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RAM IT DOWN / JUDAS PRIEST
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一説によるとドラムパートはすべてドラムマシーンという噂はあるものの、これだけヘビーメタル然とした仕上がりになっていると何も文句は言えない。誰も気づいていないと思うが(おそらくそう感じるのは私だけ?)「PAINKILLER」よりロブの声の出がすこぶるいいのだ。
「PAINKILLER」全ての曲において尻切れトンボ状態の歌唱法に不満を抱いている私にとっては丁寧かつじっくりねちっこく歌い上げているロブに対する評価は高いのである。今一度聴きなおしていただきたい。前作「TURBO」のノリがいいにもかかわらずどことなく陰のイメージに対し本作はうって変わって陽そのもの。この流れに「一体何事か?」とまたしても思ったのだが、これでいいのだ。前作で消えかけていたメタルゴッドの息吹を確実に感じることが出来たのだから。
ロブの妻 2001年12月20日(木)0時42分

そう、速い曲が少ないだけで決してアルバムのトータルクオリティは次作「PAINKILLER」に比べてそう劣ってないと僕も思う。ロブの歌唱も説得力抜群。タイトル曲は屈指の名曲(この1曲だけで買う価値あり)だし他にも佳曲ぞろい。「BLOOD RED SKIES」も良いが、しかしあの曲は少しイントロが「HELLION」をスロ-でメロゥにした感じで彼らにしてはメロディの使いまわしが気になる。中間部の盛り上げは○。「MONSTERS OF ROCK」は少しMANOWARっぽい? 曲自体は良いが。と書いてて気付いたがやはり曲は良いが方向性の面でオリジナリティが薄れているような。あるいはアイデアの行き詰まりが唯一感じられる時期なのか。繰り返すが曲はホント良いのだ。方向性に関しては最も彼らが普通のHMに接近していた時期。彼ら自身も最も悩んで、へこんでいた時期じゃあないのだろうか。ただ僕はPRIESTには駄作は全くないし捨て曲すら殆ど存在しないと信じているが、本作でもそのクオリティは保っている。へこんでいる時期すらこれだけの品質をキープできるバンドの底力はさすが。実験性では前作に、インパクトでは次作に劣るため(トータルクオリティは劣ってないのに)最も位置付けに困る作品。あまり推薦になっていないか。ピュア・メタル/パワーメタルファンには非常にとっつきやすい作品。
YOSI 2001年12月25日(火)13時36分

確かにタイトル曲は素晴らしいと思います、ただ全体的に曲がシンプルで、とっかかりが無い様に思います。
長老 2002年4月12日(金)11時37分

曲名忘れちゃったのですが、
5曲目はLIVEで聞いたらそうとうイイですよ。
PAINKILLERにも劣らないスピード感。
そんなに邪険にしないで、1回聞いてみてください。
評価低いんですよね世間的には。
三十路Boy 2002年4月22日(月)0時8分

非常にポップで、聴きやすい。インダストリアルな匂いがするのは、全曲のドラムマシンとギターシンセを効果的に使っているからだろう。
ヘヴィでありながらキャッチーでメッセージもストレートに伝えているこのアルバムはもっと評価されていい、メタル外の人たちからは特に。
80年代でこのアルバムをJUDASが作ってるんだから、ナイン・インチ・ネイルズとか衝撃には思わないよな。
Boogie 2002年5月5日(日)4時13分

なんでこんなにいいアルバムが問題作扱いされていたのか僕にはさっぱりわかりません。1曲目はジューダスの全ての曲の中でもトップクラスの名曲だと思います。個人的には全部の曲が好きです。2曲目のHEAVY METALはもうタイトルからしてメタルな曲。ツーバスドコドコ(笑)な5曲目や大作の6曲目、チャック・ベリーのカヴァーの8曲目など、聞き所満載な名盤だと思います。
真・マツソガソ 2002年8月22日(木)17時53分

数あるジューダスプリーストのアルバム群をHMとは無縁であった人に聴かせたところ、聴きやすい(気に入った)とあげたのがこのRAM IT DOWNと殺人機械でした。
新しいファンを獲得するためのコンセプトとしては十分に良い作品だったのですが、保守的なファン、HMに対する世間との隔たりなど環境があまりにも悪かった為この作品を問題作という不本意な位置付けに持ち上げたのでしょう。
まず己の耳で聴くべし!
それから答えを出しても遅くありませんよ。


いやん男爵 2002年9月9日(月)0時9分

80年代のアルバムでは1番好き。
1、5は文句無しにカッコイイ疾走ナンバー。
2は題名に反して意外にクールな所が逆に良い。3、4は味わい深い曲だし、
6はドラマティックな名曲。8のジョニー・B・グッドも実はかなりイイ。

