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BADLANDS / BADLANDS
'80年代末期、スーパーグループと呼ばれるバンドが3つも誕生し、相次いで作品を発表した。そのうちの1つがこの『BADLANDS』である。
BADLANDSはOZZY OSBOURNEバンドにいたギタリスト、ジェイク=E=リーが結成したバンドで、ヴォーカルはBLACK SABBATHでも歌ったことのあるレイ=ギランだった。
他の2つの"スーパーバンド"と比較すると、メンバーがジェイク以外地味な感があり、またアルバムの内容も他の2つのものと較べると、荒削りすぎるきらいがある。しかし、その"荒削り"なところが大きな魅力であったことも事実で、発売当時はMR.BIGより良く聴いていた。稀代のリフ・メイカーである、ジェイクの才能が随所にギラリと光っており、HR特有のダイナミズムが思う存分味わえる好盤である。
クーカイ 2001年12月27日(木)23時59分
このアルバム、何が素晴らしいってレイギランのボーカルが素晴らしすぎます!絶対買いです!
ところでジェイクは今何処へ?
ジェイク・E・リーが尻すぼみになっていってしまったのは、ハードロック三大不可思議のうちの一つだ。(残りの二つは現在考え中)
この人のセンスのよさは本物だった。
このアルバムで聴ける彼のプレイには、時代の変化を言い訳にさせない、普遍的なカッコよさがあった。神出鬼没、変幻自在のニンジャ・ギターとでも言おうか。スパッと切り込んでくる切れ味が素晴らしい。
これだけの仕事が出来るミュージシャンを、このままフェイド・アウトさせてしまうわけにはいかない。
ジェイーク!!
カムバーック!!!!
レイ...永遠に...早9年の歳月...
輝かしいヴォーカル・ワークに、歯切れよいギター・ワーク。
「締りのあるサウンド」ってこういうやつだと思う。
今もってなかなかフォロワーが現れてないサウンドだと思うし。
ま、そんじょそこらの`寄せ集め'バンドにゃ出来んことだけどさっ。
オジー&サバスから産まれたまさに`スーパー'なバンドだよ。
あぁ...失いしモノは大きい...
この時期、なぜかHRバンドはブルース路線に向かう連中が多かったな…。その中でもBADLANDSは目立っていましたよね。(Dreams in the dark のクリップはよく流れてたし…。)音もカッコイイすよね、またこんな「ブルースハードロック」が聞きたいな
売れなかった....。大好きだったけど、レイ・ギラン
も死んじゃったしね。合掌。
オジーバンド時代は、エディ系のトリッキー技連発だったDancerジェイクがいきなり落ち着いたブルースギタリストになって作ったハードロックアルバム。
レイ・ギランのヴォーカルとジェイクの巧みの渋いギターが組み合わさった傑作で、1曲目の 「HIGH WIRE」のシンプルながらも異様にカッコ良いギターリフ、よくコピーさせてもらいました。
格好よかったなぁ、このAlbum。
ごめんなさい、この音源もLostして手元にないのです。
でも、土臭いあの音をもう一度再確認したい!!
といいながら、BestTuneは
"Dream In The Dark"
ぬるいファンですまん。
ジェイクイーリー(全部カタカナやったらヘンやね)の魅力満載である。
ブルージーかどうかは別として、泥くさい渋い作であった。
地味でドライな録音は不思議と渋みを増してイイね。
これ今でもよく聴くなあ。
地に足のついたやや渋めのハードロックがとにかくかっこいい。
地味なんだけどキャッチーな曲とレイの張りのあるヴォーカルが大好きです。
ジェイクって今何してるんやろか?
