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DELICATE SOUND OF THUNDER / PINK FLOYD
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'88年発表の2枚組ライヴ盤。もうアルバムのアートワークと、タイトルだけで十分名作の域に達していると思う。内容は『A MOMENTARY LAPSE OF REASON』発表後のライヴなので、1枚目はほとんど『A MOMENTARY〜』からの曲で構成されている。2枚目は「吹けよ風、呼べよ嵐」で始まり、「RUN LIKE HELL」で幕を閉じる。その間は往年の名曲が6曲。当時はライヴ・ヴァージョンのベスト盤として活用していた。
PFはロジャー=ウォーターズ脱退以降の活動については、思想的・イデオロギー的に死んだ脱殻のような存在との指摘もされたが、このライヴ盤を聴いているとそんなことはどうでも良くなってくる。PFが同時代的なバンドとしてしっかり生きていることを実感させてくれる。
しかし気になるのは邦題。『光』って・・・。見たまんまだろう、そりゃ・・・。確か『THE DIVISION BELL』にも『対』とかつけていたな。・・・良かった、『P・U・L・S・E』が『点・滅』とかつけられないで・・・。
クーカイ 2001年12月2日(日)6時58分

確かにロジャーウォーターズのいた頃とそれ以降の作は全く作風からして違う。解釈の仕方では↑の「思想的・イデオロギー的に死んだ脱殻のような存在」も妙に説得力があり、納得してしまう。音に潜む有機的なモノが欠けている。しかし、そもそも毒気がなくなったこのバンドにそんな毒を求めても仕方が無い。それを痛感できる作がこれだ。このバンドは毒気が抜けても最強の個性を放っているのだ。俗にいうアート感覚を堪能できて都会的な魅力がある。
Kamiko 2003年12月30日(火)1時15分

このライヴは絶対映像版がお薦めだ。過剰な映像技巧に走りすぎている、という批判もあるようだが私は
むしろこの方がフロイドらしく見える。次作の「PULSE」はライヴステージがストレートに撮られているが
ありがちなライヴVTという感じがする。フロイドのステージを出来るだけ生に近い形で、という人には
いいだろうが私はこちらの「映像の世界にどっぷりハマル」のが好きだ。
つまり、それぞれ違った楽しみ方が出来るのだ。
音的なハイライトは、やはり「フロイドベスト集」の2枚目の方で特に「壁」からのラスト3曲はスタジオ版を
超える盛り上がりだ。コンセプトのひとつとしてではなく単純に曲として処理されており、聞く方も割り切って
高揚しよう!「アナザー・ブリック」が特に素晴らしい。

チョッパー 2005年3月14日(月)1時36分

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