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MASTER OF DISGUISE / SAVAGE GRACE
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85年リリースの1st。
れっきとしたアメリカンパワー/スピードメタルの大名盤です。
オープニングのドラマティックなインスト「Lion's Roar」で幕を開け、
あとはスピードとパワーと力強いメロディで最後まで畳み掛けてきます。
特に前半はテンションが滅茶苦茶高く、聴いているだけでヘドバンしてしまう事
間違い無し!
テクニカルなツインリード、パワフルでスピーディなドラムも凄いが、ロニー・
ジェイムス・ディオ似の伸びの有るヴォーカルが最高。
まさに「ロニー・ジェイムス・ディオ、スピードメタルを歌う!」です。
ただしジャケがダサいのが唯一の汚点です。
GC8改 2007年1月14日(日)18時19分

AGENT STEEL等と共に、アメリカの元祖スピード・メタル・バンドとしてその名が挙げられるLA出身の5人組。
クリスチャン・ローグ(G)を中心に'81年に結成され、当初はMARQUIS DE SADE(マルキ・ド・サド)を名乗っていたが、
『METAL MASSACRE Ⅱ』への参加を期にSAVAGE GRACEと改名。'83年に5曲入りEP『THE DOMINATRESS』で
レコード・デビューを飾った後、'85年にBLACK DRAGON RECORDSから発表した1stフル・アルバムがこれ。
デビューEPは、センス皆無のジャケット・デザインといい、劣悪なサウンド・プロダクションといい、冴えない楽曲といい、
かなりしょっぱい内容だったが、本作では一転、そこから飛躍的な成長を遂げていて、ポール・ディアノ時代の
IRON MAIDENを更にハイパー化したかの如き、アグレッシブでスピーディ、且つドラマティックなサウンドは問答無用のカッコ良さ。
特に、初期メイデンへの強い憧憬が滲み出る組曲形式の①〜②の展開、切り裂くように突っ走るハイテンションな④、
攻めの姿勢を持ったツインG(因みに、Gの片割れは後にOMENを結成するケリー・パウエル)を伴って劇的に疾走する⑥、
一際ドラマティックなリフ・ワーク炸裂するラスト・ナンバー⑨といった、前のめりな勢いに満ちた
スピード・チューンの数々のカッコ良さは格別。
まぁ、今の耳で改めて聴き直すと、相変わらず音質もジャケも冴えないし、「タミフルを服用したロニー・J・ディオ」
といった趣きのヒステリックなVoの歌唱も好き嫌いが分かれそうだしで、B級メタル臭は隠しようもないのだけれど、
とは言え、B級だろうが何だろうが、本作が捨て曲なしの完成度の高さを誇る点は間違いない事実。
正統派HMファンのみならず、スラッシャーにもお薦めできる1枚。
火薬バカ一代 2008年3月8日(土)0時34分

バケモノですか、この時代にこのテンション、疾走!!そしてただ単細胞な疾走に終わらない楽曲のセンス!! いろんな意味でカルチャー・ショックでした。マイナーなバンドだけど、メジャーのバンドにはない生き急ぎ感、この場限りの捨て身の突進力を感じます。

アルバム全体の構成やバランスなんか一切考えず、ただひたすらエネルギーを炸裂させたような、鬼神のごときアルバムです!!!
メタラコP 2010年4月4日(日)3時47分

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