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PROMETHEUS:THE DISCIPLINE OF FIRE AND DEMISE / EMPEROR
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新譜コーナーでも書いたけど、これはシンフォニック・デスメタルの傑作です。
4作目にして最終作なのがとても残念。2NDは凄い轟音で圧倒されっぱなしだったし、前作もずっと聴き続けるには少し耳が疲れる音圧だったけど、これはそういう意味では聴きやすくなってます。(聴きやすいといっても普段メロデスに慣れていない人はキツイかも)
曲構成もすべてドラマティックでデス声と普通声のバランスも素晴らしい。合間に挟まれるシンセも本当に映画のサウンドトラックを聴いてるかのよう。勢いと速さだけのコケ脅しブラックメタルバンドが束になっても到底敵わない高い音楽性。これは「闇の皇帝:EMPEROR」というだけで聴くのを敬遠するのは惜しい内容です。

定ちゃん 2001年12月6日(木)1時42分

今年オススメする最後の1枚です。
EMPEROR、実はこれまで敬遠してました。何曲か聴いたことはあったけど、あまりの暴虐さというか、音の凄まじさに「アルバム1枚聴くにはなー」と思ってました。北欧の真性サタニック・ブラック・メタルっていいイメージ無かったんですよね。そのため巷で好評価のこのラスト作の4thも、何度かレジに持っていきかけたものの、結局他のアルバムを優先して聴かず終いだったんですよね。いや、この傑作を危うく聴き逃すところでした。
曲展開の見事さと構成力の素晴らしさが抜きん出ています。デス声も耳が痛くなるほどのゲロゲロ声じゃなく、かっこいい部類のデス声ですよね。この音楽性を表現するにはこれしかない、って感じの声で、「普通声で歌ってたらもっといい」なんていう評価は出そうにありません。荘厳さを演出しているシンセもこれ以上ないくらい効果的に使われてます。1曲1曲に壮大なドラマがあり、攻撃性・構成美・展開美がすごく高いレベルで融合してるなーという感じです。展開も構成もすごく複雑なのに、その複雑さが難解な表現にならずにある意味聴きやすいアレンジがされてるのがすごいです。
上で定ちゃんさんが映画のサウンドトラックのようだと表現されてますが、確かにそうですね。音楽性が音楽性なだけに、全ての人にオススメできる作品ではないですが、デスメタル・ブラックメタルというだけでこの手の音楽を敬遠されてる方にも是非オススメしたい1枚です。
個人的にはこのドラマティックさは「究極の暗黒オペラ」と呼ぶに相応しい!
29 2001年12月31日(月)15時3分

上のお二人がおっしゃる通りです。

EMPERORで初めて、しかも昨日買ったところでコメントしますが、マジでカッコイイです。
曲名とかまだ覚えてないんですが、一曲目聴いたときから思ってたサウンドと全然違ったので
ちょっと「アレ?」みたくなりましたが、聴いているうちに「これはメロデス好きの俺にゃぁ
たまらんなぁ」ってなれました。「ティム・ボガーなんかよりよっぽど研ぎ澄まされている」
ぐらいのことしか言えません。あ、ティム・ボガー好きですよ(笑)ただ、このEMPERORでは、
神秘的な旋律が与える恐怖・・・みたいなものをかつてないほど感じさせてくれました。
これからしばらく愛聴します(笑)

Jackson 2002年1月9日(水)12時14分

これはデスメタルというよりヘヴィメタルの大傑作だと思います。
C3 2002年1月19日(土)23時6分

このバンドの他のアルバムは聴いた事がありません。「他のよりは聴き易い」との事だったので、試しに購入してみました。
期待して聴いてみたら、「全然聴き易くねーよ!」って言いたくなりました。充分強烈です。この前にCRADLE OF FILTHを聴いておいて良かったです。あっちの方がよっぽど聴き易いし、まだ解り易いというか大衆性が有ると思います。いきなりコレを聴いていたら、多分頭痛と眩暈を起こしていたでしょう。
完成度の高さは凄まじいです。正に「孤高」。演奏面・音質面も極めて高水準です。そして、曲展開は複雑で、とてつもなくドラマティックです。作りこみが半端じゃありません。音楽性は全然違いますがRHAPSODYでさえもやや見劣りしてしまいます。
しかしまあ、聴いていて気持ちのいい音楽ではありませんね。思いっきり不安感・恐怖感を煽られます。メタル初心者の方には絶対にお勧め出来ません。いくらか理解が有って、なおかつ勇気も有る方は是非。
GIHALA 2002年11月18日(月)22時10分

