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AMAROK / NARGAROTH
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一応これが2ndということになるんでしょうか。
基本的には前作と同じくJudas Iscariot路線、過去の未発表曲集らしいです。
ただし1stよりもアングラ感が少しupしていてかなり良い感じ。
Burzumの名曲「Black Spell Of Destruction」のカバーは格好良く仕上がってます。
#3なんてモロ初期Judas Iscariotですが中々渋い味わいがあって良いですし、#1,4もかなり良曲です。
激渋ブラックとしてはこれはかなりの名盤ではないでしょうか。ほんのり漂う叙情的な雰囲気が素晴しいです。
2ndまでの作品はどれも地味で淡々とした空気ですが、このアルバムは個人的にはお気に入りです。
5thはほんの少し微妙だったかも知れませんが、Nargarothのフルレンスはどれを挙げられても名盤と言えます。
Judas Iscariotが好きな方、渋く纏めた叙情的なブラックが好きな方はこの2ndは絶対気に入りますよ。
真性ブラックマニアはこれが最高傑作と言うんではないでしょうか?
Nargarothでは一番、これこそ正真正銘のブラックメタル、と言った感じの作品。
ちなみにこのジャケット、他バンドのメタルTシャツを焼却しているシーンだそうです。
死暗 2007年1月21日(日)1時41分

これは凄いや!!正に真性マニア向け。サタニズムとか極右とかではなくて、楽曲的に。
「①9分②6分③6分④9分⑤22分⑥20分で全体的に同じフレーズの地味な繰り返しです」と言われて「よし、買おう」って普通思わない。

メロディというほど引きつけはしない旋律の色が、認識できないほどの遅さで移り変わっていく感じの、荒涼として切ない景色を延々と描くブラック・メタルですけど、恐ろしいのはやはり鈍足/超長曲2曲含む後半で、真面目に浸ってると徐々に時間感覚が消えていって、空虚の中で孤独死しそうです。生命感消えます。本気で走馬灯見えますよ。

とはいえ、決してアンビエント音楽にしてなくて、あくまでも「遅くストイックなブラック・メタル」にこだわって踏みとどまってるところが素敵ですね。無論暗いですが、「鬱」とか「絶望」とか「自殺」とかそういう風でもなくて、とにかく「寂しい」です。つまり、わりと人間的な音楽だと思います。

演奏も音質もチープだと思いますが、全て寂しさとなってプラスに転化してます。特にBURZUMのカバーは非っ常に見事な出来映え。


2000年発表。ブルータリティがないと駄目な人は、聴き通すことなくCD叩き割ると思います。
木札 2007年4月27日(金)2時7分

過去のデモやらプロモやらカバーを詰め込んだコンピレーションアルバム。

このバンドは2nd、3rd、Rasluka Part IIミニとこれしか持っていないんですが、
これはほんと激渋です。NARGAROTHはどの作品も非常に硬派なブラックやってると
思うんですが、これは硬派の中の硬派って感じで楽曲を通して聴いていても頑なに
筋が通っていて一貫性があります。いや、他の作品もそうなんですが、これは特に
それが強く感じられて、シンプル、どんより、淡々とした...といった要素が良い
言い方をすれば、最も秀でているのではないかと思います。
ジャケットからも、「ブラックは本来こうあるべきなんだよ!!!」というKanwulfの叫び
が燃え盛るTシャツ?越しに伝わってくるようです。

友人にブラック好きな人いますが、これ聴かせたら、「これはちょっとつまらんな...」
との感想だったので、死暗さんと木札さんも書かれている通り、正に真性マニア向け。
普通に考えて、単調で遅くて似通っててしかも曲がクソ長いときたら、そりゃもう
恐ろしくつまらないはずなのですが、それを逆手に捉えて、この音じゃないと表現できない、
感じることができないものがあるとすれば、これはその手のブラックとして最高峰の作品
ではないかと思います。
実際所持している4枚の中ではこれが最も聴く傾度が高いです。凄いのか凄くないのかとか
自分でもよく分かりませんが、聴いていて深く浸れるのはこれです。
BURZUMのカバーは原曲より気に入ってたりしますし。

まあ、これを聴いてKanwulfの内にある孤独な炎に思いを馳せるのもいいのではないだろうか...
たまねぎ 2008年6月4日(水)2時25分

とにかく暗い。
後半になるにつれ暗くなっていくので、通して聴くと立ち直れません。
一時期目覚まし代わりにタイマーでかけてたことがありますが、
目が覚めてもベッドから起き上がれなくなるので早々にやめました。

そういうアルバムです。名盤。
ルリヲ・フルチ 2009年3月28日(土)18時56分

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