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ERA ONE / SAMAEL
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SAMAELは絶対外さない。(CDの包装に貼ってあったラベルの言葉を意訳。)
このアルバムはVorphとXyだけの名義になってまして、かつXyは「Programmings」となっている。
つまり今作、Xyはドラム叩いてないということです。プログラミングのみ。
インダストリアル作・・・と片付けたいところなんですが、人工的なだけのいわゆるインダストリアルミュージックとも違う。
Xyの無慈悲なプログラミングとVorphの熱くて冷酷なボーカルが融合した逸品。
・・・この感想だとなんか「いつものSAMAELとそんな変わんないじゃん」って感じですね。
まぁ、いつもとは少し違うSAMAEL宇宙を味わえます。
ETERNAL以降の作風が好きな人には掛け値なくおすすめできますし、
6曲目なんかはVorphがちゃんと歌ってて、少しだけ、昔のSAMAELを彷彿とさせます。
難点は、1曲1曲が短いところですかね。
まぁこれもいつもそうですし、不必要に長くするとただ冗長なだけになってしまう可能性があるので
仕方ないことかもしれません。

2枚目(ボーナスCD?)「LESSON IN MAGIC」は、クレジットを読む限りではXy単独です。
つまりこっちがインダストリアルですか。
実はまだ聴いてません。でも外さないでしょう。SAMAELだから。
2006年9月21日(木)23時36分

2006年発表の7th。2枚組です。
…というか、このアルバムはオリジナルにカウントしちゃっていいんでしょうか。
名義もVorph&Xyの兄弟だけですし、特別なアルバムと考えた方がいいのかも。

「Era One」
SAMAELってある時期以降、メタルとエレクトロニカを上手く融合させたような音楽を
やっていたと思うんですが、ここで聴けるのはギターやデスヴォイスなどメタル要素を排除し、
更にエレクトロニカ要素を強めた作品。ULVERの4thやMANESの2nd辺りに近いと言えそうですが
メタリックなギターが入ってない分、こちらの方がよりメタルから遠ざかってます。

メタルではなくなっても、曲から見えてくる宇宙的な風景はいつものSAMAELと共通してるので
ファンならば楽しめるアルバムだと思います。また、このアルバムではVorphが普通声で
歌ってますが、これがセクシーで実に素晴らしい。「Diamond Drops」なんて、もう声だけで
悶絶もの(笑)。普段のアルバムでもこの声使って欲しいなぁ…。多分、この声だったら
音楽性がメロスピだろうがドゥームだろうが絶賛してたと思います。それくらい素晴らしい声。

「Lesson in Magic #1」
こちらは「Era One」を更にエレクトロニカ方向に押し進めた、打ち込みによるオール
インストの音楽で、実質的にはXy氏のソロと言えそう。殊にリズムが強調されていて、
聴いていてトリップ出来そうな作品。メロディがほぼ無く、音響や効果音とリズムで
聴かせる曲でもスペイシーさを感じられるのは、流石Xyという所でしょうか。

最初にこのアルバムから聴くのはお勧めしませんが、SAMAELのスペイシーな世界観に
惹かれる方は是非。「Diamond Drops」の色気のある声で悶絶してください(笑)
Usher-to-the-ETHER 2007年10月18日(木)22時24分

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