ホント素晴らしいアルバムです。完全に芸術の域に達しています。まさに「究極の暗黒オペラ」!重苦しさ、恐怖感、耽美性、荘厳さ、神秘性、そして陰険な空気が極めて高い次元で融合され、高度なテクニックによって、それらが聴き手に襲いかかってくる!多くのメタルリスナーに聴いてもらいたい!ブラックメタルだからと言って聴かず嫌いするのにはもったいなさにも程がある!個人的には「IN THE WORDLESS CHAMBER」が特にお気に入りです。感動的なブラックメタルではこの曲を超えるものはそう簡単にはないと思います。ジャケットも素晴らしく陰険な雰囲気を放っています。今の停滞しているメタルシーンを活気づけ牽引してくれるバンドになるのでは、とマジに思っていただけに解散は本当に残念です。ヘヴィメタル界に産み落とされた異端中の異端が作り上げた、あまりにも崇高で孤高な大傑作アルバムです。
KILLERQUEEN 2002年11月23日(土)20時37分

僕はこういうのを求めてました。
まさしく神の領域に達していると思います。
従来のメロデスに比べると神々しい(禍々しい?)オーラを放っています。
デス・ブラックメタルの持つ物を全て高い位置に持ち上げて音に変えている感じです。シンセサイザーのせいか他にはない荘厳さがあります。サウンドの構造にも非の打ち所がないかと。
そして演奏技術も卓抜してます。実はZYKLONから入ったんですけど、やっぱり演奏は安定感があります。
とてもよかった♪

けどGIHALAさんのおっしゃるとおり、デス/ブラックに触れたことのない人には勧めないほうがいいですね。玄人向けってわけでもないですけどね。
サトラレタin大阪 2003年2月3日(月)11時52分

コレで初めてブラックメタルというものを聴きました。
一聴した感じでは「メロデスじゃん」と思ったり思わなかったり・・・。ただ、所々で出てくる神秘的なメロディーは、サトラレタin大阪さんの言われる「神々しい」「禍々しい」、この表現がかなりピッタリな感じです。
聴きにくくはないし、むしろ聴きやすいほうだと思います(デスとかにしては)。

解散したのはかなり残念。
アメンボ 2003年2月8日(土)16時49分

ブラック・メタルの帝王の、ラストとなる4thアルバムですが……なんですか、この素晴らしい完成度は。
いやもう、美しい。邪悪とかなんとか関係ない、芸術的な作品です。
歌詞の題材も人類に火と文化をもたらしたプロメテウスとかで(それに限定されてはいないし、色々な意味にとれますが)、少なくとも「サタン万歳!」とか「キリストを殺せ!」とかじゃないので、ブラック・メタルのそういうイメージを敬遠している人でも大丈夫です。
シンフォニックでドラマティックなメタル(少し激烈度が高いですが…)を求めている人にはおすすめです。
うにぶ 2003年4月5日(土)0時30分

デス・ブラック系はCradle of Filth以外は全く聞かない私ですが、Emperorに対するみんなの評価が高いため、先日購入しました。

恐怖を感じたのはCradle of Filthと一緒でしたが、恐怖の種類が違いました。Cradle of Filthはホラー的、悪魔的な恐怖ですが、Emperorは 何か時空を超越した、気が遠くなるような恐ろしさ を感じました。例えて言うなら、 「子供のころに病気(熱による風邪など)で寝ている時によく見る夢」 のような感じです。曲展開が複雑すぎるためというのもあるかもしれません。

おそらくこんなメロディは後にも先にもないでしょう。
とにかくどうしようもない恐ろしさを感じました。


ジャッキー 2003年6月26日(木)20時53分

「子供のころに病気(熱による風邪など)で寝ている時によく見る夢」に激しくマジで心から賛同します!! あれはいったいなんですか?自分が異空間にいて、何かわからないプレッシャーに押しつぶされるよーな感覚。すごく焦り抱いて軽い絶望のようなものを覚えました。最近はまったくないですが、今でもその感覚は決してわすれません。確かにEmperorはそれに近い感覚を与えてくれますね。
K.K 2003年9月17日(水)23時12分