これほどの内容でどうして不評なんだ!
N 2002年10月24日(木)1時25分

PRIESTファンと思われる方のHPを幾つか拝見してると、DISCOGRAPHYにこのアルバムが無かったり、HISTORYをみると「DEFENDERS〜」の後がいきなり「PAINKILLER」だったり(苦笑)と「TURBO」と並んで扱いの悪いこと・・・(涙)。
ちゃんと聴いているのかね?せっかくPRIESTを知ったのに、このアルバム素通りしちゃ勿体無いよ。とても当時解散を視野に入れていたバンドとは思えないから。
当時MAIDENの「SEVENTH SON OF〜」(←これまた評価低かった)と並んで愛聴してました。今思うとベテランHMバンドにとっては不遇の時代だったのかも。
m.c.A.K. 2002年11月29日(金)11時44分

このアルバムが一番好き。
影の伝説 2002年12月31日(火)2時16分

PAINKILLERもいいけど個人的にはこっちの方が好きかも。1曲目のカッコ良さには度肝を抜かれたし、6曲目にも感動したし、8曲目も最高だし、4曲目のギターリフがラウドネスのCRAZY NIGHTに似ているし、他全部捨て曲がない。でもって、英国の香りがプンプンするね。
ロブの歌唱も張り切りすぎな位で、かっこ良すぎ!グレン、kkのギターも前作より更に上手くなっているし、音もメタリックでロブとの相性もバッチリ!
はっきり言って悪い所が見つからない。これが不評なの?それはおかしい!なにかの間違えだよ!
他のバンドとは比べ物にならない位パワフルで強烈な作品だと思うね。ロック魂を感じずにはいられない。
ライキチ 2003年1月12日(日)19時15分

hard as iron
i'm rocker
そしてheavy metal
最強の3曲です。
ブートで聞いたライブも最高ですた。
FUCKER 2003年3月3日(月)15時9分

ふーん、このアルバムって評価低いんだ。ま、どうでもいいんだけど、オレ的には、JudasPriestの最高傑作はこれだと思ってるよ。曲自体のクオリティが高いし、HeavyMetalの新機軸も打ち出せたし、捨て曲ないし、I'm a rockerみたいに限界まで引っ張ってるロブの
声もあるし、Jonny be goodみたいなお笑い(でもクオリティ高い)もあるし、もうおなかいっぱいってなアルバムだとおもう。逆にこれ以降のアルバムの方がつらい。turboにしろ、Ram it downにしろシンセがあって、おもしろかった。ファンがごちょごちょ言うから彼らがまよっちゃったじゃないかーという気がしてる。
Judasファンの人には怒られるかもしれんが、私は彼らの持ち味は、超ゴリオシなHeavyMetal曲作ってるのに、実はキャッチーで誰でも聞きやすいってというところだと思ってる。Ram it Down(とそれ以前)にはそれがあふれてる。これ以降のアルバムは表題曲以外、あんまりいい曲が無いので。
なおき 2003年3月24日(月)0時44分

'88年発表の11thアルバムです。前作や次作のように明確な方向性を示した作品に比べると、どうも中途半端な印象があり、あまり評判の高くないアルバムかも。しかしバラエティ豊かで、かつ一番普通にヘヴィ・メタルしてる作品なので、とっつきやすいと思います。実際これが一番好きという人もけっこういることだし。
JUDAS PRIEST風メタルの最大公約数みたいなアルバム。だからかえってJUDAS PRIESTらしくない。そういう点でなんとなくHALFORDの1stに通じるような感じも。個人的には薄味すぎてあまり面白味を感じられません…。ある意味最大の問題作かも。
1曲目「RAM IT DOWN」はスピード・メタル、ハイトーン・ヴォーカル、ツイン・リード・ギターのお手本のような曲。これが入ってるだけで必聴盤かな。
(2)「HEAVY METAL」は、ちょっとタイトル負けしています。悪くはないんですけどね。(10)「MONSTERS OF ROCK」もなんか外しちゃってる印象。
(5)「HARD AS IRON」はヘヴィな曲…と言いたいところですが、このアルバム、やけにクリアな音づくりがされていまして、音が滑らかすぎて迫力がないんですよね。ヴォーカルもギターもいやにクリーンで、そのため曲の魅力が半減してしまっている印象。ヘヴィな音楽においては音が良いのも考えものです。
(6)「BLOOD RED SKIES」は激泣きの曲ですが、やはりイントロが「THE HELLION」っぽいのがちょっと…。前作もですが、過去の曲と類似のフレーズが入ると気になります。そういうのが少ないバンドだけに。
(8)「JOHNNY B. GOODE」は、笑えますね〜。このバンドがチャック・ベリー演るなんて。まあおまけみたいなものですけど。
文句ばかり言っちゃいましたが、無論このアルバムもハイ・クオリティのメタル・アルバムではあります。
ただリマスター盤のオフィシャル・コメントにある「ジューダスのアルバム中、最もハードでヘヴィー」という言葉は信じないで下さいね(笑)。次作以降の方がずっと激しいです。
リマスター盤ボーナスは「NIGHT COMES DOWN」(LIVE)と「BLOODSTONE」(LIVE)ですが、前者はロブの声がボロボロで厳しい出来。おまけにしても、もうちょっと……。
うにぶ 2003年5月4日(日)22時7分