OZZYバンドの正式2代目ギタリスト、ジェイク・E・リーが結成したバンドの88年発表の1stアルバム。
ヴォーカルは元BLACK SABBATHのレイギラン、ドラムスはKISSのメンバーでもあるエリックシンガー、ベースはジェイク在籍時のOZZYバンドのオーディションも受けたというグレッグチェイソン。
レイギランのソウルフルな歌唱とジェイクのギターがとにかくカッコイイ。しかも佳曲揃いときているから文句も出ません。といっても渋い魅力なので万人受けするかどうかは分かりませんが、わたし個人としてはアメリカの広大な大地を思わせるこのサウンドが気に入っています。リフが耳に残る1曲目の「HIGH WIRE」、ブルージーで味のある「WINTERS CALL」、疾走ナンバー「DANCING ON THE EDGE」「HARD DRIVER」、どれも良い。でも一番のお気に入りは「DREAMS IN THE DARK」。決して派手な曲ではありませんが、とにかくレイギランの歌が最高に胸を打つ。是非とも一度は聴いて欲しい好盤。
89年発表のデビュー作品。
オジーのバンドで派手なギターを聴かせてくれていたジェイクだが、彼を中心に結成されたこのバンドでは非常にオーソドックスなスタイルのプレーに終始している。
楽曲自体は初期WHITESNAKEのようなブルージーなハードロックで、その代表が“Dreams In The Dark"。ブルージにしてキャッチー、ここを狙ってたんだと思う。
この時期は結構この路線を狙っていたバンドが多く、一種のブームであったように思われるが、今聴いても飽きることなく聴けるあたりに本物の持つ実力を実感することができる。
まずレイ・ギランを好きになるかどうか、それに尽きる。楽曲はヘヴィーでも無ければポップでも無い。かといって、さほどブルージーでも無い。中途半端な原因の1つに、ブルース好きのレイ・ギランの才能にジェイクが合わせて作った感が否めない。レイの声質事態もブルースに合っていると思えないのだが、やはり聴き所といえばレイ・ギランの歌となる。そんな楽曲の中やさしく丁寧に丁寧に唄い上げ、最後にはこいつはタダ者ではないぞ!と感じさせる。ボーカル最優先で聴く人には超おすすめ!楽曲・サウンド重視の人には?だけど。
ジェイクいーりー の攻撃的なギターすごくかっこよかったです。特に怖じー時代の"ばーきんぐあっとざむうん"で魅せたギターは将に"超次元"でしたね〜もうしびれる〜て感じでした。
今でも時々無性に聴きたくなる1枚。
本当に歌がうまい。
この人が生きていたら、これまでにどんな音源を残してくれたのだろう。
横関敦のアルバムで歌っている曲も絶品。
ジェイクのギターも耳に絡みつく。
発売日に見送り、約1年後に買ったアルバムです。
その時は1曲目の「HIGH WIRE」を聴き「ゴメンなさいジェイク。過小評価していました。」の気持ちでいっぱいでした。又、それ以上にレイのVoには「参りました」の一言でした。
同時期の他のスーパーバンドが期待通りのアルバムを次々に発表していましたが、彼らは自分の予想を遥かに上回っていました。
(メンバーの才能が1+1+1+1=4ではなく1+1+1+1=10になったと思わされる典型的な例だと感じました。)
ZEPを彷彿させる①(自分的に彼らのベストチューンです)、一緒に歌いたくなるキャッチーなメロが印象的な②、ドライブ感抜群の⑤⑦、ブルーズっぽさが心染みる⑩など聴き所満載です。
曲の質について一般的には賛否の声を聴きますが、渋くカッコいい曲達がその(先述の曲の)脇をしっかりと固めていますので全曲(日本盤ボーナス含)が掛け値なしに素晴らしいと断言できます。
地味などと一言で片付けてしまうには、本当に惜しいアルバムだと思いました。
オジーの音を期待すると肩透かしをくらうが、ブルージーハードロックとして聞いた場合良いと思う。レイのボーカルは哀愁があるしジェイクのギターもすばらしい。ただブルージーアルバムなだけにこれと言った曲がない。全体的に似たような感じの曲が並ぶ。なんかジェフワトソンのMOTHERS ARMYと同じ方向性である。
オジー・オズボーン・バンドで活躍していたジェイク・E・リー(g)が
元ブラック・サバスのレイ・ギラン(vo) 元ゲイリー・ムーア・バンドの
エリック・シンガー(ds)旧友グレッグ・チェイソン(b)と組んだバンドです。
サウンドは70年代にレイドバックしたかのような、かなりレッド・ツェッペリンを意識したような作りになっています。
LAメタルと70年代ハード・ロックのリフが交錯するジェイクのギターは聴き所満載です。
驚かされたのはレイの唄でした。
ブラック・サバスではこんなに上手くはなかったはず。
↑の方々のように年季の入ったファンじゃないので、思い入れも特にないのですが
めちゃくちゃカッコイイっす、これ。
各人の火花散るパフォーマンスが熱い!レイ・ギランかっこよすぎだ…。
エリック シンガ-(KISS)ドラマ-がいるから最高でしょ!!!!!!!
