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IX EQUILIBRIUM / EMPEROR
it's graet!
一曲目の邦題がサイコー。
汝、人を憎みたまえ!ってね。
まだこんな音楽が世界にあったのか!と(良い意味で)。
最近になって初めてエンペラーに手を出したんですが、想像してたのと違って美しいです。狂気と美があいまって凄まじい音楽を作り上げています。
ボドムっ子 2003年2月10日(月)16時44分
あぁ、かっこいい…
あぁ、かっこいい…
ホント…
邦題は『闇の黙示録』。彼らの人気を決定づけたと言っていい3rdアルバムです。
かなりドラマティックで美しい楽曲がそろっていて、「ブラック・メタルの帝王」の名に尻込みして聴かずにいる人でも、CRADLE OF FILTHあたりが大丈夫なら充分聴けると思います。
楽曲には邪悪さよりも荘厳さが強く出ていて、シンセサイザーでシンフォニックなアレンジがされています。ヴォーカルもただわめいているだけでなく、ところどころ歌っています。2バス踏みっぱなしでブラストビートも激速とはいえ、ドラムがそんなに前面に出ないサウンド・プロダクションなので、あまり圧迫感はありません。
元メンバーが殺人で逮捕されてたり、メンバーが教会への放火や破壊活動での前科を持っているという点は、もちろん憂慮すべきことであり、肯定などとてもできません。
ただこのアルバム発表時にはメンバーも罪をつぐない、犯罪行為ではなく、音楽の創造という建設的な方向に情熱を注いでいるようなので、純粋に芸術としての作品を楽しむべきでしょう。
ブラック・メタルを演っても、聴いても、常識と法は守りましょうね。
「Eの遺伝子」最高。
これは凄イ!素晴ラシイ! まさにブラック界の帝王!
買いなされ。
CRADLEよりEMPERORだね。
ちなみにCRADLEはダニの声に馴染めず、微妙なのだ。
最近聴いたのですが、マジでハマりそうです。ああ、私もエンペラーに邪悪の世界へと連れ込まれてしまうのか・・・誰か助けてー!
始めて聴いたエンペラーですが、めちゃくちゃスゴイですね!凄まじい轟音の中に物悲しくも美しいメロディーが息づいています!このあとクレイドル・オブ・フィルスを聴いたのですがいまいちでした(失礼)。どうも音が軽くて…その点、エンペラーは文句無しです!!ただ一般人には聴かせられませんね(笑)。
「イカロスの悲唱」万歳。
何度聴いてもすごいアルバムです。
1〜4曲の流れで完全にやられます。もちろん後半でもやられます(笑)
かなりアグレッシヴ、しかしとてもメロディアス、このアルバムに限らずですが、
イーサーンすごい!
カズチン 2003年11月19日(水)21時23分
かなりDEATHっぽくなってしまった3rdアルバム。
もう1stの頃の、邪悪さは微塵も(少しはあるか、、、)残ってない。
個人的には非常に残念だった。
しかし、完成度は高いので是非聞きましょう!。
「ブラックメタルにシンセは不要」という意見もあると思いますが、このバンドはシンセを使うことで逆に暴虐性を際立たせ、更にバンドのオリジナリティを出しているところが凄いと思います。様々な音色を駆使して聴き手を世界に引き込むCRADLEに比べ、EMPERORはメロディ一本勝負といった感じです。
特に「THE SOURCE OF ICON E」なんてもうちょっとで正統派なメタルになりそうなところを、上手い具合に不穏なシンセを入れることで名曲に仕上げていると思います。
今回は邦題の付け方にも文句は無いですね、ただ翻訳で一箇所、「INVINCIBLE(無敵の)」と「INVISIBLE(不可視の)」を取り違えてた所はツッコませて頂きます(笑)
これを聴くと、RPGでラスボスと対決する前の緊張感を思い出します。
しかし、北欧の闇から生まれた邪悪な皇帝は無敵です。どんな英雄でも皇帝には
太刀打ちできないでしょう。
半額で売ってたので速攻で買いました。最高です。闇つき・・・もとい、病み付きです。
ブラックメタルの頂点に達し、尚も暴虐な統治を進めていらっしゃる模様。音質も良くなって激満足!!捨て曲もありません
ユッティー 2004年6月14日(月)22時29分
うーん、次作に比べるとちょっとメロディが弱いかな。
その分、暴虐度が高いように感じます。
この辺にイーサーン主導で作った次作と、イーサーンとサモスがしのぎをけずった今作との違いがあるのかもしれませんね。
とは言え、かっこいいアルバムであることは間違いありません。
しゅんぺ〜 2004年6月20日(日)13時41分
この時点ですでにイーサーンとサモスの間に音楽性にずれがあったとか。でも見事に2つの才能がぶつかっている。サモスの暴虐性がやや強めかな。かっこいいです
中古でみつけたので速攻ゲット!
