TOPページ(新形式)に戻るTOPページ(旧形式)に戻るDEICIDEのページに戻る
CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。


(旧形式-更新停止)
STENCH OF REDEMPTION / DEICIDE
このCDをamazonで探すstyle=border:none

約15年のキャリアを持つアメリカ出身のデスメタルバンドDEICIDEの通算8枚目の最新作が本作の「STENCH OF REDEMPTION」である。DEICIDEの中心人物でもあるグレン ベントン(VO、B)は悪魔思想を持つ人物でも有名であるため、DEICIDEのサウンドスタイルはブラックメタル系サウンドスタイルではないかと思う者のいるようだが、それは全然違うことだ。確かに歌詞とかはブラックメタル系バンドと共通点はあるようだが、DEICIDEのサウンドスタイルを簡単に言えばSLAYERを彷彿させるようなギターサウンドにデスメタル独特のブラストビートを追加させたいわば疾走系正統派デスメタルサウンドと言ったようなごく普通のデスメタルサウンドである。本作の内容を簡単に言うとややスローなナンバーはあるもののSLAYERを髣髴させるようなデスメタルナンバーも多いし、総合的に聴き応えがある。グレン ベントンのデスヴォイスも見事で、音質申し分ないし、今までのアルバムの中でも最も完成度が高いと言ってもいいだろう。でも個人的にアルバムの最初の方よりも後の方が勢いがあるのがちょっとあれかなぁとは思うが、大抵アルバムだったら最初の方に勢いがあって後の方が勢いが弱まると言うパターンが多いが、本作のパターンは少し珍しい。基本的な面はあんまり問題はないし、本作は総合的に最高傑作というにふさわしい出来栄えと言えるだろう。本作はデスメタルファンだったら・・・絶対に聴け!と言いたくなるほど素晴らしい。

今回の評価90P
せいこりん 2007年1月10日(水)19時6分

俺はブラック・メタル愛好者だが、過激な音楽が好きなので、デス・メタルで有名なこのバンドに興味を抱き、とりあえず一番新しいこのアルバムを買ってみた。暴虐な曲が多く、素直にカッコイイと感じた。また、デス・メタルは死や殺人について歌っているものがほとんどなのだろうと勝手に思い込んでいたが、このバンドは徹底したアンチ・クライストの思想を持っているようで、歌詞がまるでブラック・メタルのそのものだった。グレン氏は「ノルウェーのブラック・メタル・バンドで俺よりイーヴルな奴はいない」と言っていたようだが、凄まじいキリスト教への憎悪が感じられる内容だ。
背徳ノ翼 2007年7月17日(火)0時58分

意見を書きこむ

意見内容

新規 修正(名前登録済の方のみ可能)
ボタンは一度だけ押してちょっと待ってね!