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LOVE / THE BEATLES
言わずと知れた「5人目のビートル」、ジョージ・マーティンとその息子ジャイルズが手掛けたビートルズ初の完全リミックス盤。
1曲1曲を他の曲と組み合わせて作成した、悪く言うと「ツギハギ」の曲を集めたアルバムです。
僕の父が買って来たのを聴きましたが・・・正直、「酷すぎ」です。
1曲1曲の印象は原曲と全くと言っていいほど違いますが、これはやりすぎだと思います。
原曲に拘らないファンには一聴の価値はあるとおもいますが、原曲の保守派には全く持ってオススメできません。
ビートルズを洋楽のルーツに持つ自分としても、これは納得できません。
なんか評判がよろしくないビートルズの新譜(ということになってます)。
いわゆるリミックスの類だと思って聴いたんですが思っていたのとはちょっと違った。
『継ぎ接ぎアルバム』だな、こいつは…
僕はビートルズ大好きでCD BOXもアンソロジーもBBCもNaked…もみんな持ってますけど
正直どれとどれを繋ぎ合わせてるのかわかんない曲も多い。
ほとんどそのままなんじゃないのってのもある。
そして言える事は全部逆効果というか、やっぱりオリジナルがいいってこと。
熱心なファンの人が目くじら立てるのもわかるよね。余計なことして!って感じで。
ただホワイトアルバム収録曲なんかは音が良くなってて嬉しかったり…(笑)
玉響さんの言うように、確かに音質は向上してますね。
初回盤は、CDの曲を5.1サラウンドで収録したDVDもついてるくらいですから(4000円ちょっとと高いですが)。
そのあたりまでちゃんとやってるところは、流石リミックス盤。
某名前に"マル"の付くギタリスト(笑)さんの作品もそうしてほしいものです。
全てビートルズ素材のマッシュアップ、又はコラージュって感じですね。
オリジナルに拘る人には「???」かもしれませんが。
素直に、良い音源だと思いました。
勿論、全てオリジナルも好きですが、これはMIX CDとして、最高の部類だと思います。
個人的に、良い意味で、マーティン親子、やってくれました。