これは凄い…。闇の皇帝万歳って感じですな!これはもはや芸術!
ファンキー☆モンキーさんも書いてあるように、どんな英雄でもこの闇皇帝には太刀打ちできないでしょう。
邦題『闇の黙示録』
こういうのをアーティストってんだろ!?とでも言いたくなるぐらいの芸術品だと俺は思います。HM好き必聴!!
1曲目から4曲目が特に好き。
Eはしょっちゅう聴いたというか、このアルバム前半をよく聴いてたな。
ブラックメタルという壁を超え、さらに進化を遂げた皇帝サウンドは敵無し!
そりゃ、ロブ・ハルフォードも目をつけるワケだ。
このバンドの凄いところは、どの路線でやっても前人未踏の領域の完成度を叩きつけてくる所だと思う。
何やらせてもかっこいいバンド、日本のXのような他を寄せ付けない強靱なカリスマ性が備わってる。
オススメは①、③、④、⑤です、⑤までは完璧!
後半ダレるが、それでもこの点数がついてしまう。
95点。
ブラックを偏見の目で見る方はこの世界を体験してからもう一度考えて欲しい、ブラック=メイク、チープ、ただ速いなどと思っていて体験してないのに嫌っているのなら、この世界を体験してみてから考えても遅くないですよ!!
荘厳さ、格式の高さ、緊張感、中途半端なバンドより遥かにレベルが高い!!正直HMの水準でいっても明らかに最高レベル!!曲構成など構築美に優れ、大仰なコーラスがさらなる緊張を生み出す、聞いてると手に汗浮かびますよ!!!
確かにファンキー☆モンキーさんの言う通り、自分のHNにも「英雄」とつきますが(笑)この闇皇帝には太刀打ちできません!!
HM界の傑作の一つ
BGMに出来ない音楽です。集中して聴けば聴くほど、その美しさが解るから。
芸術品という表現を良く使われるが、まさにその通りだと思う。
一人の夜に、ヘッドフォンで大音量で聴くべき音楽・芸術。
聴き手にも集中力を要求する、音の塊。
アルバム評をするのにこんなことを言うのもなんだけど、実は俺、このアルバムを通して聴いたことがない。というか、聴けない。あまりにも凄まじい世界だから。
…まぁ、正直言ってリヴァーブ感がちょっとキツいというのも「聴けない理由」の一部なんだけど。(苦笑)
それでも2回に分けて聴いた感想は「素晴らしい!」。
圧倒的な狂気、暴虐、その中から滲み出る哀しみ、時折見える整合性、彼らの身を削るような音楽には感服するばかり。
タリムのドラミングには驚愕させられてしょうがない。恐ろしいまでに速く、長い長いブラストビートは本当に凄い!ガキみたいな言い方で申し訳ないが本当に凄い!
一本調子ではなく数種類の声を操るイーサーンによって表される狂気は、シンセ・サウンドによってさらなる増幅を見せ聴き手の耳に噛り付いてくる。時折聴こえてくるメロディによって中和されることはなく、そのメロディでさえもその狂気の餌となっているようだ。(しかし、格好良いメロディであることには違いない)
このアルバムが取っ付きやすいものなのかはわからないが、好きなアルバムだし、お薦めしたいアルバムだ。(通して聴いたことないクセにね)
曲単位では「THE SOURCE OF ICON E」が特にお薦め!ライヴ盤に入ってないのがなんとも残念。
凄まじい邪気を放つ邦題の数々も最高!
