんライブを経験したあとのほうが、良くなる。
実に「メイデンらしい」アルバム(ギターソロ、歌メロ、ベース音、ドラム全て)が多彩・多様に、ぎっしり詰まったアルバムである。
アルバム全曲再現というライブは賛否両論あるようではあるが、少なくとも本作を大切にしつつ、なおかつ大きな自信を持っているメンバーの気持ちに反しないすばらしい作品である。内容の豊かさ及びファンに「聴き込むこと要求する」度という観点から見ると、ここ数作で最高の作品である。「すぐ解る良さ」よりも、「繰り返し聴いても良い」と感じることに重点を置いて作られている気がする。
強力な疾走チューンがないために「地味」だと思われがちだが、実は疾走パート・キャッチーなパートはあちらこちらに散りばめられている。それをきちっと拾えるようになって、鼻歌交じりに出てくるようになると本作の輝きはよりいっそう増してくる。それはライブを経験した後に顕著となった。
本作はメイデン上級者にも満足できる仕上がりとなっている。そして、バンドのメンバーも自負しているようである。
へヴィメタルの歴史の一角を作り上げ、そして今なお頂点に君臨するメイデンの面目躍如と言ったところである。
王者の挑戦は止まらない。
発売日から今も聴いてるけど、やっぱりいいね。
ここまで来ると、戦記って邦題もなんかいい感じになってくる(笑)
これは飽きないね。
しかも大作好きにはたまらん。
やっぱ
the longest day とか大好きだ〜
(・ω・) 2006年11月18日(土)23時56分
先ずベテランでありながら、このテンションの高さを評価したい。ファンに媚びるわけでもなく、時代性を無視しながら、この楽曲のレベルの高さである。
ブルースが復帰してからの3作目は、ある意味バランス感覚を無視した超大作指向の楽曲がズラリと並ぶ力作となった。ファンがメイデンに期待するものが、見事に楽曲に表現されている。軸が全く「ぶれない」バンドの強みが、最大限に緊張感としてアルバムに集約されている。
それにしても、楽曲が良い。良い作品であったにも関わらずここ2作のメイデンにちょっと・・・・・・・・・と思っていたファンに対する、彼らからの挑戦状である。商業性を無視した英国バンドの意地が炸裂している・・・・・・・・・・。「アメリカ・・・・・・」の市場をを無視しろよ・・・・・・・・・・と投げかけている彼らのメッセージは、今のHR/HMバンドに届くのだろうか・・・・・・・・・。
未だにヘヴィメタル界のトップに君臨するIRON MAIDENの最新作(本レビューを書いている時点では)が通算14枚目にあたる本作の「A MATTER OF LIFE AND DEATH」である。本作は母国イギリスでアルバムチャート4位にチャートインし、アメリカでは9位、日本では11位、そしてドイツ、スウェーデン、イタリアなどでは1位を記録するなど早くも商業的成功を収めることとなった。
まず個人的に言うと、本作の出来は期待はずれだが、ある意味、期待以上の出来栄えだと思う。どう意味かと言うと期待はサウンドはずれだったものの、内容的には期待以上だったことだ。何が期待はずれだったかというとIRON MAIDENといえばHM系バンドだからハードでエネルギッシュなメタルナンバーなどを期待していたのだから、そういった曲が見当たらないと言うところが期待はずれだった。では何が期待以上だったかというとこれまでのIRON MAIDENのアルバムは大作思考と言う方針でアルバムが作られていたので純メタル的なナンバーはなったものの大作と言うにふさわしい曲ばかり収録されていたのでその面では期待以上だった。そう本作には大作曲と言うにふさわしい曲ばかり収録されたような内容と言えよう。オープニングを飾る①はややシンプルなものの、オープニングを飾る曲には十分な出来栄えだ。またシングルカットされた大作曲と言えるような素晴らしいナンバーの⑦は今までリリースしたMAIDENのシングルの中では一番の大作曲でシングルの中では最高の出来栄えとと言えよう。そしてラストを飾る⑩はまさにMAIDENのお約束的な大作的ナンバーだ! 個人的には③や④なども気に入っている。本作を全体的に聴いてみると大げさな言い方だが、大作曲しか収録してないようなアルバムに思えてくるが、良くここまでこだわったなと思えてくる。しかし本作に伴う日本公演では本作に収録されていた曲を全部披露したが、これまでのMAIDENの名曲の披露を期待してた自分には不満なことだった。いくら大作曲だけを収録したようなアルバムとは言えどもそのアルバムの曲を全て披露するのは初期からのファンなどには「ちょっとね・・・」とは思う。ただヘヴィメタルの入門者には本作をお勧め出来ないが本作は大作アルバムだと言うことは確かなので興味があったら聴くべきだろう。
