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FINISHED WITH THE DOGS / HOLY MOSES
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3rd『THE NEW MACHINE OF LIECHTENSTEIN』と並んで、初期HOLY MOSESの最高傑作と名高い、'87年発表の2ndアルバム。
猛々しく刻まれるリフ、地鳴りの如く疾駆するリズム隊、邪悪な絶叫Vo・・・と、ジャーマン・スラッシュ・メタルの
王道を行くそのド迫力サウンドは、マイ・ベストである3rd『THE NEW MACHINE〜』のメロディ重視路線に
物足りなさを覚えた硬派スラッシャーの諸兄にも、自信を持ってお薦め出来る強力な仕上がり。
徹底的に磨き上げられたタイトな楽曲(ランニング・タイムは全て2〜3分台)に漲る、アグレッション、スピード感、
ドラマ性は、いずれも1stから段違いにパワーアップを遂げ、特に、つんのめり気味に疾走する①、
怒涛の突進力に圧倒される②、歯切れの良い演奏が痛快な③、本作のハイライト・チューン的存在の名曲④という、
頭4曲の高速スラッシュ・ナンバーによる畳み掛けと、ミッド・チューン⑤で一息入れた後の、6曲目以降の再加速感は圧巻。
そして何より重要なのが、このアルバムからバンドに加入した名手ウリ・カッシュの存在。
重量感とタイトさを兼ね備えたその強力無比なドラミングは、楽曲のスケール感とダイナミズム演出に
大きく貢献していて、流石、メタル・シーンきっての「タイム・キーパー」の異名は伊達じゃない。
アンディ・クラッセンの高い作曲能力とツボを突いたGプレイ、ザビーネ・クラッセン姐さんの
まさにアルバム・ジャケットに描かれている野獣を思わせる咆哮Vo、そして新たに加わったウリ・カッシュのDsと、
初期HOLY MOSESの三本柱が揃って高いレベルで機能している、まさに最高傑作の1つに数えられるに相応しい作品。
火薬バカ一代 2006年11月4日(土)22時32分

アルバム内容については上の方がすべてを語って下さっているので、言うことなし。
ともかく彼らの初期の名盤です。始めから終わりまで徹頭徹尾怒濤のどスラッシュ。若さに任せて突っ走る、その情熱に拍手!
Dogsとは、権力を持っている奴ら、またそいつらに買収される奴らのことらしい。いつもの通り色々含みのある歌詞のようなので、詳しく知りたい方はアルバムのブックレットをご覧あれ。

めたるおばさん 2007年2月24日(土)21時32分

早い!かっこいい!姐さん若い!
全力感がスバラシイです。

ただ、この頃のバンドはちょっと毒が強いので、個人的には
長時間聞いてると精神疲労を感じてきます。

masakiti 2008年12月5日(金)23時56分

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