結構評価は厳しめですが個人的にはなかなかいけます。
ですが捨て曲も多く、アルバム全部を聴くにはちょっと無理があるかもしれません。
ですが次作のPAINKILLERにつながるものが十分あるので、絶対に聴く価値が有ると思います。
ばかぼちゃ 2003年12月5日(金)22時26分

確かにドラムの打ち込みや彼らにしてみればメロディアスすぎる曲もあってか「ターボ」同様
一部の口の悪い方には迷盤扱いされている作品ですね。
でも、私も個人的には皆さんの仰るとおり良く出来たアルバムだと思います。
スピーディーでいかにも湿っぽい英国的なところも健在だし、なにより楽曲も幅があって聴いていてあきがきませんよ。
柴が2匹(会社から) 2003年12月27日(土)22時37分

私も"PAINKILLER"アルバムよりも本作の方が好きだ。
"PAINKILLER"アルバムは確かに凄かった。(ドラマーのスコットは大正解!)ヘヴィ、アグレッシヴという形容がピッタリなアルバムだった。
しかし、ちょっと一本調子なのが気になった。かなり無理して強引に押しまくる様に思えた。
本作はメリハリのあるわかりやすい楽曲が揃っている。"Heavy Metal"、"Hard As Iron"なんて正にそのとおりの曲だ。捨て曲が多いと言ってる人がいるが、そうかなあ?楽曲は"PAINKILLER"アルバムよりいいと思うけどなあ。強いて言うなら"Love You To Death"ぐらいか。他の曲は上記2曲以外に"Ram It Down"、"Love Zone"、"Come And Get It"、"Blood Red Sky"、"I'm A Rocker"、"Monsters Of Rock"等覚えやすい良い曲が目白押しだ。カヴァー曲"Johnny B. Goode"も見事にジューダス風にアレンジされてるし。(あ、ほとんど全曲紹介になった。)
難を言えば音があまりパッとしない事、ドラムがイマイチな事。これがもしスコットが叩いてクリスのプロディースだったらもっと凄いアルバムになってたかもね。






空き部屋 2003年12月30日(火)20時57分

これが問題作だったら世の中のアルバムのほとんどが問題作になりますよ、マジで。どこが問題なのかさっぱりわかりません。というかこれは名盤でしょう。捨て曲一切なしと何度聴いても思えますよ、ホントに。
特に俺のお気に入りは「RAM IT DOWN」「HEAVY METAL」で、「JOHNY B.GOODE」のカヴァーも光ってます。
絶対これはお薦めですよ。
STORMBRINGER 2004年1月8日(木)15時18分

ほんとうになにが問題なんだよ。
もんだいなんてあるのでしょうか?
STORMBRINGER さんに同感。
この世は問題作だらけ?

工場長 2004年1月24日(土)16時52分

はい、もちろんPAINKILLARは最高ですよ。
しかし、このアルバムも同じぐらい最高なのだ!
ハリス 2004年2月2日(月)21時58分

なぜか過小評価されてしまうこのアルバム、「TURBO」と「PAINKILLER」の「橋渡し的アルバム」みたいな評価しかされなかったりすることもしばしば。
確かに焦点の定まっていない気はするし、はっきりいってつならない曲(JUDASにしては)もある。
しかし!タイトル曲である「RAM IT DOWN」の存在により、このアルバムを駄作と呼ぶことはできないはずだ!
のっけからのロブのハイ・トーン・シャウト、K.Kとグレンのギターの掛け合いも強烈で、スピード、パワー、メロディといったメタルの三要素を全て兼ね備えたこの名曲は、現時点における私のベスト・メタル・ソングである。
イントロのギター・ソロがかっこいい、ヘヴィな「HEAVY METAL」、ロブの透きとおった声が魅力的でややキャッチーな「LOVE ZONE」、ギター・ソロ前のロブのシャウトが素晴らしく、リフもかっこいい「COME AND GET IT」、明るさと激烈さを兼ね備えた名曲「HARD AS IRON」、デジタルな音作りが気になるものの、壮大で美しい「BLOOD RED SKIES」、ブリティッシュな「I'M A ROCKER」、ロックのスタンダード・ナンバーを破天荒にカヴァーした「JOHNNY B.GOODE」、ヘヴィで力強い「LOVE YOU TO DEATH」、ダークで引きずるような重さの「MONSTERS OF ROCK」といった他の収録曲も、アルバム後半がやや弱い気もするが平均点は軽くクリアしている。
地獄葬戦士 2004年3月8日(月)23時38分

