CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
FUTURE WORLD / PRETTY MAIDS
名作との誉れ高い1stに続くアルバム。1stは彼らの敬愛するPurpleらの影響がかなり正直に出た部分も有ったものの、本作は彼らのもつ曲作りの才能を、彼ら自身で伸ばして、完成させた感があります。そして、ケン・ハマー氏のメロディックでつぼを押さえたギターワークもさることながら、本作ではオリジナル・キーボーディスト、アラン・オーウェン氏の、曲の雰囲気作りに対する貢献が光っていると思います。
圧倒的なPowerで迫るFuture World、結構コンパクトなWe Came To Rock、Loud 'N Proud、ドラマティックなIn The Eye Of The Storm他、聞き所満載。完成度では1stにも勝るとも劣らないと思います。もっとこのアルバムに付いて語ってくれる人が現れれば良いなあ。
KUZU 2001年12月27日(木)22時25分
語りましょう、語りましょう(笑)
PRETTY MAIDSについて語れ!でも書いてますが、このバンドの代表曲である“Fortuna〜Back To Back"は確かに名曲中の名曲であるのは間違いありません。が、あの一曲のイメージだけで語られてしまうのは勿体無い!
この2nd(デビュー・ミニを入れると3枚目)は、煌びやかなシンセを大胆にフューチャーした、これまた傑作HMアルバムになっています。典型的なPM的疾走曲の“Future World"、メジャー感に満ち溢れたポップな曲“Love Games"、静かなアルペジオからアグレッシブな曲への静から動への展開が見事な“Yellow Rain"などバラエティに溢れた名曲が目白押しです。この楽曲のバラエティの豊富さ、歌メロのキャッチーさ、そして絶妙のリフワーク、HMバンドとしては理想的なKeyのアレンジと、PMの魅力がまさに高い次元で開花した1枚です。さすがに裏ジャケのメンバー写真見ると時代を感じずにいられませんが、カラフルなジャケットに象徴されるように、非常に色彩に溢れています。15年近く前の作品ですが、曲はまるで古く感じません。やっぱりロニー・アトキンスの声は最高!That's HMボイス!
彼らの中ではこれが一番だ。
もともとプリティーメイズって正統派HMバンドのはずなんだけどこの2NDではかなりポップでキャッチーな路線を狙っているのが伺える。で、それがまた上手くマッチしていてとてもいい作品に出来上がっていると私は思う。なんと言うか、デフレパードに影響されたみたいな感じに聞こえる。
キーボードが上手く使われている事で北欧メタルのような感じに聞こえるが、元は正統派。キーボードが彼らのサウンドでは欠かせないものでしょう。
個人的にこのアルバムを一番沢山聞いたかな。超名曲は無いかもしれないが、隠れた名曲はあるはずだと思います。北欧好きな人は聞くべし!
アグレッシヴなタイトル曲や劇的なYellow Rain、その他以下KUZUさんに同文。
案外評価が低いけど楽曲粒ぞろいだし、退屈するほど長くもない(笑)
バランスの取れた非常に良いアルバムだと思います。私的には1stよりこっち。
1stもスバらしいですが、このアルバムもそれに匹敵する傑作。
北欧メタルを語るには外せないアルバムだと思うのだが・・・。
PRETTY MAIDSってもっと人気あるのかと思ってたけど、意外とマイナーなんだな。
このアルバムは本当に好きなアルバムの一枚ですね、北欧独特と言うのかな、何はともあれ的にメロディが良い。
男らしいんだけど、クリアーなメロディ、ありそうでなかなかないタイプだと思う。
最近はCDで買い直そうか考え中っす。
トータルで見ると1stなんだけど、このアルバムにはFuture World、Yellow Rainという超名曲が収録されているため、こっちのほうがよく聴いている。1stは全曲☆2個。2ndは上の2曲が☆3つで、そのほかは☆1個って感じ。
私は1stの音には古さを感じてしまうので
このアルバムのほうが好きです。
特にタイトル曲はかなり聴きこみました。
彼らの作品の中では地味な位置に存在しているが、これはこれでいい作品である。彼らはコンスタントにいい作品を発表しているが、なかなか報われない。そもそもこういった正統派HR/HMが正当な評価を得られないから、シーンは衰退していったのである。サウンドには彼らだと一発でわかる個性もあり、楽曲も悪くない。
今だからこそ、こういったバンドを再評価すべきである。
87年発表のカラフルなジャケットが印象的な2nd。
前作で正統派支持層から圧倒的な支持を受けてのセカンドで、これまた期待に違わぬ名盤に仕上がっている。彼らの場合、疾走曲とメロディアスな曲とのバランス感覚が素晴らしく、“Future World"、“Yellow Rain"と“Love Game"、“Eyes Of The Storm"あたりが共存するところが凄い!贅肉を削いだ9曲って所もちょうどいい感じで聴き終えられる。今のファンにも十分アピールするものがあるので、聴いてみて欲しい。
ちなみに妹もこの作品を気に入っていた。曰く、ハウンドドッグの大友康平が英語で歌ってるみたいでかっこいい!との理由だった(笑)その当時はこいつおかしいんじゃないのか!?って思ったけど、言われてみれば似てなくはないかな?
