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LEGACY OF KINGS / HAMMERFALL
これ、地元のCD屋がつぶれるってんで、全品80%セールをやってる時にかったんですよ。つまり新品なのに500円でゲットです。あいかわらず、音的になにか一味足りない気はしましたが、確実にファーストよりはパワーアップしてます。
実のところ、私はメロディック・スピード・メタルとか、ジャーマンメタルと呼ばれる、あるいはそれらに類するバンドの音楽が苦手である。いや、馬鹿にしたり貶めたりするつもりは毛頭無いのだ。私が苦手なものが大好きという人が大勢いることも知っている。ここ日本においてはジャーマンメタル勢の人気はかなり高いし、本サイトにおいてもSONATA ARCTICAの熱烈なファンの方々が大勢いらっしゃる。
というわけで、これはあくまでも個人的嗜好の範疇の話なのだが、なにが苦手かってドラムがドコドコドコドコドコ・・・と始まってしまうともういけない。そして、こちらの再生機器の性能が低いことも要因になっているのかもしれないが、ギターの音とキーボードの音がダマになってドーンと耳に飛び込んでくるのも苦手。そんなわけで、正直なところメロディック、スピード、ジャーマン、と名のつくものはほとんど聴かないのだ。
しかしである。このHAMMERFALLの2nd。これは珍しく、非常に楽しんで聴けた。苦手なバスドラ連打もなく、音も分離して聴こえる。ちょっと古臭いくらいのHMを一生懸命やっているというのが好ましい。どことなくMANOWARを想起させる男臭さもある。私は決して彼等の熱心なファンではないし、作品もこれしか聴いたことがないが、本作は結構いい線いっていると思う。力作。
なんとなく、ジャーマンとかパワーとかスピードとか最近非常に人気の(RHAPSODYやSONATA系)メタルと同系列に称されることが多いが、本質は違うと思っています。
JUDASUやIRON MAIDEN等の正統派HMを引き継いでいるように感じるのです。楽曲とか・・・ではなく、その精神から相感じました。NWOBHMとは若干違う感じもしますが、それは時代の流れでしょう。それでも、ジャーマン・メロディアス系とは一線を引いて分けて考えてますよ。私は。
是非もう一度来日して欲しいです。そして、彼らのライブを見ていない人は是非見に行って欲しいです。初来日はものすごく盛り上がりました。最高でした。
ブラインドガーディアンの初来日(TOKYO TALES)のライブにも負けないくらいのライブでした。
まもなく4thアルバムでますね。楽しみ
現在の彼らのアルバム(4枚)の中で一番好きなアルバム。とは言っても他の3枚と大した違いはない。「何のこっちゃ?」と思うかもしれないが、アルバムを通して聴いて私のハートに一番しっくりくるのは確かである。「マンネリと成長」の挟間で苦しみながらも、彼らは突き進んでいるその姿に、私は溺愛しているのかもしれないな。
1stの延長上な作品。曲はいいです。しかし、ちょいと古臭いかな。純なHMです。ハードでメロディアス。
メロスピに近いがそうではなく、正統派に近いのかな。ACCEPT、PRETTY MAIDSとかに近いのかな。VOは線が細いが楽器軍の音に押されている気もするがそれほど気にならなかった。男臭い音楽だが彼の声のおかげで男臭さを薄めているという気もする。
そういえばこの日本ツアーの時クラブチッタに見に行ったな〜。懐かしい。ライブはなかなかよかったな〜。
ま、メロディアスでストレートな正統的なメタルなんです、ちょっとメロスピ寄りの。
皆さん仰る様にvoはちょっと弱いし、突き抜ける程の疾走感が有るわけでなければ、ドッシリとした重厚感を持ってるわけでもなし。「適度にハード」って感じの音です。見方を変えれば「バランスが取れている。」と言えなくも無いでしょうが、やっぱり物足りない印象を与えかねないですね。
でも、このバンドには何かが有るんですね。「曲は良いんだけど…淡白な感じだな。」とは思うんですが、その「淡白さ」を魅力に変えてしまっているような。
そうなんですよ。そこはかとなくB級くささを出しながら、それでいてそれを魅力にしてるって言うか…第一線に立ってないからこそ、彼らの魅力の全てが出し切っていられるというか。ジャーマンメタルをあんまり聴かない私ですが、HAMMAR FALLは、別格とはいかないのに好きなんです。…1曲目が凄く好きなんですけど、人気があったようでよかったよかった。
今やスウェーデンを代表するヘヴィメタルバンドに成長した正統派メタルバンド、HAMMERFALL。そんな彼ら最高傑作として挙げられているのが本作の「LEGACY OF KINGS」である。本作は欧州では大きな話題になり彼らの知名度をさらに高める結果となった。
本作のサウンドスタイルを一言で言えばメロディックなサウンドにHELLOWEEN系の純ジャーマンメタルを追加したような曲調だが、JUDAS PRIESTやIRON MAIDENなどといったブリテッシュメタル要素も見られる。彼らの代表曲でもありLIVEでは定番中の定番でもある純ジャーマンメタルナンバーの①はまさにヘヴィメタル好きにはなじみやすい曲といえよう。本作のタイトルトラックナンバーの②はメロディアスなサウンドとジャーマンメタルが見事マッチしておりこれも傑作曲といえよう。また彼らの名曲でもある③はLIVEでも定番であり、まさに彼ららしいセンスが光ってるメタルナンバーだといえる。最初の3曲以外は目立った曲はないが全体的に親しみやすい曲が多いのでまさに彼らの最高傑作にふさわしい内容と言えよう。個人的にHAMMERFALLは偉大なるヘヴィメタルバンドといいたくほど優れているバンドだが、それも本作の存在のおかげでもあるかもしれない。
個人評価100点満点