ライナーノーツで伊藤政則が書いているように過去の名曲とかぶる部分がある(勿論良いものは良い)のは確か。
反面、アメリカのマーケットを意識してかヒットすること、新しいことをしようと苦悩している様子も垣間見える。
その迷いが表に出ているのか,幅が広い楽曲群からはやや散漫な印象を受けてしまう。
ただ、それを取り立てて問題作と言う程のものではない。名曲①をはじめ曲自体の出来はけして悪くないのだから。
一般の評価については、問題作という肩書きから入るから評価を間違える人が多いのだと思う。
人の意見に左右されすぎず自分の耳で判断すれば良いのだ。
捨て曲なしとまでは言えないが①、②、⑤、⑥、⑦と聴きどころは多い。
(⑧はご愛嬌。個人的にはアルバムに入れないで欲しかった。)
羽根車 2004年5月29日(土)17時28分

すんなり聴けてしまった。

すごく聴き易いし演奏パフォーマンス、曲のクオリティ

共に申し分ないと思う。ドラムを除けば。

Ram It Down,Heavy Metal,Johny B Goodのような

一発で強烈なインパクトを残す曲もあるし聴き込むほどに味の出る曲もある。

エネルギーが漲る名作です!!


康介 2004年5月31日(月)17時41分

88年発表の11th。
JUDASの刻んだ時代の流れを気にせず、これだけをスポット的に聴けば、なんでこれが批判させているのだろう?と思うのは素直な感想だと思う。
楽曲は全体を通してハイクオリティだし、“Hard As Iron"や“Blood Red Skies"等今でも印象に残っている名曲も収録されている。中身は充実している。
が、しかしこれって前作が“TORBO"であるため、モダン化に対する批判に対し、簡単に元に戻してファンのご機嫌取りをしたような印象を当時受けた為、精神的に弱気に映ってしまったところに悲劇がある。
誰もが思った、“TORBO"は何だったの?失敗作って認めるってこと?そう思わせたところにこの作品も癇に障る結果となってしまったのである。だから旧来のファンが支持しない。
偉大なバンドは大変なのです、ファンが厳しいから・・・
HIGASHI 2004年6月13日(日)22時38分

HIGASHIさんの言うとおりだと思います。
「ちょっとポリシーが無いんじゃないの?」そういう見方は当時ありましたね。
閑話休題。本作の内容は悪くないです。だけど個人的にはやはり弱い曲はあるかな・・・と。
あと、⑧はどうでしょうか。発表当時も非難の槍玉に挙げられていたような気がしますが、やはりこういう海老で鯛を釣るような所業はいかがなものかと。蛇足かと思われます。
しかし、正直なところ①及び⑤〜⑦の存在だけで私は本作を名盤だと評価したい。特に⑦は聴いていると背筋がゾクゾクします。

クーカイ 2004年6月15日(火)23時39分

JPについては人それぞれ思う所が違うと思う。これだけアルバムを出すたびにスタイルを変えてきたバンドなのだから。だから私の意見も結局は個人の思い込み、もしくは偏見なのかもしれない。まぁ、JPに限った事ではないですが…私が思うにJPがJPであった最後のアルバムだと思う。私は次作こそ時代に媚びたアルバムだと思うからだ。良いか悪いかは別として、スラッシュメタルやってみましたアルバムに私は信念のかけらも感じられない。

とまぁ、こんなこと書きなぐって見ましたが、はっきりいって戯言ですよね。純粋に曲が気に入れば別に問題作だろうが、迷盤だろうがどうでもいいわけで、あれこれ頭で考えるより、素直に聴けって感じです、はい。
フルフル 2004年7月11日(日)21時7分

オレはこのアルバムからプリーストがハードロックからヘヴィメタルへと成長していったものだと思っています。これ以前のアルバムは本人達はヘヴィメタルと言ってますが個人的にはハードロックが少し速くなった程度にしか思いませんでした。まあハードロックとしての曲構成はすばらいと思いますが。
このアルバムの一曲目はかなりのメタルといっていいです。とても金属的な音で次作ペインキラーにつながるものが含まれています。ロブのボーカルスタイルも大きく変わりました。シャウトのレベルが高上したと思われます。
Painkiller 2004年9月5日(日)16時45分