ほんとに芸術的なアルバムです。これだけの暴虐性を発露させながら、なおも美しいというのはEMPERORだからこそ成せる業ですね。

1曲目を聴いた瞬間に名盤だと思いました。
ボドムっ子 2003年9月30日(火)20時57分



どくいりきけん きいたらしぬで
アゴ 勇 2003年11月12日(水)7時39分

ブラックメタル特有の解り易さが消え失せ、逆に作りこみ過ぎとも思える程の複雑な構成や演奏は、学術的な感じさえする。インテレクチュアル・ブラック・メタル・オペラ?これ程の楽曲をほぼ一人で作り上げたイーサーン、あんたすげーよ。
yokohammer 2003年11月19日(水)16時58分

このアルバムはほんとに凄い!!購入した人に「感動」を与えてくれる素晴らしいアルバムです。

一部では「音が薄くなった」とか「疾走感が減った」などと書かれていますが、
全然そんな事はありません。音圧もあるし、一曲目の超美しいチェンバロの音から耳が惹き付けられてしまいます。
勿論ドラムはTrymがプレイしているので、申し分の無い凄絶振りです。
特にラスト2曲のテンションが凄まじく、まさに「有終の美」を飾るに相応しい作品です。
これはブラックファンだけのものにしておくのは勿体無い!!
メタルファンならば是非聴いてほしいです。
歌詞カードの最後で三者三様にファンへの感謝の言葉を述べていたのが印象に残ったんですが、
もしかしてイイ人たちだったりして(笑)

でも日本盤には色々文句もあります。
まず…邦題「ラスト・エンペラー」ってどうしても世界史で習ってる「宣統帝溥儀」を思い出してしまうんですが…
「闇の終焉・プロメテウス」じゃダメなのかなぁ。
翻訳も全体的に雰囲気出てるけど「INJECTION」と「INFECTION」を間違えちゃってる(笑)
こらこら。
Usher-to-the-ETHER 2004年1月5日(月)22時41分

1st、2ndから比べたらゴシック色が強くなり突進力がなくなりましたが、聴いていて背筋が凍るような恐怖は感じられます。彼等の場合、どんな感じの曲をやってもそれは失われないと思います(ZYKLONでは感じられないが・・・)。

3rd以降はシンフォニックになりすぎたと言いますが、サタニックさは健在です!
2004年5月23日(日)11時37分

激烈度の高いブラック・メタルという音楽にシンセなどを取り込むことによって、聴きやすくすると同時に、崇高なイメージを持たせてるといった感じですかね。かっこいいです。
演奏面でも、イーサーンのウ゛ォーカルは最高峰の美と醜を表現してるし、楽器経験のない自分でもタリムのドラムはすごい(どこがどう凄いかと訊かれても困りますが。)と思います。
久しぶりにいいバンドと出会いましたが、それだけに解散が惜しまれます。

しゅんぺ〜 2004年5月27日(木)22時50分

ブラックメタル自体結構同じようなのが多くてあまり好きでなく真性ブラックでなく聞きやすいといわれるcradle of filthなどでもあまり面白いと感じられなかったですが(初めてブラックを聞こうと思ったときのイメージと違ったし)
この作品は耽美性、冷たさ、背徳的なだけでなく優雅さ、堕落的、荘厳さなど自分がブラックに求めるものすべてが入っているような気がします。
このナルティスティックな感じはむしろゴシックとして名盤に感じますがそこが自分のブラックメタル像と合いました・・・
ていうか本当に解散残念です。
こんな音楽はもう出て来ないでしょうから・・・

紅蓮弁丼(人肉入り) 2004年6月20日(日)23時36分

個人的にはこのアルバムは暗黒のクラシックだと思います。
それまでの作品よりもブラックメタルとしての激烈さは減少し今までよりも音質がクリアになっているためとても聴きやすいです。
でも楽曲が複雑になっているためそれまでの作品が好きな人には聴きにくい可能性があるかもしれませんね(どっちだよ...)

