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WE WANT MOORE / GARY MOORE
発売当時、B誌に「無計画、最悪」と酷評されたライブアルバム。
というのも、これ以前に初来日ライブを日本のみの発売にして、程なくしてまたこのライブを発売という過程がある。「無計画」と言われてもある意味しょうがないかな?
しかし、内容は選曲、プレイともに思いっきり“ハード"なGARYを堪能できる。初来日時の豪華メンバーには引けを取るが、逆にGARYの「俺のバンドだ」的なまとまりが感じられる。
特筆すべきはKbd、G、Voとマルチ才能を発揮しているニール“器用貧乏"カーター。この人がいなければ、この時代からアイリッシュ時代にかけてのGARYのライブは散々たるもの(特にVo)だったであろう。
こういった影の功労者は大好きだ。今、何をしてるのかな?やっぱり器用貧乏?!
ゲイリーがバリバリのハード・ロッカー全盛時のライヴ盤。
選曲もハードなナンバーがずらりと並び、スタジオ盤以上に攻撃的なギターサウンドが堪能出来る。
当時日本盤が出なくて、いつ出るのだろうとヤキモキした記憶がある。ライヴ・イン・ジャパン"Rockin' Every Night"もそうだが、この作品も完全収録じゃないのが難点。
日本で発表された時はCDのみの発売だったからどうせならもっと曲数を増やしてほしかった。(1枚で収録出来ないのなら2枚組でもよかった。)
しかし、内容は濃く演奏も素晴らしい。ゲイリーのヘヴィかつエモーショナルな生ギターを楽しむにはもってこいの作品。
空き部屋 2003年12月16日(火)23時39分
ニールカーターについて、器用貧乏というのはぴたりだ。本当に影の功労者だ。彼がいたからアイリッシュ時代があったのかも?と、私も"実は"思う。Garyについては彼が突出しすぎるのでベストメンバーは組みにくいだろうが、あの、Cozy Powellのアルバムでやったような一発勝負バンドみたいなとこをもっと見たいが。
Garyにはハードポップ?いや、やっぱアイリッシュで行ってほしい。
確かに、たった数年で本作を含めライブ盤3枚も発売するのは異常でしたね。内容も寄せ集めだとか
キツイ発言を仰る方もいましたし。しかし、上記の皆さんの仰るとおり楽曲自体、ゲイリー・ムーア
のギターが前面にでた激しいライブですし、楽曲がバラバラの収録というのも昔から行われていた事
ですし全然問題ないと思います。確かにニール・カーターの器用貧乏という表現はうなずいてしまい
ますね。やたら何でも出来る人ですからね・・・。
この頃になるとゲイリーのヴォーカルはかなり上達している(けして上手いとは言わないが)。
本作の解説文には、あまりいいことは書かれていないが個人的には「ROCKIN' EVERY NIGHT LIVE IN JAPAN」よりも気に入っている。
特に 1、5、でのギタープレイは凄い!
「ROCKIN' EVERY NIGHT LIVE IN JAPAN」とは違い、このころにはゲイリーがライヴでもヴォーカルを務めるようになってます。
メンバーはその時のように豪華な面子ではありませんが、しっかりとしたプレイをしてると思います。
収録時間もたっぷりあるし、ゲイリーのライヴを存分に味わえます。