Blood Red Skies
I'm A Rocker
が好き
GTX 2004年10月25日(月)22時43分

1988年発表の11th。
ギターシンセを多用した問題作である前作「TURBO」と、ロブが在籍した最後のフルレンスとなったPRIEST史上最もスピード感やアグレッションに満ちた「PAINKILLER」の間にあって、トータルクオリティーが高く、ロブのハイトーンボイスの調子が頗る良いにも関わらず、未だ不当な評価しか得られていない11th。超絶シャウトで幕を開ける本編はまさに「鋼の鋭さ・鉄の固さ」を体現した徹頭徹尾ヘヴィメタルな楽曲群で埋め尽くされ、KKとグレンのツインギターがソロで凄まじい掛け合いを聴かせる①、聞き手を扇動するツインリードのソロから始まる②、ドラマティックに発展する⑥などなど名曲を多数収録。あの1958年のチャック・ベリーのロックンロールナンバーを完璧なまでにJUDAS PRIETなヘヴィメタルに仕上げた⑧の「Johnny B.Goode」には脱帽。しかし、全楽曲が打ち込みのドラムサウンドで、その点では残念な感は否めないが、楽曲の核には影響無し。問題作と名作を繋ぐにはあまりに素晴らしすぎる名盤だ。
Resident Evil 2004年10月31日(日)16時22分

"傑作!!"

"Ram It Down"のドライブ感!、早弾きイントロ・ロブのサビが物語っているこれぞメタル"Heavy Metal"、
鋼鉄の"Hard As Iron"、ドラマティックな"Blood Red Skies"、ヴァン・ヘイレンの"You Really Got Me"同様に
原曲を凌いでJPメタルに変貌した"Johnny B. Goode"。
やっぱり"傑作"でなく"名盤"だね〜。

フライングV 2005年3月1日(火)11時45分

問題作ってか、駄作扱いされてるのが全くもって不当なアルバム。すげーいい出来じゃないですか。そりゃあプリースト=PAINKILLERかSCREAMING FOR VENGEANCEってイメージがどうしても先行しちゃうのはわかるけど、内容は外側のイメージとはべっこだって。確かに作風が他と違う路線だけど、曲はプリーストのアイデンティティが眩いばかりに凝縮されてる。Ram it Downはプリースト史上最高の曲のひとつだし、HeavyMetalもHard As Ironも非常にグルーヴィー。COME AND GET ITはまたノリノリでLiving After Midnightみたいに楽しめるナンバーときた。あとなんといってもJohnny B.Goode。完全にプリーストの曲になってるね・・・。前編をとおして脱帽の出来栄え。PAINKILLERやDEFENDERS OF THE FAITHみたいな攻撃的な作風、SCREAMING FOR VENGEANCEやSTAINED CLASSみたいな様式美ブリティッシュな作風のアルバムをつくれることに加え、このRam It Downのポップで実験的なアルバムを作れるからこそ、プリーストはメタルゴッドであって、メタルの可能性を開拓し続けることができたのだとおもう。
闇鍋 2005年3月9日(水)1時42分

プリーストの中で一番好きなアルバムです。

発売当時B!紙での扱いもかなり小さかった記憶が・・。
クロスレビューじゃなかったし。
プリーストの文脈やシーンの状況っていう要素も加わって
の注目度の低さだったんでしょう。
作品の質以外でもいろんな要素が噛み合わないと
正当な評価って難しいもんなんですね・・

このアルバム、 高品質です!断言します!

傑作と言ってなんら差し支えない粒ぞろいなミディアムヘヴィ
楽曲群が次から次へと展開していきます。

「TURBO」とあわせて80年代後期ならではの華やかさを
感じられる作品。かなり好きな時期です。
kanyuuu 2005年3月16日(水)23時37分

プリーストらしいアクの強さはあまり感じられない、
シンプルで初心者にもとっつきやすいアルバムだと思う。


ほにゃほにゃ将軍 2005年5月12日(木)3時28分

上の方々のレビューを見ると賛否両論ですがどちらの意見にも説得力がありますね、実際私も後追いながら最初に聴いたときは楽曲は良いもののアルバムの方向性の打ち出し方が曖昧な為かどこか焦点がぼやけているように感じました。

PRIEST自身も自覚があったのか長い間収録曲がライヴで取り上げられる事もありませんでしたが今回のロブ復帰後のライヴで "I'm A Rocker" がプレイされたのがとても印象的でした。

