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LIGHTNING TO THE NATIONS / DIAMOND HEAD
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★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.153 ★
verga de ngro 2006年10月17日(火)13時27分

'76年、英国はウェスト・ミッドランド地区ストーブリッジにて結成され、同じ学校に通っていたシーン・ハリス(Vo)、
ブライアン・タトラー(G)、ダンカン・スコット(Ds)、コリン・キンバリー(B)というラインナップで活動を開始した
DIAMOND HEADが、『SHOT OUT THE LIGHTS』と『SWEET & INNOCENCE』の2枚のシングル発表後、'79年に自主制作した1stフル・アルバム。
METALLICAが、本作収録の“HELPLESS"“AM I EVIL?"“THE PRINCE"“IT'S ELECTRIC"をカヴァーしたことで、一躍、
メタル・ファンの間で知名度を高め、他にもMEGADETHやSLAYERを筆頭とする、スラッシュ・メタル群に大きな影響を与えた
事で知られる彼らだが、同様に「元祖スラッシュ・メタル」と呼ばれるVENOM、MOTORHEAD、TANK、RAVENといったバンドと
比べると、攻撃性や疾走感はそれ程でもなく、寧ろ、シーンの朗々と歌い上げるヘタウマVoと、タトラーの構築美溢れる
Gプレイの活かされた、6〜9分台の長尺曲を含む大作主義の作風は、70年代ハードロックの面影を色濃く残している。
特に、10分近くに及ぶドラマティックな③を聴くと、SOUNDS誌が「NEW LED ZEPPELIN」と評したのも、良く分かる・・・かな?
但し、彼らは飽くまでHMバンドであり、その最大の魅力は、回転の速い、シャープなGリフの数々。幾多の名リフを
生み出したNWOBHMムーブメントの中にあっても、本作は特異且つクールな名リフの宝庫で、全編通して駄リフは1つもない。
取り分け燦然と光り輝くのが、①②③④⑤⑥⑦・・・って、これじゃ全部か。へヴィ・メタリックなエネルギーと疾走感、
そして劇的な曲展開を兼ね備えた②は、本作の白眉であるだけでなく、NWOBHM史に残る名曲の1つ。
このリフ・ワークが、後のスラッシュ・メタルのインスピレーション源になったというのも、大いに納得がいく。名盤。
火薬バカ一代 2008年3月9日(日)1時15分

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