今回の評価93P(期待はずれと期待以上の面があるので満点は無理だが・・・素晴らしい)
せいこりん 2006年11月25日(土)21時1分
個人的にはここ数年のMAIDENのアルバムの中ではベストです。
特に4曲目から8曲目までは一気に聴かせてくれて、長さを全く感じさせない。
ライブ行きたかった・・
素晴らしい。まず①〜⑤の流れは文句ナシ。全くダレない。特に⑤「Longest Day」は感動した!メイデン史上個人的に3本指に入る名曲である。大サビの感動的なこと、その後に続くツイン・リードの旋律が素晴らしすぎること・・・やってくれるねぇ。
まぁ⑥⑦の代わりにコンパクトでキャッチーなアップテンポが欲しかった気はするが、これらも単体で取り出して聴けば佳曲であって駄曲ではない。
アルバム後半では、勇壮な⑧と⑨が名曲(特に⑨は“え、ノクターナル・ライツ?"的な哀メロが胸を打つ)・・・いやぇスゴイねぇ。何だかんだ言ってこの年齢にして未だに進化し続けているってありえないでしょ。作曲も進化してるよ。決して過去の焼き直しなんかじゃないと思う。
傑作(って最近やっと気づいた)前作『DANCE OF DEATH』の方がアルバムとしての流れはイイかも・・・とは思うが、本作も必聴盤には違いないんじゃないでしょうか。いや〜メイデンってホントにイイもんですね。
ブルース、エイドリアンが復帰しての3作目、通算で14作目となる'06年発表作品(邦題は「戦記」)。
プロデューサーは三度ケヴィン・シャーリー。
宗教や戦争といった問題をテーマにしていることから全体的に暗い雰囲気が漂う作品であるが、本作の特徴は何といってもその収録曲の長さであろう。
なんと収録曲10曲中、9分台が2曲、8分台が1曲、7分台が3曲あるといった具合だ。
しかし、無駄に冗長な曲は一切なく、次々と繰り出されるメロディの美しさと展開美に酔いしれること請け合い。
個人的にはスティーヴが真骨頂を発揮したドラマティック大曲の「FOR THE GREATER GOOD OF GOD」が一押し。
その他も、歌メロやギターのハーモニーにTHIN LIZZYの影響を感じさせる疾走チューン「DIFFERENT WORLD」、ギター・ソロとクワイアのユニゾンが壮大な「THESE COLOURS DON'T RUN」、重厚さと疾走感とが同居した「BRIGHTER THAN A THOUSAND SUNS」、中近東風のリフがいかした「THE PILGRIM」、ブルースの伸びやかな歌唱が素晴らしい「THE LONGEST DAY」、ブルースのソロ作品の名曲「TEARS OF THE DRAGON」に激似の「OUT OF THE SHADOWS」、風変わりなリフがヘヴィでかっこいい、リーダー・トラックとなった「THE REINCARNATION OF BENJAMIN BREEG」、ブルースのハイ・トーン・ヴォイスが壮絶な「LORD OF LIGHT」、秀逸なリフとダイナミックな曲展開が魅力の大曲「THE LEGACY」と、若干過去の曲の焼き直し的なフレーズはあるもののの、好曲揃いである。
バンドも円熟味を増し、ますますWISHBORN ASH化してきたとの印象を得た。
ただ、やはり強力な疾走チューンがもう1、2曲欲しい気はするが。
殺戮の聖典 2006年12月17日(日)11時30分
14thアルバム。
大作曲中心で「BRAVE NEW WORLD」よりさらに聞きこみが必要、収録曲は1曲1曲は比較的地味で特筆すべき曲はないが
その反面アルバムとしてのまとまりや流れは秀逸で、「戦争」というテーマにうまく沿っていると感じた。
大作曲が多いながらも無駄な冗長さは全く感じないし、ニコのドラミングがこれまでよりも迫力満点で
ダイナミックな音作りに一役かっていると思う、ブルースもこれまでよりもさらに進化していて曲の雰囲気を損なう事なく内面の感情がストレートに