個人的にはアルバム前半よりも後半の流れに魅力を感じます。
夢想家・I 2005年5月18日(水)22時18分

プリーストを知った当時(14年前位)は「ペインキラー」の衝撃があまりに大きかったので、何か物足りなさを感じたが、
紙ジャケを揃えたこともあり改めてじっくり聴きこんだが、めちゃくちゃよいではないか。
ロブ・ハルフォード、この人凄すぎ!!
スコットがドラム叩いてたら完璧だったのにちょっと惜しい。
HG 2005年9月25日(日)10時27分

みんな雑誌等の評価を鵜呑みにしすぎ 自分の耳で判断しましょう 個人的にはこのアルバムはそうとう良いです 先入観なしで聴いてみましょう 好きでこだわりで聴いているHMなのに世間一般と同じ「流行に右へならえ」では悲しいじゃないですか 兎に角必聴くですよ
ブラストビートン 2005年10月1日(土)5時1分

あまり思い入れのないアルバムだが、曲は結構覚えていたりなんかする。
それなりにインパクトはあるんだろうが個人的には他のアルバムのほうが思い出深いからなぁ・・・(^^;
noiseism 2005年11月19日(土)13時15分

タイトル曲は好きだ。
白薔薇譲二 2005年12月27日(火)23時59分

なぜこのアルバムが低評価なのか理解に苦しむ。
いかに雑誌の意見に踊らされているリスナーが多いかよくわかる。
とことんヘヴィメタルにこだわったアルバム。
ツインターボ 2006年1月19日(木)16時47分

当初は2枚組で出される予定だった「TURBO」のアウトテイクを含む88年発売の11th。
「TURBO」とセットで世間では問題作扱いされる事が多いアルバムだが決してそんな事はない。
さすがに捨て曲がなく全曲名曲とは思わないが、シンプルながらもじっくりと聞かす事ができる
名曲が多数収録されており個人的には一聴しただけで即気に入った。
PRIESTなりのメタルに対するこだわりが色濃く出たアルバムでなかでも1,2,5,6,7,
は必聴レベルの出来、確かに曲の出来に差はあるが上に挙げた以外の曲も味わいがあってなかなか好きだ。
後このアルバムでのロブの歌唱は完璧で高音域での伸びの良さは「PAINKILLER」でのどの曲よりも上だと思う。

メタル伝道師 2006年1月29日(日)19時41分

このアルバムは僕が中学時代に出会い、その後の人生を変えたアルバム。
ジャケットが地球をぶん殴っているが、これまでであったことのない感覚に自分の頭がハンマーで殴られたような衝撃があったことを今でも鮮明に覚えている。
[RAM IT DOWN][HEAVY METAL][HARD AS IRON]のようなその後の[PAINKILLER]に続くスピードメタルの名曲や、個人的にとてつもなく深い味わいを得ることができる超名曲[BLO
OD RED SKIES]は、まさにこのとてつもなく重い雰囲気を味わいたいで、プリーストでしか聞けない音楽であり、理解してもらえない人には一生わからないものだと思います。
ちい 2006年1月30日(月)0時39分

「BLOOD RED SKIES」は確かに超名曲。恥ずかしながら『TURBO』と2枚組で出される予定だったということを今、知りました。当時の両作の低評価に憤っていた俺は、約20年ぶりに興奮しています。2枚組で出して、その後での『PRIEST LIVE』だったらなあ。タマンネー。でも、この順番だったら『PAIN KILLER』はなかったかもしれない。仮想日本史みたいな話で恐縮ですが。
Vポッキン 2006年2月22日(水)1時43分

文句なしの超名盤。
超絶疾走ソング①「ram it down」で、まずはKO。
メタリックなギターイントロに導き出されるその名も②「heavy metal」はシンプルではあるが意外にノレル。
いわゆるA面ラストを熱く締め括る、これまたその名も⑤「hard as iron」はメタルアンセムといった趣。
⑥「blood red sky」には、いかにもブリティッシュヘヴィメタルともいうべき"重さ"が満ちており、一転して⑧「johnny b. goode」は見事なメタルロックンロールと仕上げられている。
そして、どうだ、この荘重さは。もちろん⑩「monsters of rock」のことだ。まさしく「ロックのモンスター」を音に化けさせしめたような素晴らしい楽曲だ。

全体的にストレートにヘヴィメタルの魅力が凝縮されている。サウンドや楽曲、歌詞などにその傾向は顕著だ。
これまた超名盤である「DEFENDERS OF THE FAITH」アルバムとはある意味反対の一極に存在し、しかし、いずれのアルバムも同じように究極のヘヴィメタルだ。