PRETTY MAIDSと言えばやはりRED、HOT AND HEAVYが有名だが、個人的には本作が間違いなく最高傑作です!!!!
超名曲である①、④が素晴らしすぎるし他の楽曲も捨て曲などありませんよ!!!!
なぜ、廃盤???再発望む。。
↑Amazonの輸入盤で買えますよ♪リマスター盤とかじゃないですが・・・。
北欧の美しさと正統派パワーメタルが無理なく融合した傑作中の傑作!
このアルバムが「マイナー」扱いってあり得ませんが・・・。
80年代メタルの最重要アルバムの一つでしょ、これ・・・?
ライブでもお馴染みの曲がいくつも収録されている初期の代表作。
何と言ってもタイトル曲のメインリフが印象的でした。
アルバム後半の疾走曲が妙に音が悪い(曲が進行するにつれてどんどん音量が下がっていく…)
ので通して聴き辛いのが勿体無い…。
これもまあまあですな…
中途半端なキャッチーさが足を引っ張っているような気が…
同時期の他バンドと比べるとギターのインパクトが弱く感じるな…
もう少し何かあればブレイク具合も違ったのかな…
これはまぁ!すばらしいアルバムですねwwカラフルで先進的なジャケで素敵。。
このアルバムのYellow Rainやfuture worldや。。これほどイカしたアルバムは無いですよ。。あと補足で結構Loud'n'proudも好きなんですよww
タイトル曲は絶品。この頃ロニー・アトキンスはロブ・ハルフォードのように2種類の声を使い分けるというのが売りでしたね。懐かしい。
これも傑作です。
2枚目であることと、87年で北欧・LAともメタルが百花繚乱の中で、どれだけ個性を発揮できるかを問われていた中で、実に見事な作品を出してきました。
まだ、この頃は、ロニさんケンさん時代ではなく、ベースのアラン ディロングが存在感有りました。(「Jump the gun」発表後の初来日を横浜新都市ホールで見たときのアランはかっこよかったなあ)
特にアルバムタイトルナンバーはメタル黄金時代である80年代名曲ベスト10には、絶対入れる超名曲でしょう。
久し振りに聴いてみて、このバンドのキーボードの入れ方のセンスの良さに度肝を抜かれました。
青臭い1stフルから一気に進化したこの作品。以降の作品も含めて、バンドの魅力は色々ありますが、全てを伝える分には一番バランスがいいかも知れない。
リフの作り方は上手いわメロディセンス爆発だわで手が付けられないテンションって感じです。疾走曲のなんとドラマティックなこと。ポップな曲のなんと良く出来たこと。
彼らこそ全メタルファンの味方ですよ。
今こそ聴け!
だるまや 2009年11月24日(火)17時21分
「オリジナリティー」という意味で、このバンドはずば抜けたモノを持っていました。
当時(80年代)、「北欧」出身且つ煌びやかな「キーボード」サウンドを身上としながらノリも勢いもある骨太な音作りは、なかなか稀有な存在感をも醸し出していました。
この2ndアルバムは、(SFじみたジャケ絵共々)1stから更に進んだ洗練度・メジャーへの志向性を窺わせるPRETTY MAIDSの意欲作です。
彼らは今もなお活動を続ける老舗バンド。その若き頃の輝きが満ち溢れたこの作品を聴くと、これからもずっと息永く頑張ってほしいと思います。