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A DISTANT THUNDER / HELSTAR
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88年作の3枚目。
レコード会社をMETAL BLADEに移籍。彼らの作品の中ではかなり聞きやすいと思います。
初めての方はこちらからどうぞ。
一曲目からジェイムズ・リヴェラのハイトーンが炸裂し、疾走曲も割と多めで、
メロディも割とキャッチーでわかりやすめ。
前作と次作ではテクニカルさを押し出しすぎてわかりにくかったのが今作ではあまり感じられなくて中々いいです。
9曲目はスコーピオンズのカヴァー。
真・マツソガソ 2007年1月4日(木)10時37分

'81年にテキサス州はヒューストンにて結成され、紆余曲折を経た現在もしぶとく活動を続ける
5人組の正統派HMバンドが、METAL BLADE RECORDS移籍第1弾として'88年に発表した3rdアルバム。
スラッシュ/パワー・メタル風味の攻撃性を備えつつ、スピードよりも構築感を重視した曲展開で畳み掛けるスタイルや、
全盛期のロブ・ハルフォードを彷彿とさせるジェイムズ・リヴェラの突き抜けるようなハイトーンVoと、光沢を帯びた音色で
劇的なメロディを豊かに紡ぎ出すJUDAS PRIESTばりのツインGを前面に押し出した作風は、2nd『DIGITAL DICTATOR』を
発表した頃のVICIOUS RUMORSを彷彿とさせる。(後にジェイムズ・リヴェラは本当にVRに加入する事になるのだが)
歌唱能力の高さに比べ、歌メロにキャッチーさが欠ける(フックが弱い)ため、「あともう一息」のレベルで足踏みを
してしまう楽曲にもどかしさを覚えるのも事実なのだが、それをカバーするかのように、2本のGが雄弁に歌いまくっているゆえ
その完成度自体は押し並べて高く(ブリブリ動き回るBも非常に良い仕事をしています)、捨て曲は見当たらない。
中でも、リリカルなピアノの調べを纏ってバラード調に始まり、激しくスピーディに盛り上がっていく⑧は、本編のハイライト
のみならずHELSTAR史上屈指の名曲であり、この曲を聴くためだけに本作を購入しても損はない!・・・と思うのだがどうか。
個人的には、HELSTARの作品ではよりプログレ方面へと歩みを進めた次作『NOSFERATU』がイチオシなのだが、
↑上の方が仰られている通り、入門編としてはよりコンパクトに締まった作風の本作の方が適当かと。
で、これが気に入ったら『NOSFERATU』も是非どうぞ。

火薬バカ一代 2009年8月14日(金)23時3分

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