1999年発表の3rd。
ブラックメタル界の帝王が放つ傑作3rd。ブラック特有のブルータリティーは極限まで高められていると同時に荘厳なシンフォニックを導入したサウンドからは激しさと同時に美しさが感じられ、全くの真逆ともいえるこの2つの要素を背中合わせのように同居させた音作りには最大の賛辞を送りたい。これだけの音楽をやるからには当然のように実力派揃いで、人間とは思えぬほどファストかつアグレッシヴに躍動するドラムをはじめ、地を這うような轟音を生み出すベースのリズムセクションによるバンドの屋台骨の屈強さはブラックメタル界に留まらず、HM界でも随一。オーケストレーションに負けじと弾きまくるギターも、時にクリーンボイスを使い分けるボーカルも絶品で言う事無し。まさに暗黒の音世界が広がる楽曲に関してもどの曲も完成度が高く、充実した楽曲からはどこを探しても非の打ち所は見つからない。SLAYERとはまた違う次元で残虐性や暴虐性を極めているように思う。もはや芸術の域に達したであろう作品であり、ブラックメタルが誇る名盤だ。
最近知りましたけどSighに影響されてシンセサイザー大胆に使うようになったんですってね。
このアルバムは私をシンフォニック・ブラックへとどっぷり浸からせてくれた1枚。
まさに美しさと狂気の融合、暗黒美。
イーサーンの才能はもはや語るにべからず、音にVoと全てに文句のつけようが無い。
「芸術」・・・このアルバムのためにある言葉。
ブラックメタルがあまり好きじゃない僕でもすんなり入れた。
鋭く刻みまくるリフが気持ちいい。
途方も無い轟音と美しさが同居した奇跡のような音楽。
音質含めそれほど完成度が高いとは言えませんが久々に「こんな音楽あるんだ」と言う衝撃を受けました。僕にとって一番の魅力はnoiseismさんのおっしゃるようにリズムギターです。これは相当なレベルだと思います。
ちょっと聴き疲れるかな・・・。
いや、もちろんこのアルバムも大好きですよ!!
ギターの音が強調されたみたいですね。
ダメっていう曲はありません!!!
1曲目からこのテンションはヤバイでしょう!
たった3人でこんな音を創り出せるとは偉大と言うしかあるまい。
ギターの音が強調されたことによって雰囲気が妙に変わりましたが
「暗黒」「壮厳」「美麗」
であることには変わりません。
素晴らしい芸術作品を毎回毎回見せ付けてくれた彼ら。一体その才能はどこから出てくるんだ・・・。
ブラックメタルってこんなに素晴らしかったのか!!!と感じずにはいられない。1曲目のイントロから暗黒度が半端じゃないことがわかる。あと、音の濃密度が凄く濃いけど、逆にそれがいい。一曲聴き始めたら最後まで一気に聞きとおしたい一枚だ。演奏技術が半端じゃないのは勿論だが、特にシンセサイザーの使い方がそこらのシンフォブラックなど比べ物にならないくらい上手い。シンセが暗黒度を壊さず、曲に荘厳さと美麗が加わり、暴虐性を際立てている。
これを機にブラックメタルへと引きずり込まれそうです。
イーサーンよりサモス色が強い感じの作品ですかね。HMの魅力が全て詰まっている作品ですね。聴いていて何度鳥肌が立ったことか。次作と並ぶ傑作なので両方買いましょう。
それにしても国内盤は廃盤なのか?
めろでぃーが素晴らしい。イーサーンの叫び、タリムのブラスト・・素晴らしい。
1に比べたら、ブラックって感じではないですがアルバム自体は素晴らしいものだと思います。
前作に比べたら速さは落ち(速いとこは速いが!)、シンセによるアレンジが耳に残る。
これぞ暗黒世界。最高。
湘南メタル 2006年4月14日(金)16時22分
99年発表の3rd。
メタラァさんが仰っていられる様に
全体的にリヴァーヴが掛かった音質で出来ている為、
前作よりもVoが聴き辛い点もありますが、
それ以上に楽曲一つ一つの質が素晴らしく
曲によってはこの音質が効果的にもなっています。
お勧めは#1、#4、#5です。
もうブラックではなくなったという意見をよく見ますが、これは間違いなくEMPERORそのものに変わりはないと思います。
1曲目から暴虐の嵐が吹き荒れていてスッ飛ばされそうになりますが、神懸ったシンセによって楽曲がとてつもない荘厳さをまとっているため、
スッ飛ばされるというよりも、この凄まじい音世界に吸い込まれていくという感じです。美しい暗黒が渦巻いてますよ・・・
これはまさに、演奏力・センス共に超一流であるがこそ成し得た名盤だと思います。特にTrym氏のDrは音圧が半端じゃないですが・・・
何食べてるんでしょうか・・???
個人的には彼らの作品で1番好きです。ブラックとかジャンルに関係無く、ある意味ここにヘヴィ・メタルとして極まった1つの姿があると思っています。
本当に芸術的なアルバムです。
皇帝の中ではコンパクトで聴きやすい。
皇帝初心者は本作から推したいです。
自分にとって始めて聴いたEMPERORの作品。
これに出会えてよかったと思っています。
邦題が人間業ではないですね。
「汝、人を憎みたまえ!」「イカロスの悲唱」
この邦題だけで「買わないようにする」理性が飛びました。
ベスト盤を除けばスタジオ盤は、これしか持ってないですが、これはヤバいですね!!