↑の方々の仰るとおり、スーパーグループだったんです。
アメリカではブルーマーダーよりも人気があったんです。
骨太で男らしいサウンドで惚れちゃったわけなんです。
良曲揃いの好盤。
飾り気の無いソリッドでドライなプロダクションが硬派で男っぽい印象を醸しだす。
ジェイクのブルージーかつ切れ味鋭いリフ&ソロワーク、レイの風格たっぷりの歌唱が素晴らしい。
あまり愛想のいいアルバムではないが渋めのHRが好きな人にはお勧めです。
このアルバムは死ぬほど好きなのだが、
友人に聞かせたら、80年代っぽくって最悪だそうだ。。
どこをどう聞いたらそうなるんだ!?と思ったが、
このバンドが一般的にはほとんど忘れ去られているのはそういうことなのだろう。
でも、私とっては、捨て曲なしのかっこよすぎる曲のオンパレード!
このかっこよさには渋いとかいぶし銀などという言葉さえ不適切だ。
1stではところどころに垣間見せる東洋的な音階もZeppelinぽさを感じさせる要因の一つで
2nd, 3rdアルバムと決定的に趣きを異にする部分ではないかと個人的には思っている。
できればこの路線のアルバムをあと1〜2作は発表して欲しかった。
アメリカ出張の帰りに空港でカセットテープを買って聞いてだんだけど、ヤフオクで売っちゃった。買った人が「希少価値なんです」って言ってたけど。。。
今になって、ダビングしときゃあよかったよ。
もう、アメリカの中古の店でも見かけないもんね。
♪Sing me a sweet, sweet song...♪だっけ?もう一回聞きてぇな
ZORAN 2007年5月23日(水)12時55分
当時ブルーマーダー派だったから正直あまり聴かなかった。
いま冷静に聴くと、かなりの力作であったことは間違いない。
過少評価するにはあまりにもったいない作品だと強調したい。
いろいろと聴きどころは多い。
ジェイクはレイ・ギランの趣向に合わせたのかオジーの頃と比べるとだいぶ変化したが、本当に個性が強い人だ。
プレイヤーとしての力量、アピールは相変わらず素晴らしく、これほど個性の強い人も珍しい。
レイは熱唱型で本当に惜しい逸材だった。
スタイル的にもプラント〜デビ・カバ〜ディオで今となるとそうはいないタイプ。
バンドのアンサンブルもドラムもベースも非常にタイトで上手い。
簡単に言うと↑に「あまり愛想のいいアルバムではない」とあるがこれが一番合った言葉かも知れない。
これは本当に硬派な音楽だ。
硬派すぎる。
一般に売れるにはちとレベルが高かったように聴こえる。
ある意味これは本当に玄人向けの音楽ではないか?
