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RASLUKA PART II / NARGAROTH
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彼の作品を聴くのは初めてですが、優れた芸術作品であるといえます。
彼らの3rdと4thの間に出たミニアルバムです。
基本的にはスロー、ミドルテンポ主体のプリミティブブラックです。
初期DARKTHRONEや初期BURZUMから影響を受けているようですが、メロウさや悲しさでは上回ってると思います。とにかく悲しみに重点を置いたリフがツボです。取り返しの付かない、永遠に続く悲しみから抜け出せずに彷徨う感じですね。ヴォーカルもかなり極悪ながなり声で邪悪度満点です。
アングラブラック界でかなり人気が高いようですが、それも頷けますね。
実質三曲しか入ってませんが、それを差し引いても買う価値はあります。
ただ、爆走はしてないのでファストブラックが好きな方にはおススメできません。
GOD 2007年1月17日(水)16時50分

前作と次回作の中間的な路線ですよね。
Nargarothの作品の中ではこれはわりと音圧があるほうなんじゃないでしょうか。
最近のDxOxぐらいの。その分迫力あります。もうちょっと音圧落とした方が良かったかも知れませんが、
この方が狂気じみてるような気もします。この後の4thはこの路線を更に押し進めてBurzumの雰囲気が
色濃く出ていますが、これは確かにDarkthroneあたりを強く感じます。
かなりノイジーなプリミティブブラックなんですが、それに乗るメロディーが荒涼として物悲しくやはり
Nargarothと言った感じ。Voもいつもながら邪悪でよし。メロウなプリブラと言って差し支えないですが、
特筆すべきは、この同じリフを何度も何度もループさせて聴かせる手法でしょう。
ミニでありながら、完成度は高いです。リフのセンスの良さを示すいい証拠。こういった路線はリフの
善し悪しが楽曲そのものの出来だと思うので、素直に凄いと思ってしまいます。多少音質にクセがあるので
受け付けない人がいるかも知れないですが、同系統が好きなら聴いて損は無い、というよりも、聴くべきですよ。
死暗 2007年1月20日(土)0時46分

2002年発表の4曲入りEP。
PART Ⅰもあるようですが、何故かこれより後にリリースされている模様。
NARGAROTHって最近のブラックに対して否定的っぽいところから、今まで敬遠してたんですが
余りの評判の良さに購入。…何て勿体無いことをしていたんだろう。
…プリミティブブラックの魅力を濃縮・凝縮したような素晴らしい作品です。

まず音質は音圧・音量ともに申し分無しで、テレビのディストーションの音色はテレビの
砂嵐を思わせるザラザラしたノイジーさですが、メロディがきっちり分離されている為、
実に聴きやすい。ノイズの陶酔感とメロディの悲壮感が見事に融合してます。
そしてそのメロディもヤバい。SATANIC WARMASTERが「メロウなプリブラ」ならば、
この作品は超が付くくらいメロウです。メロディは輪郭がはっきりしていて聴き取りやすく、
しかもブラックなのにそこら辺の歌謡曲じゃ相手にならないくらい哀愁たっぷり。
ヴォーカルも喚き気味のかなり潰れたがなりでめっちゃ邪悪。しかも音量がでかいので迫力満点。
それでいてメロディを邪魔しないミックスの良さも特筆もの。

…これだけメロディが良いのなら、アングラ好き以外にも十分アピール出来ると思います。
私は一回聴いてもう虜でした。まだこれしか持ってませんが、他の作品も聴いてみたいです。
Usher-to-the-ETHER 2007年4月12日(木)3時7分

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