俺はこのアルバムはブラックメタルの名盤というよりも万人受けしない芸術的名盤だと思います。

...もしこのアルバムくらいの音質でそれまでの作品リマスターでたらとりあえず買うだろうなぁ、クリアすぎて邪悪さが消えてしまうかもしれんけど。
カズチン 2004年8月15日(日)1時46分

シンフォ系ブラックの中ではとてもメリハリの利いた聞きやすいアルバムで、激しい突撃リフよりも様式美の方が好きな私にはジャストミートしました。
ウシオ 2004年8月21日(土)4時27分

このアルバムは聞きやすいという意見が多いが、どちらかといえば3rdのほうが
聞きやすいと思う
個人的には、6曲目が好き
ジール 2004年11月29日(月)11時12分

2001年発表の4th。邦題『闇の終焉〜ラストエンペラー〜 』
イーサーンがほとんど作ったせいもあってかなりシンフォニック。
しかし皇帝ならではの激しさもあってグレイトな仕上がり。
血なまぐささは昔に比べて減ってきているものの、曲展開やリフなど質の高さはどの曲も凄まじい。
サモスやタリムもいないとこういった攻撃的な音は出なかったでしょう。
これが最後の作品なのが残念で仕方ないですね。
しかも、閉め方もいかにも「終わり」って感じがしますし(皇帝焼かれて死んじゃってるし・・・)
何というか、ここまで徹底的にやられるとSENTENCEDみたいに再結成がかなり難くなりそうで悲しい。
しかも、ツアーなしで終わらせるとは・・・イーサーンはよほどスタジオにこもってるだけの方が好きなようだ。(ライブもカッコ良くやってんのにね)
まぁ、皇帝だからいつまでも天才なことには変わりないんだが・・・

ちなみにイーサーンは76年生まれらしいので、このアルバムは25歳の青年がほぼ一人で創ったモノということになります。
これ凄くね??

89点。
N男 2004年12月16日(木)20時0分

究極の構築美です。
ドラマティックヘヴィメタルの最高峰。
私にとってDIMENSION ZEROのThisIsHellと並んで理想のメタルの形の一つです。
K/10 2005年5月8日(日)19時9分

サードも好きだけど、これも凄い。

ペレストロイカ 2005年5月15日(日)21時26分

タリムとイーサーンの力量とサモスの実力がとにかく素晴らしい
これほどのアルバムを生み出しておいて音楽的な相違点を理由に解散するなんてもったいない
外在のデスメタル/ブラックメタルを血肉とし、さらにインダストリアルやクラシック、アンビエントなどをあしらえた手法。高次元へと発展させていくような究極の形態のメタルアルバム
内容が半端ない1,3,7,9が特に最高。
もろんじ 2005年9月1日(木)2時54分

自分には他人に何と言われようと「神盤」と呼ぶアルバムが数枚存在する。
その中にあるアルバムの一つがこのEmperor「PROMETHEUS」である。
ブラックをあまり聴かない自分ですが、このアルバムを初めて聴いた時の衝撃は今でも忘れられません。
なんじゃこりゃと。人間業じゃねぇだろと。
タリムとサモスももちろんヤバいのですが、自分はイーサーンの才能に恐怖を覚えました。もはや神のお告げを聞いて作ったアルバムとしか思えません。狂気の沙汰。どやったらこんな曲作れんねん。しかも超美声。
ギターリフ、リズム、メロディ・・・全てが複雑に絡み合い、凄まじい美しさと暴虐さを発散するすべての楽曲。複雑にリズムチェンジする瞬間や、悲哀に満ち溢れたメロディアスなパートから絶望や暗黒世界を思わせるダークでアグレッシヴなパートなど全ての瞬間がそこにあるのがまるで初めから決まっていたかの如く曲が成り立っています。

完成度は言うまでもありません。
J尾崎 2005年9月17日(土)0時38分

このアルバムはクラシックに匹敵する完成度を誇っていると思う。
コレを作ったイーサーンは、時代が違っていたら間違いなく音楽室に肖像画が飾られていただろう。
イーサーンって何者?人間にこんな凄いもの作れんの?
F**KER 2005年11月3日(木)11時41分

究極の暗黒美の世界。
初期のアグレッションも良いが、個人的には芸術性を突き詰めたこの作品が一番好きかな。
ただ、この路線でもっと聴きたかったな。
解散してしまったのが惜しい。再結成してくれ〜!!