伝わるすばらしい歌唱を披露している。
これだけ長い間活動をしているのに未だに新しいサウンド作りに挑戦するIRON MAIDENの姿勢は尊敬に値する。
今のメイデンがここに
今までのメイデンがここに
まさにメイデンワールド
HR/HMリスナーなら黙って聴けって感じの
まさにパーフェクトアルバム
全曲好きです。
1回目に聞いたときはあまりに長くてなんだこれとか思っていましたが2回以降、聞いて自分でびっくり。
これはいつものIRON MAIDENの壮大な曲の塊じゃないかと気づきました。
何となくですがいつもよりギターの音がヘヴィになった感じがします。
相変わらず車でこればっかりかけッパ。
メイデンワールドになるんだよなあ。このアルバムは、
曲飛ばすことなく通して何度も聴ける 名 盤 です。
(・ω・) 2007年1月21日(日)15時44分
このアルバムで入門しました。⑦、⑧がもう少し短ければ、最高の
出来だったと思います。
名古屋市民会館でのLive、堪能致しました。
ブルースの歌唱力、驚愕に値する・・・。力強さの中に艶があり、
メタルヴォーカリストとして最高峰だと思いました。
Iron MaidenのドラムスがNico Mcbrainになって最も失望したのは,リズム隊の関係が全くの主従関係に
なったしまったこと,Nicoはテクニックもあるし,センスも良いんだけれど,完全にSteve Harrisに従い
寄り添い,ベースとボーカルを引き立てるドラムスに終止しているのが,つまらなかった。Clive Burrの
ような,Steve Harrisに闘いを挑み,曲によってはベースを引っ張るようなドラム・プレイがMaidenから
消えてしまったのは,大きな痛手だった。
それが,このCDでは初めて,曲の主導権を握るかのようなNicoのプレイを聴くことができ,嬉しかった。
また,ライブにおいても,バンドを先導するかのようなプレイを聴かせるNicoに期待を持てるようになった。
これは,Early Days TourでClive時代の曲をプレイし続けたバンドに起きた変化なのだろうか?それとも,
Steve Harrisが意図したことなのだろうか?いづれにしても,この試みは成功であり,素晴らしいCDが完成した
と思う。Maidenとしては,久々に聞き所満載で,聴く度に新しい発見のあるCDだ!
上と「語れ」で何人かの方が言及されていますが,FEAR OF THE DARK以降のマンネリ化に対して,
同曲のバリエーションの多様さを示したCDであることを,ライブに行ってつくづく感じました。
賛否両論あったライブでの新譜全曲演奏でしたが,そう言った意味では,非常に楽しめたと思います。
いつまでこういったバンドに頼らないといけないのだろうか........。アイアン・メイデンというバンドはベテランでありながら、元来HR/HMバンドの基本である「攻撃は最大の防御である」という精神を決して忘れない.....。
ここ数年、僕は今のバンドにずっと苦言を呈している。それは、予定調和の狭すぎる世界観の中で自己満足してしまっているバンドがあまりにも多すぎるからである。アーティスト自らが、マーケティングして分析したような内容の作品を作ったり、単なる金もうけの為だけの再結成や再始動に僕は正直うんざりしている。そのバンドのファンにとっては嬉しいのかも知れない.......が、出来た作品にガッカリする事の方が、ショックは2倍大きい。それなら、記憶の中でずっと輝いていてくれた方がよっぽど良かったのに............。
挑戦的な姿勢が、単純にカッコイイ!アイアン・メイデンというバンドの音楽に対する考え方が、僕にとってはまぶしすぎる.............。彼らは、偉大である。
1曲目の疾走感はとても気に入りました。サビの盛り上げ方も良いです。
しかし、これはあくまで個人的ですが…全体的にリフがあんま面白くないです。
聴き込んでいないので何ともいえませんが、そういう感じを受けました。
それにしても相変わらずブルースのボーカルはかっこいいです。
B!誌でベストアルバムになっていた・・・
BRAVE NEW WORLD の発展形。
個人的にブルース復帰後では、BRAVE・・・>A MATTER・・・>DANCE・・・の順でイイ!
BRAVE同様、長尺の曲でも退屈さを感じさせないのは流石!
