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METAL ON METAL / MEPHISTOPHELES
伝説のバンドの復活盤(といっても解散前にオリジナルフルアルバムは出してなかった)。内容としてはゴリ押しのパワーメタルが聴けます。好きなひとは好きだろうと・・・。その純粋なメタル魂に圧倒されるでしょう。
梅原のデス声っぽい声が妙に心地よい
伝説の日本のパワーメタルバンドが復活!ということで、かなりの興味を持って聴いてみましたが、なるほど、これは確かに日本のACCEPTと評されるべきバンドですね。今のバンドを引き合いに出すなら、むしろGRAVE DIGGERあたりに近いのかも。
ウド・ダークシュナイダーをさらに激烈にしたかのようなヴォーカル氏が、とにかく強力です。本家の声が衰えてしまっている以上、これだけでも貴重な存在でしょう。しかし残念なのが、2人のギタリストからはモロにブランクを感じてしまった事…。特にソロは、正直かなり粗いと思います。これさえなければ、ノスタルジーに留まらない「今」を生きるパワーメタルバンドとして応援したいのですが。曲はさすがカッコイイものばかり揃っているわけですし。
だみ声スクリームヴォイスの梅原と左利きのギタリスト工藤恭司を擁した東京のパワーメタルバンドの初のCD作品1987年に解散し現在再結成中も工藤はいません(もう一人のオリジナルギタリスト沢井比河流はいます)ACCEPTを彷彿とさせる硬質なリフと重量感のあるリズムにパワー溢れる疾走感は魅力のバンドでした。全13曲中4曲は梅原がいたERASERHEADの音源で参加メンバーもG,アンセム清水にリズム隊はガーゴイル、KEYの岡垣が参加しています。メフィストの曲と混ざっても違和感のない作風で清水の変則的なギターワークが光ります。パワー溢れる硬質なサウンドの中に艶のある音色のギターが聞こえてくるのが彼らの魅力、攻撃的でありながらも色気を感じるのが嬉しい。やはり正統派はいいなぁ