買った当時は、デスメタルなどで免疫は付いていたつもりだったんですが、リバーブが強すぎて正直、聴けませんでした。
でも、Live盤を聞いてから聞き直してみると、これほど邪悪さと崇高さを共存させているバンドはいないことがよくわかりました。
邪悪さとメロディアスさに関しては初期の方が上ですが、激しさはこれが一番ですね。
2ndから大きく路線変更したEMPERORの3rd。
この頃にはメンバーもあまりブラックメタルに拘って無かった様な事がベスト盤の解説に書いてありますね。
音質が良くなり、どちらかというとSamoth主導と感じられる様な音作りでブラックというよりデスに近い感じがします。(どうもその辺の境界は曖昧なんですが感覚的に)
とは言っても間違い無くEMPERORと感じられる様な荘厳さやメロディ、高い完成度を誇る楽曲は健在で、4thの曲と比べても遜色ない程の美しいメロディを持ったTr.03。ブラスト全開で爆走しまくるTr.04など曲単位での聴き所も満載。
EMPERORの1st〜4thの中では音質も含めると最もバランスが良いのがこの作品だと思うのでEMPERORを聴きたい人にはスタジオ盤ではまずこの3rdがオススメだと思います。
3rd。
前作よりも格段に音が良くなり、特にギターのサウンドがかなり強調されているのが印象的でした。
曲の邪悪度やBLACK特有のオドロオドロしさは過去のアルバムに比べればほとんどないですが、曲の暴虐性で言えば今作のほうが上だと思います。
たしかにこの作品をBLACK METALと捉えるかは難しいですが、まさしくこの作品の音楽はBLACKを超えた一つの芸術として捉えるのが無難なのかなと思います。
前作以上に威厳のある歌声のIhsahn、複雑なリフをかきむしるSamoth、さらに人間離れをしたドラムを叩くTrym(特に④のThe Source Of Icon Eのブラストの速度はハンパないです)など、やはりこの3人の技量はすばらしいなと思います。
ただ難点を言うと、ギターのリヴァーブ?が強すぎて聴いてて耳が痛くなるのが残念なことと、ドラムの音が小さいことですね。
Samothの別バンドのZyklonの1stのような速くて暴虐性の高い作品が好きな人にはこの3rdもオススメだと思います。
前2作はまさにブラックメタルの名盤だが、この作品ブラックらしさが薄れ、モダンな作風になっている。しかし、完成度は非常に高く、この作品はこの作品で、ブラックとしてではなく、エクストリームなメタルとして素直に楽しめる。「汝、人を憎みたまえ!」この上なく背徳的で痺れるタイトルであり、曲も痺れるカッコよさである。その他にもカッコイイ曲がいくつもあり、このバンドのファンだけでなく、エクストリームなメタルの好きな人にも聴いてほしい作品である。
前作、Anthems To The Welkin At Duskと比べてモダンな作風で聴きやすくなりました。
メロディーが耳に残りやすくなっていますし、展開もさほど難解ではないです。
しかしそれでもブラックメタルらしきおどろおどろしさは健在です。
そして驚いたのがクリーンの歌唱力の高さです。
散々逝かれ狂ったシャウトをしておきながらThe Source Of Icon Eのようなロブ・ハルフォードばりの高音が出るとは…
その声質にもかなりの荘厳さを感じます。凄いボーカリストだ!
ただ、とても完成度が高いアルバムだとは思うのですが…
この音質がとても苦手で、聴いていたら疲れてくるのが惜しいです。
音割れのような高めのノイズが左右でミシミシいってるのが耐えられない…。
音質が良ければ、多分Anthems To The Welkin At Duskより好きになれたかもしれません。
神々しいブラックメタル……って言葉は何か矛盾してるかもしれませんが、本当に「神々しい」という表現が似合います。
大々的にオーケストラが入っていなくとも、シンセとギターの時点で美しさと威厳が溢れ出す。イーサーンの朗唱と高音デス声ともなるともっと威厳あり。ドラムの超人度は言わずもがな。
ブラック特有の闇と邪悪性を秘めつつ、ブラックという枠を超えた普遍的な名盤です。
これまでブラックメタルは、コープスペイント等の妖しい雰囲気が先行して
自分の中でどこか足を踏み入れてはいけない領域だと、食わず嫌いを決めていたのですが、とんだ愚か者でした。
手にした切っ掛けも中古店で安かったからと、けしからん理由だったのですが
聴いた瞬間の衝撃と聴き終わった後の脇汗が、内容の素晴らしさを物語っていました。
上の方々が仰られている様に邪悪で禍々しくも美しいという、相容れぬ言葉が本当に見事に融合しています。
どうやらブラックにハマりそうです。
エンキドゥ 2009年12月29日(火)2時53分