って再結成してたのか、知らなかった(苦笑)
(96)
WILK Ⅱ 2005年11月13日(日)18時13分

正直言うと非常に時間のかかるアルバムでした。
ブラックやメタル的な良さとは少し違う作品だな、と感じました。
「The Eruption」 「Empty」などブラックメタルに興味のない方でも
十分好きになれる曲もありこれだけでいえばEmperorを初めて聴く方に
お薦めできそうなんですが、少し難解というか時間をかけて聴く曲があるようにも思えます。あくまで個人的な感想ですが・・・。
「Prophet」「Toungue of fire」などがその例ですがこれらの曲は今では
かなりお気に入りな曲です。
あまり良い事書けなかったんですが、本当に素晴らしい作品です。
初めて聴いてイマイチだな、と感じた方も諦めずに(笑)、じっくり聴いてみて下さい。
Hydra 2005年12月9日(金)14時26分

皇帝の前にはひれ伏すしかないのか・・・
わっせろーい 2006年2月22日(水)21時58分

前作よりもさらにシンセのアレンジが多くなりましたな。
まさに闇の皇帝。凄まじいまでの荘厳で暗黒な世界。
何度も聴きたくなる傑作。
湘南メタル 2006年4月14日(金)16時27分

01年発表の4thにして、最後の作品。
「荘厳」という言葉がこれ程迄に似合う作品は
少ないと思います。
従来通りの「邪悪さ」も残しつつも素晴らしい展開を観せる
楽曲が多く、歌唱法の使い分けも功を相してか
より聴きやすく、ある種の「冷たさ」の様なモノを感じます。
karuha 2006年6月14日(水)21時16分

3rdを買って7年程経って、今回4thを買い聴いてぶったまげた!!
耳が7年前に比べてブラックメタルに対して、慣れてきた事もあるかもしれないが、
これはまさしく名盤です!
何で、もっと早く聴かなかったのか、後悔してます。

とにかくかっこよ過ぎて言葉が出なかったです☆



アモ 2006年9月23日(土)20時52分

シンフォニックでプログレッシヴ。
聴き終わった瞬間私は失禁していました。(オーバー表現
HEAVY IRON DEATH EXPLOSION 2007年2月17日(土)1時42分

またしても3rdとは大きく方向性が変わったEMPERORの4thにしてラストアルバム。
ドラム以外のほぼ全てをIhsahnが一人で担当しているのでクラシック、プログレ、ゴシック、ブラック等の様々な要素が混ざったような音作りになっています。
個人的にはブラックというよりゴシックのイメージが強いように感じました。
ドラムは勿論Trymですが、SamothはAdditional guitars(追加ギター?)としかクレジットされていません。

ブラックメタルと言えば基本的には悪魔のイメージだと思いますが、このアルバムに関しては悪魔と言うより堕天使みたいなイメージがあると思います。
神聖さと邪悪さ、秩序と混沌、信仰と背徳みたいな相反する要素が同居しています。灰色ではなく黒と白が同時に存在する様なイメージ。
タイトルのPrometheusからもそれが感じられます。

・・・何かいまいち纏まらない事をグダグダ書いてしまいましたが、結局の所言いたい事はこのアルバムも間違いなく名盤だと言うことです。
3rdや4thなんかはどうも世間では"ブラックじゃなくなった"というだけの理由で不当な評価を受けているような感じがするので(ここのレビューではそんなことは無いですが)、ブラックという枠に捕らわれずに聴いてみて欲しいアルバムだと思います。
Scarlet Destiny 2008年10月26日(日)3時24分

北欧ブラックメタル・シーンの頂点に君臨する(していた)、闇の皇帝が世に放ったラストアルバムはこれまで以上に完成度の高い、他の追随を許さない孤高の内容となった。サモス氏の追及するエクストリームでアグレッシヴな要素と、インサーン氏の追及する荘厳で美しい、クラシカルな要素が見事に一体となった作品である。闇の皇帝は最後まで素晴らしい作品を遺してくれた。
背徳ノ翼 2009年4月12日(日)22時46分

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