ヘヴィメタル・マニアを自負するなら是非とも一度は聴いて欲しい、そんなアルバムだ。
今なら、新品買っても、たったの1800円弱だ。
良い時代だなぁ〜。
ドクトル・メタル 2006年5月17日(水)22時53分

ジューダスプリーストに理想や柔軟を求める僕は
このアルバムが大好きです。
「PAINKILLER」は何であんなに怖いんだ?と思って
初めはかなり凹みました。
この作品を聴いてなかったら、「偉大だが恐ろしさに尻込みするバンド」
だったと思うと・・・もったいないな。

バンドに共鳴できる素晴らしい楽曲が詰まってます。



hiromushi 2006年6月4日(日)1時15分

わたしにとっての一番のお気に入りは、はじめて聴いたへヴィメタル及びプリーストのアルバムであり、
私がへヴィメタルを聴くきっかけとなった「PAINKILLER」ですが、
それに次ぐアルバムを挙げるとすれば、勿論本作です。
「ストレートすぎる」「アグレッシヴすぎる」といった「〜すぎる」という意見をよく聴きますが、
元々へヴィメタルはそういう音楽ではないでしょうか?
タイトル曲とHard As Ironは、正に本作を象徴する超名曲だと言えますし、
ある意味プログレ的なBlood Red Skies、タイトルそのまんまなHeavy Metal、
PRIEST流Rock'n RollなJohnny B.Goode、近年のプリーストのサウンドにも通じるMonsters Of Rock等、
バラエティー豊富な楽曲も見過ごせません。
単純にへヴィメタルという音楽を楽しめる1枚だと思うので、普段聞かない皆さんもたまには聴いてみてください。
Blazing Blast 2006年7月31日(月)0時13分

現時点で書き込み数が「PAINKILLER」の約3割のようですが、書き込み数ほどの差を僕は決して感じません。個人的には「RAM IT DOWN」も「PAINKILLER」と同じくらいの大傑作、名盤だと思っています。曲名や歌詞にもヘヴィーメタルバンドとしての誇りや自信が感じられる作品。大好きなアルバムです。
くうかん 2006年8月11日(金)21時24分

ファンの間ではターボ同様問題作といわれているアルバム。
サウンドがどのアルバムよりもメタリックです。
前作のアウトテイクがあったりと全体の統一感が欠けている感は否めませんが
個人的に全然駄作ではありません。
楽曲も再評価されるべき隠れた名曲が多いと思います。
特にHard As Ironは次作に通じる秀作ですね。
あとロブの声の調子が凄くいい。

10倍太陽拳 2006年10月3日(火)21時15分

前作「TURBO」と共に問題作扱いされているアルバム。
ドラムが打ち込みっぽく聴こえるがその分タイトでヘヴィである。
まとめればこのアルバムはメタルですよ。
松戸帆船 2006年10月4日(水)9時27分

実は名作PAINKILLARより回転率の高い私的最高傑作であったりします。
1曲目が特に◎
ウシオ 2006年12月24日(日)16時12分

1988年発表の11thアルバム。
シンセを多用したある意味ポップなサウンドの「TURBO」から一転、
初心に帰るかの如く鋭く硬質なHM/HRらしいサウンドに回帰(ただし、所々ではシンセギターも使ってます)。
発表当時は、少年の自殺事件で訴えられたり、HM/HRへのPMRCからの圧力などがあったり
(JP同様に、OZZY OSBOURNEも同団体から訴えられていた)して、
それらのネガティヴな現状を振りきるかのようなストレートな姿勢が楽曲に見られる。
しかし、彼等がこのアルバムで見せ付けた聴き手の耳にビシビシと突き刺さるようなサウンドこそが「へヴィメタル」そのものであり、
その究極の理想型と言えるものが次作「PAINKILLER」だと僕は信じてやまない。
実際、本作が無かったら「PAINKILLER」は生まれなかっただろうし、そういう意味では本作は陰の名作かもしれないですね。
ICECLAD RAGE 2007年2月17日(土)20時45分

この当時は本当に色んな事件や悲劇が立て続けに起きた為にメタルやハードロック、パンクなどの音楽は邪道だと非難された。
この作品も例外ではなかったが、メタルを語る上で絶対に欠かすことの出来ない重要なアイテムであることに変りは無い。
ニューアイランド 2007年3月9日(金)10時6分

ドラムが打ち込みと思ってしまうと少々気分が萎えてしまう自分が嫌だ。本当にいいアルバム。確かにプリーストらしくない歌詞もあるけどそれがどうしたって感じがする程曲が良い。
北播磨ガイド 2007年3月10日(土)12時49分

