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SYMPHONY OF DELUSIONS / BLIND STARE
フィンランド発メロディック・シンフォニックデスメタルバンド、BLIND STAREの1stアルバムです。
アルバムタイトルにSymphonyと入っているように、シンフォニックな味付けが多く散見され、メロデスでは珍しい男声コーラスも入っており曲を盛り立てている。
#2などキーボードの使い方がおもしろい曲もあり、これがまた新鮮で良い。
全体を通して平均は軽く超える出来の楽曲が並んでいて、捨て曲なし。早く2ndが聴きたい。
ジャケットだけ見ると綺麗なお姉さんが…じゃなくてヴァイキングっぽいですが
サウンドはシンフォニックでキラキラなメロデスです。
ただ時折入ってくる漢っぽいノーマルクリーンコーラスは多少ヴァイキング的ではあります。
これがこのバンドの特徴の一つになるのでしょうが個人的には無かった方が良かったですね。
それを抜きにしても隠れたメロデス名盤として認定したいと思います。
特に6曲目からラストまで(9曲目除く)の後半の曲はなかなかのモノです。
日本盤が出ていないので、あまり有名ではないかもしれません。
しかし、1stアルバムでこの完成度は素晴らしいと思います。次のアルバムに期待せずにはいられません。
実は、このSymphony Of Delusionsは日本盤が出る予定があったそうです。そのために、Runaway(Bon Joviのカバー)を録音していたみたいですが、結局日本盤はリリースされませんでした。そのRunawayは公式サイトで聴くことができます。
フィンランド発のバンドは大半レベルが高いが、このバンドもその一つであろう。
あまり知名度は高くないのが不思議なくらい。
全編にわたって力強いシンフォニックメロデスをやっているが、時折見せる切ないメロディが非常に印象的。
泣けるメロデスです。
次回作も楽しみ。