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WOUNDS WIDE OPEN / TO/DIE/FOR
最新作の5枚目。
ⅣはJADEDに比べるとなんとなくパンチが足りなかったので次(このアルバム)に期待してたんですが・・・
好みだ!このアルバム!
やっぱりGのヨナスが帰ってきたのが大きいのか。
ほどよくクラシカルなエッセンスが散りばめられていて良い雰囲気です。
ギターソロも良いので曲がグッと引き締まってます(Ⅳにはそれが足りなかった)。
ていうか曲が良いです。単純に。
ボドムっ子 2006年9月16日(土)18時28分
06年発表の5枚目。
B誌のレビューを読むと随分ソフトになったんじゃないか?と思わせるが、正直前作といい意味で変わらず、良質な叙情ロックを聴かせてくれる。
やっぱりこう来たか!っと思わせるイントロから“Wicked Circle"の流れはSENTENCEDを彷彿させるし、軽快な“Like Never Before"まではいい感じだ。中盤は若干印象が薄いが、後半の“Liquid Lies"での女性VOとの対比は面白いし、続くオジーのカバー“I Just Want You"はさすが声質が似てるだけあっていい出来だ。
全体的には及第点クリアだけど、前作よりは印象に残る曲が少ないのが個人的にはちょっと残念。前任のKEYが良かったってことかな?PRETTY GOOD!って感じかな(笑)
このアルバムは素晴らしい。
どの曲も強力なフックがあり、アルバム全体としてレベルが高い。
ゴシックと呼ばれる多くのバンドの中でも、頭ひとつ抜けた感じがする。
数回聴くと気付く魅力も散りばめられており、末永く聴きたい。
⑨の女性Voを絡めた楽曲も「お!」という展開を見せ、新鮮である。
実は今までの4作を超えてる気がします。ただ、あまりにも「いつものトゥ・ダイ・フォー印」であるがゆえに、その充実度に気が付きにくいのかもしれませんが(汗)。
楽曲は良いのが揃ってるし、演奏的に見ても、ギターはコンパクトに美味しいフレーズを弾いてるし、キーボードはクールで冷ややかな雰囲気作りを上手くしてる。その上で自らの守備範囲はしっかりと守りながら、多少の新機軸もあり(例えばクワイヤなど)。
惜しむらくは、全体的にソロ後のサビのリフレインが淡白なこと。もっとリフレインさせまくるか、あるいはアウトロでギター弾きまくるとか、曲を盛り上げきって終わらせればいいのに…、って。何か物足りないような、尻切れトンボな感じで終わってしまうんですよね。
贅沢な悩みか?
どれかの曲レビにも書きましたが、「ドクトルにプロデュースさせろ」って感じですね、…何様だ、オレ?(笑)。
過去4作で最高のできだ。
純粋に曲が良い。