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Ⅲ / GIANT
どこをとってもアメリカン。やはりアメリカン・ロックは純粋にのれます。
'01発表の久しぶりの新作。
相変わらず良く出来てます。
ダン・ハフは上手いし、メロディアスなんだけど、
もっとあざとくキャッチーにしてもいいんでは。
出来るんだろうけど、やらないんでしょうね。
この人のアルバムは一回で来るというよりは
いつの間にか何度も聴いてしまう感じ。
なかやすみ 2004年11月25日(木)13時35分
2001年発表の3rd。
敏腕プロデューサーとしてMEGADETHやカントリーポップスの歌姫FAITH HILLなどの幅広い有名アーティストを手がけた事でも知られるダン・ハフ率いるアメリカンハードロックバンドの9年ぶりの復活作。元々が優れたスタジオミュージシャンによるバンドであったため実力派揃いで技術面は全く以って問題無し。楽曲に関してもブルージーないかにもアメリカンなサウンドでありながらもメロディアスさやキャッチーさを兼ね備えたアメリカンハード理想型ともいえるほど完成されている。スリリングなダン・ハフのギタープレイから始まる本編はまさに捨て曲無し。特に言えば⑨の切ないバラードは珠玉の名曲。イントロダクションのアコースティックギター、泣かせるダンの歌声などどこを探しても欠点は無い。カバー曲とは思えぬほどに暴れっぷりが爽快な⑩も最後を心地よく飾ってくれる。そして日本盤にはボーナストラックとして4曲の未発表ライブテイクが収録されているが、これがまた良い。生々しくあっても演奏はタイトなトラックばかりだが、弾きまくりのギターインストの⑭は随所でテクニカルかつ奥深い味のあるフレーズを聴かせる。名曲揃いの良作。自信を持ってお勧めできる一枚だ。
↑の方のおっしゃる通りギタリストだけでなく、プロデューサーとしてももはや超大物になってしまったダン・ハフ率いるGIANTの3rd。まあ、名盤ってほどではないけど相変わらず渋いアメリカンハードロックですね。
ボーナストラックに収録のジェフ・ベックのカバーは素晴らしいね