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ELIOGABALUS / DEVIL DOLL
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90年発表の2nd。
ドラマティックさにこだわったバンドは多くいますが、ここまで徹底したのは他に無いのでは…。
本当に、悪魔の演劇が行われる劇場に来てしまったかのような感覚を呼び起こす名盤です。

ストリングスやキーボード、アコーディオンや合唱などを用いた頽廃的で耽美な
オペラティック・クラシカルパートやゴシックメタル的なパートなどを組み合わせて
構成される極めてシアトリカルでドラマティックな音楽で、最早クラシックやメタルの枠を
超越した所で素晴らしい音楽を体験させてくれるという感じ。
×ィズニーの某超有名曲のオルゴールバージョンをサンプリングして琴のような音色を
被せるパートなど、時々前衛的とも言える部分も。結構展開が急な場面もあったりしますが、
全てが彼らの掌の上で行われているような雰囲気で全く無理を感じさせません。

20分を超える曲が2曲という構成ですが、どのパートもメロディアスで緊張感があって、
長い曲が苦手な人が聴いたとしても呑まれてしまいストップボタンを押せなくなる事請け合い。
っていうか45分間全くダレることが無い展開なので、耳が休まる暇が無いんですが…(笑)。
合唱やギター、ストリングスなどによるメロウなメロディをフィーチャーしたゴシックメタル的
パートなど部分的にはキャッチーと言っても良いくらいで、長い割に取っ付き辛さは
あまりなく曲に入っていきやすいのも良いですね。

ヴォーカルは魔女の囁き声のような声色で、時折がなったり朗々とメロディを歌い上げたり。
最初はちょっと苦手かと思いましたが、1曲目が終わる頃には「これしかない」という気さえ
してくる程に。このヴォーカルが曲全体を引っ張っていっているような印象すら受けます。

しかしこのバンド、今まで登録すらされていなかったというのが信じられません。
クオリティはめっちゃ高いと思うんですが…。ゴシック苦手な人多いのかな?
まだこの一枚しか聴いてないんですが、ほんと個性的で素晴らしい音楽性を持ったバンドだと思います。
Usher-to-the-ETHER 2006年11月20日(月)12時9分

これだけなぜか2曲入りなんですね
なんかあったんでしょうか?w

ブラックなりプロバン、ゴスバンなりでパートパートで見かけるツボ部分を
集めた感じ。たまらんw
panda 2007年6月9日(土)10時40分

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