スコットに叩いてほしかった・・・。
Deuce 2007年3月23日(金)22時38分

久しぶりに聴きなおしてみてビックリ!TURBOの後のアルバムという事を考えるとギターがかなり弾きまっており凄いアルバムだと思った。ロブの歌も冴えているし、スペーシーな音作りがいいっす!
ニャー 2007年7月2日(月)23時42分

とやかく言われているが自分にはちっとも気にならない
ウカア 2007年7月4日(水)9時3分

すっきりしていて聴きやすい
プリースト入門編としていいかも
ぷにょぷにょぽっこん 2007年11月11日(日)8時53分

このアルバムは楽しすぎる!
激しい1、5、個性が光る2、3、爽快な4、8、正統派の7、ドゥーミーな10、迷曲9、そして究極的にドラマチックな6。
彼等のクリエイターとしての幅広い才能をとことんまで見せ付けたのがこのアルバムだと思う。
こんなアルバムそうそうないよ。
Jackson Mockingbird 2008年1月25日(金)22時9分

ちょっと全体のバランスが悪い気がする
しかし決して駄作ではない
JPファンなら楽しめると思う
Dr.Strangelove 2008年4月29日(火)13時39分

当時、 Stock Aitken Watermanと3曲レコーディングしたとか、
Johnny.B.Goodeのカヴァーがあるとか、
出る前はすごーく心配してました。
聴いたら真っ当な内容だったので、とにかくよかったなぁ・・・と。
プリーストにしてはヒネリが足りないとか批判されてましたけど、
当時はスピード&スラッシュの時代だったので、年寄り扱いされかけてましたし、
だからまあ、批判ではなくてイチャモンのようなものでしたね。
Hard As Iron なんかは今時のメロスピでは到底追い付かないレベルだと思います。
かぼこ 2008年6月22日(日)17時54分

デイヴが叩いているか、マシンかは知りませんが
個人的にはツブレ気味のドラム音が好きだったりします。
ツインギターと良くマッチしていると思います。

スコットが叩いたものも聴いてみたいという気持ちもあります。
もう少しタイトになるでしょうね。
クリスオリヴァ 2008年10月3日(金)7時22分

へヴィーでキャッチー。最高。ペインキラーより好き。
モブルールズ 2009年4月26日(日)15時55分

正確な出所は忘れましたが、HM/HR関連の記事でこの作品が問題視される所以が書かれていたのを読みました。
それによると、不評だった前作から一転してストレートなメタル路線に回帰したら「分かりやすい売れ線に走った」と叩かれたんだとか。どの程度まで正しいのかは分かりませんが、本当だとしたら不当だなぁ。
そりゃ「Heavy Metal」「I'm a Rocker」とかタイトルはモロ過ぎですが、曲はきっぱりとカッコいいですからね。
Spleen 2009年5月4日(月)6時9分

これ、すごいイイ!
問題作扱いされるようなアルバムじゃないです。
ほんとカッコいい曲ばっかりです。
自分は世間の評判がイマイチっぽかったので後回しにしてたクチなんですが、こんなにいいとは思ってなかったので正直ビックリっす!
まだ聴いてない方。ためらうことはありません、ぜひ買いましょう〜。

ムッチー 2009年5月18日(月)4時11分

K.K.のソロがいい意味で目立つアルバムだと思う。
グレンとK.K.のスタイルはやっぱり全然違うね。
わんた 2009年12月24日(木)0時42分

オヤジから一言。
このアルバムが当時問題作とされたのは、当時はまだまだスラッシュさえもメタルファンの中で異端扱いされてたから。
MTVバブルに乗じようと作った「TURBO」が上手くいかず、また王道に戻ってきてくれるとメタルファンは思ってたのに予想以上にヘビーだったので、メタルゴットもスラッシュ寄りになったのかと。
今更、メタルの空洞化なんて問題提起するライターもいないでしょうし・・・。
カビテ 2010年3月11日(木)1時14分

俺は好きです。バランスが偏っているけど,いい曲ならいくつも入ってる。メロディ,ポップ性の点では80年代の中で一番好き。
RHIT 2010年4月10日(土)18時14分

1988年発表の11th Album。
This is Real Hard Core!!の叩き文句が印象的なスラッシュ寄りの作品。
「Turbo」と「Painkiller」を結ぶのにはこれ以上の作品はないでしょう。
両作品の個性が絶妙のレヴェルでハイブリッドされています。
全然問題作じゃない、ドラムの音がちょっと気になるがこれぞヘヴィメタルです。
ポップなのあり、ヘヴィなのあり、原曲破壊型カバーもありとまさにプリースト印。
オススメは①、②、⑤、⑥、⑧です。
現時点で4曲が100point超えてます、名曲多し!

91点。
N男 2010年6月20日(日)23時30分

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