Deuce 2007年4月10日(火)22時18分
俺はまだクルマでヘビーローテーションだぜぃ。
名 盤 。
Deuce氏に同意。
俺もBRAVE・・・>A MATTER・・・≧DANCE・・・の順番。
聞き込めば聞き込むほど味が出てくる。
「戦記」の邦題を掲げた14thアルバム「AMatterOfLifeAndDeath」。
聴く者を奮い立たせる情熱と力強さ。
世界一の無鉄砲者。
世界一の負ケ知ラズ。
土煙を上げ100万馬力で突進するロックバンドIRONMAIDENが、
その威力を最大限に発揮したアルバムだ!!
前作で完成したギター3人編成スタイルに加え、リズム隊の存在感がぐっと高まり、
楽曲がガッシリとたくましくなった。
主軸が強堅であれば、曲の展開がいくら拡大しようとも、音楽がブレることはな
いのだということを実感。
華やかだったトリプルギターの関係が、よりタイトに団結している。
カミナリのように轟くベースでもって、スティーヴ=ハリスが強靱な鉄筋を築き、
ニコ=マクブレインの叩き出すビートが、MAIDENを力強く前進させる・・・!!
・・・IRONMAIDENはやはり、エンジンが強い。
ライヴレコーディングの臨場感は凄まじく、“ライヴの王者IRONMAIDEN"が持つ
底力に圧倒された。
たった二ヶ月でアルバム完成という製作時間の短さに不安を抱いていたが、
録り直しやオーバーダブなどの「“レコードを誤魔化す時間"を蹴り飛ばした」結果、
短期集中作業の実現に成功したという。
裸一貫ぶつかってくる男らしい潔さはサウンドにみなぎっており、頼もしい!!
ムチャはするけどイイカゲンができない頑固モノたちのアルバムに、
人間の力とはかくも凄まじく爆発するモノかと舌を巻いた(驚)。
「細かいこと考えて余計な手ぇ加えたら、俺たちのロックは死んじまうのさ!」
そこに感じる大胆さ・豪快さは、ヘヴィメタルよりむしろ
ハードロックのダイナミズムに近い気がする。
そのデッカイ作風(チマチマしてない曲作り)も含めて、
俺はそう思った。
凱歌を思わせるギターリフや、ブルースの雄々しい咆哮は、やはり勇壮でダイナ
ミックな曲でこそ、気高く栄える・・・!(泣)。
大作揃いであるこの「戦記」を聴き深めながら、俺はIRONMAIDENの良さをあらた
めて噛み締めた。
ブルース、デイヴ、エイドリアン、ヤニック、ニコ、スティーヴ。
3分かそこいらに収められるようなモンじゃない、MAIDENの“素晴らしさ"。
その本質と威力を誰よりも知るハリスには、自ら語りたい&バンドに語らせたい
“物語"が山ほどあるようだ!!
叙情感たっぷりな演奏で息を吹き込まれていく大曲の数々
まるで老獅子の語る英行譚に聞き入るような、奥深い気分になれる。
・・・が、
・・・中にはオッサンの長バナシに付き合わされてるよぉ〜な、
クタビレた気分になる曲も、弱冠少々ぽっつりいくつかあった(汗)。
しかしそれでも、長尺の人間クサいドラマは、(老若男女問わず)聴く者が持って
いる“漢魂"に、熱く!暑く!厚く! うったえかけてくる。
あんな勇ましい声で
「Please Tell Me Now What Love Is」
なんて歌われたら、魂がシビれちまうよなぁ〜
・・・気が付いたら、全曲好きになってましたとサ(照)。
本当に本当に、熱い男たちだと思う。なぁおぃオッサンもう50だぞ!!?
ベテランでありながら、彼らは現役なのである........。活動を停止することなく、変化を否定せず、それでも変わらない彼らの姿勢はまぶしすぎる。
アイアン・メイデンによって、僕は何度も救われてきた.......。軸が全くブレない..事の、凄さをもっと理解してもらいたい。偉大すぎるバンドである。
遅ればせながら・・・。
皆様の、聴きこんでいるからこその絶賛の声に賛同します。
もはや一つの魅力では語れない彼ら。
どの側面から評価するかによってファンの方それぞれの傑作が決まると思います。
今回ツアーの中心となる5th〜7thに限定させて頂くと、インパクトポイントは
POWERSLAVEに軍配が上がりますが、Bruceの表現力、緻密な音の重なりで
練り上げていくドラマティックな展開から判断する楽曲のクオリティーの高さは、
群を抜いてA MATTER OF LIFE AND DEATHが上回ります。
一聴すると、つかみはOK的な①だけかな〜と思う程冗長に感じられます。
ところが、聴きこんでいくうち、他の曲に比べて一番平凡なのが実は①
だとわかります。 ①は5th〜7thの①のようにインパクトポイントで勝負する曲
なのですが、ちょっと弱いかな?