一曲一曲を聴くと非常に完成度が高いが、魅力がすぐにストレートに伝わらず、ある程度聴き込こまないと分からないのがこのアルバムの性格。
ハードなブリティッシュ・スタイルのサウンドで、一口でZepタイプだと言い切れないが、キングダム・カム、カトマンズ…などに近いと言えば近い。
しかし彼らほどポピュラーなスタイルではない。
プロデューサーがSAVATAGEのポール・オニールで合っていなかったのかも…。
硬派と言えば硬派な人選だが、こういう音楽性なら違うプロデューサーでも良かったかも。
これほど書き込むとは思わなかったので、やはり当時凄いアルバムの一つだったのかなと思う。
売ってしまった。今猛烈に後悔してる。また聞きたい。
これはホント素晴らしいアルバムですね。
心の奥深くに沁みてくるような、そんな音楽です。
渋さを感じさせるが、間違いなくHRしてます。
ジェイク・E・リーはやはりいいギタリストだな、と再確認。
リフは鋭くとがってますし、リードプレイも実にメロディアスでエモーショナル。
そして、レイ・ギラン。
この人は・・・、すごい、すごくいいヴォーカリスト・・・。そう思った。
上手く言えないけど、感情にまっすぐ訴えかけてくるようなヴォーカル。心が震える・・・。
疾走HRでもブルースでもバラードでも、エモーションを決して忘れない熱唱。
こういうヴォーカルは大大大好きです・・・。
この2人のコンビネーションはもう最高です。
楽曲も、どうしてここまで名曲ばかりそろえられるのかと思うほど。
捨て曲なんてありえないし、どれも名曲と呼べるレベルの曲だと思う。
その中でもあえて超名曲を挙げるなら、①"High Wire"、②"Dreams In The Dark"、④"Winter's Call"、⑤"Dancing On The Edge"、⑦"Hard Driver"、⑩"Seasons"、・・・ってほとんどの曲になってしまいました。
あえて難点を挙げるなら、涙ものの極上の感動バラードの⑩"Seasons"で締めてほしかったかな。
ボートラの⑪"Ball & Chain"もいい曲なんだけど、せっかくの大感動の幕引きがもったいない。
長続きしなかったってところが、ジェイクらしい(笑)。総アルバム2枚、もちろんこの1stが上でしょう。
このアルバムと2nd、レコードで持ってます。
とにかく、現在ほとんど表舞台に立ってないことが全く意味不明なギタリスト、ジェイク。
性格が悪いのか?個性的すぎる?それとも、だれかの陰謀!?
もしどれかに当てはまっているとしても(笑)それでも到底納得できないほど素晴らしいギタリストである。高度なテクニックとメロディアスさを持ち合わせたソロとセンスあり過ぎのリフ、非凡な作曲能力、一体何がいけないのだろう…。
さらにはレイギランのボーカル。もう、ほんと〜〜〜に、ウマイ。これしか表現のしようがない。
特にライブでのパフォーマンスは往々にしてレベルダウン(声が出なかったり音程はずしちゃったり)してしまうボーカリストが多い中、逆にスタジオ録音より上手く感じるくらい。彼がもうこの世にはいないのが、残念でなりません。
もちろんグループとしての完成度も素晴らしく、時代がどうこうとか、玄人好みだとか、そういうのは一旦抜きにして、純粋に彼らの「音を楽しんで」ほしいです。特にまだ彼らのライブ映像を見ていない方は、それを見ると、真のライブバンドとは彼らのことを指すというのが分かるでしょう。
もうじきリマスター再発されるようです。
昔、ダビングしたカセットテープは持ってるけど。
今度はちゃんと買おう。
これでやっといい音で聴ける。
再発盤買いました。昔の記憶の中の音と比べてリマスター効果はあまり感じない。でもそんな事はどうでもいい。なんでこれを手放してしまったのか、当時の自分を呪いたくなるくらい名盤です。オジーのバンドにいたギターリストはみんなリフ作りがうまいが、ジェイクもいろんなタイプのキャッチーなリフを弾いています。もちろんレイ・ギランのVOも良い。たしかL.Aに残ってる実力のあるヴォーカリストの最後の二人のうちの一人と言われてましたね(もう一人はスティーヴ・スティーヴンスのバンドに入ったペリー・マッカーティ)。実際はそれ以降も実力のあるヴォーカリストはL.Aから出てきましたが。それはともかく同時期にデビューしたスーパーバンド、MR.BIGにもBLUE MURDERにもまったく引けを取ってないと思います。