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SINGER / 下山 武徳
下山武徳が送る`唄'の作品('06/9/13)
前作はレバノンに滞在、己の目で見、耳で聞き、肌で感じた戦争を歌った一枚で
全曲英詞であったが、今作は全12曲の内2曲しか英詞はない
作風は前作同様アコースティックを主体に置いた作りで
日本のトップシンガー下山武徳の全身全霊の、渾身の想いが詰まった唄ばかりである
特に下山をよく知る人なら、茜色の空(ボサノヴァver)、Eternal Loop(clear)はおなじみの曲で手を出しやすいのではないだろうか
他にはバンド編成のものもあり、SIXRIDEのメンバーがその一役をかっている
梶山章、木下昭仁(SABER TIGER)など多彩なゲストも嬉しい所
アルバムの後半、⑨⑩⑪は特に下山の稀代な表現力がいかんなく発揮され
鬼気迫る唄に引き込まれてしまう
①のsingerは優しいメロディーに心洗われる気分である
彼がヘヴィーメタルシンガーではなく
魂のシンガーであると確認できる優秀な作品。
初めて下山の作品を買うつもりの人はまずこの作品から買いましょう
「とにかく皆さん、聞いて下さい!」としか言い様がないっすね。
上の方も仰ってますが、特に⑨〜⑪までの流れは鳥肌ものです。
日本にもこんな良い「シンガー」がいるんだねぇ。感動しました。
メタルを聴かない多くの人に聴いて欲しい