秀作の筆頭にあげられるのは、まず⑧For the greater good of God。
迷える求道者の神に対する悲痛な訴えを、変化に富んだ広がりで
表現した荘厳な一曲。 この手の曲では今まで7thの⑤が一番と思って
いましたが、この曲で塗り替えたかも。 9分なんてまだまだ短いと
思えるぐらいです。
彼らならではの展開の醍醐味は、その他にも⑤、②、⑦、⑩。
Bruceのエモーショナルな歌声を味わうのは⑥、⑨、③、⑤、⑩
何度聴いても感涙ものです。
もしも"長くて退屈"と切り捨てている方がいたら、一日2曲ずつ
(⑤と⑧等)聴いてみて下さい。 イントロ(結構どれも似ている)を
聴いただけで曲が判別できるころには、このアルバムの"再聴ポイント"は
高得点となり、ヘビーローテーションリストにのるお好みの一作になるのではないかと
思います。
名曲たくさんもっているので、あとは自分達の好きなよ〜にアルバムつくって
もらえればいいと思います。 ついていきますから・・・。
皆さんが言う程良いとはおもえない。聞き込みが足りないんだろうか・・・
この作品は、名作である。楽曲作りの上手さが、炸裂している。
本作は、メイデン版 "Lamb Lies Down on Broadway"だと思います。
ライブで全曲再現したのもその思いが強いのではないでしょうか。
最近の音源では珍しい音の抜けの悪さも全然マイナスには感じなくて、スタジオライヴ一発取りではないかと思える感じがします。
もちろん演出で、それはありえないでしょうが。
7thと同列で評価されるべき傑作だと思います。
正直、あまり良いアルバムだとは思えない。
楽曲のレベルは高いし起伏も激しいが、如何せん面白味が薄い。
優等生すぎる気がする。
最初はなかなか良さがわかりにくい作品だ。
いやむしろ、一聴しただけで「最高だ」というリスナーがいたらそいつはペテン師だろう。
聞き込むうちに好きな曲がだんだん増えていき、気がつけば問答無用のフェイバリットと化している。アルバムを支配するダークでヘビーなムードの裏にはいつもどおりのメイデンワールドが展開されており、いつの間にか虜になっている。駄作だという前に最低20回、歌詞カードをみながら聴きこんでほしい。
the longest day が一番好きです。
メイデンのダークさや湿っぽさがかなり表れていて、俺はbrave new worldより好きです。
僕はこのバンドあんま好きではないですけど、この作品は割と好きです。
いや、このアルバムにもメイデンならではのマンネリ感は充満しているんですが、
歌詞の出来が良い。コンセプトアルバム的に優れている。
そのおかげでブルースの一本調子な歌唱を聴いてもストレスになりません。
長い曲が多いけど全然気にならない。
むしろこれくらい作りこんでくれないとつまらないです。
例えば①は悪くはないけど、余裕が感じられ過ぎて手抜きに聴こえる。
⑧⑨⑩は名曲だと思います。
発売されて何年も経っているけど、未だに僕はこの作品をよく聴いている。
新作も出さずに、昔の遺産だけで適当に演奏し、特定の狭い狭いファンのためだけに活動しているバンドなんて、クソ喰らえである。
時代が細分化しようが、ジャンルが細分化しようが、アイアン・メイデンは、ジャンルを超えて、今でも基本になりうるバンドである。
ヘビメタから離れてもはや20年以上。これからこれをききまくります。
このアルバム飽きないね。
いつ聞いてもテンションあがるよ。
先行シングルの⑦を聴いた時、退屈だと思ったけど、ライブで聴いてこの曲を見直しました(グルーヴ感が気持よかった)。
アルバムとしては、ブルース復帰後ではこれが一番と思う。
戦争という大きなテーマがあるせいか、全体の統一感がある。
一番のお気に入りは、これでもかというほどメイデンらしい②だけど、他にも③④⑧⑨等 聴きどころは満載。
ただ、他の方も指摘されてますが、①は悪くはないがオープニングとしてはやや弱いかも。(ブルース復帰後のアルバムに共通の問題?)