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GOTHIC KABBALAH / THERION
相変わらずすばらしいできですね!
オーケストラが減り、大合唱がなくて残念と思ったけどいい!
なんかフルートがいい感じ!
確かにオーケストラやクワイアは前作よりは大仰じゃないですが、曲の構成がクラシックなので、逆にクラシック作品としての価値も上がってきているような気がします(特にDisc2の最後の大曲)。
一回聴いただけでは「おいおいもっと分厚い音が聴きたいのに」とかも思いましたが、2回目以降に聴くと、いいメロディも耳を突いてきて、「これは傑作だ」と素直に思えるようになりました。
個人的にはDisc2の方が好きですね。
85点
いいですねこのアルバム。聞いてると何か神々しい情景が浮かんできます。
二枚組み3360円と高いですが、叙情的な音楽が好きなら聞いて欲しいアルバムです。
書き込み少ないんですね‥
発売してしばらく経ちますがいまだにヘビーローテーションで聴いてます。
過去のアルバムを貸した友達もハマってこの新作買ってました。
2枚でこのクオリティで3000円ちょいなら安すぎると思うんですけどね。
それなりに聞き込んではみたものの、個人的には「ウーン・・・」な出来ですね。
Lemuria/SiriusBより更にメタル比率が高まってるのはまぁ良いとして
このバンドらしい「妖しさ」もかなり影を潜めてしまった印象が拭えません。
Lemuria/SiriusB に反応した向きはこれも断然お勧めです。同レベルか、それ以上の出来具合です。非常に良いメロディがたくさんつまっており、THERI以降、良いパートや雰囲気はあってもアルバム全体はぬるい印象だったTHERIONですが、楽曲のまとまりという進化を見せ、現時点の最高傑作としてもおかしくはないのでは。
LOUD PARK 07で待望の初来日を果たし、期待通りのドラマチックなショウを展開してくれたスウェーデンの
個性派シンフォニック・メタル・バンドが、'07年に発表した10thアルバム。
壮大なオーケストラ・サウンドが、より自然に楽曲の中に織り込まれた事で、従来の優雅さと劇的さを保ちつつも、
ヘヴィ・メタリックな攻撃性を取り戻した本作は、リーダーのクリストフェル・ユルソンが尋常ならざる創作意欲を
発揮した結果、前作『LEMURIA/SIRIUS B』に続いて2枚組仕様と相成ったわけだが、ボーナス・トラックを含めて
全17曲収録、トータル・ランニング・タイムが90分を超えるボリュームにも関わらず、捨て曲なし、
埋め曲なし、ダレ場なしと、相変わらずそのクオリティの高さには微塵の揺るぎもない。
オペラVoに対抗するマッツ・レヴィンのメタルな歌声、リフにソロにとアグレッシブに動き回るG、
スピーディに疾走するリズム隊等、バンド・サウンドが楽曲の主導権を握った事で、一層強化された
ヘヴィ・メタル・テイストが、冗長さを排して作品全体をガッチリと引き締めているのが重要なポイント。
またメロディも、前作より更にドラマ性と煽情力を高めていて、それも如何にも北欧風の寒々としたモノではなく、
中東や南米の古代遺跡が目に浮かぶような、呪術的な神秘性と怪しげな味わいが非常に素晴しい。
クリスティアン・ニエマンのウリ・ロートばりのGソロが胸に染みるDISC-1③、フルートが大活躍するDISC-1⑦、
ハードな疾走チューンDISC-2④⑥、URAIAH HEEPのケン・ヘンズレーによるKeyも良い仕事をしている、DISC-2のラストを
ドラマチックに締める大作⑦といった楽曲には、そうした両者の魅力が判り易く表れているんじゃなかろうか。
THERIONのアルバムをここまで聴き込んだのは(正直な話)結構久し振り。5th『THELI』以来の傑作だ。
前作で会心の名盤を2枚叩き出したTHERION待望の新作11th…のハズなんだけど帯では10thだな、まあイイか。
正直言って発売日がいつか知らなかったが、前作があまりに良かったのでショップで見つけた時は迷うことなく即購入しました。
内容の方は前作と比べるとシンフォニック度やコーラスの一体感は減退してるものの、ヘヴィネスと哲学的な雰囲気がアップしてるかな。
THERION未聴の方が1度聴いただけでの印象では聴きやすい前作の方が好評だと思います。
…ただ、侮るなかれ。さすがはTHERION、このアルバムの完成度の高さはイメージこそ違えど前作と同等素晴らしいものがあります。
相変わらずの美しい男女オペラヴォーカルと、それを一層際立たせる完成された楽曲が見事に融合していて、芸術と呼ぶに相応しい作品に仕上がってますね。
またも名曲多数なのだがとりわけ光ってるのがDISC1の⑤ですね。②⑥⑦等もかなり好きだが⑤の美しさにはヤラれました。
またDISC2のボーナストラックにはあの「TO MEGA THERION」のライブVerが収録されております。
相変わらずの2枚組でなかなか手を出しにくい印象がありますが是非とも聴いて欲しい1枚。
★★★★
今まで聴いた中では、このアルバムが一番好きです。
物語を読んでいるような気分になれます。
「The Perennial Sophia」や「Three Treasures」のメランコリックなサビとか、たまらなく良いなあ。
女性ボーカルが歌う疾走曲の「The Falling Stone」もかっこいいぞ。
インコマン 2007年12月21日(金)20時41分
THERIONは、このアルバムから入りました。
少しゴシックの要素も残しながら、基本的には綺麗なメロディーと
シンフォニックな味付けで、素敵な曲揃い。
ボーカルもいろいろな人が参加しており、曲が多いのに変化に富ん
でいて全然飽きさせません。とにかくよいので、是非聴いてみて。
前作に遠く及ばないが、それでも素晴らしい作品を作ってくれる手腕は健在です。
なにがいけないといえば、クリストフェルが中心の地位にいないことは致命的です。
その影響で、大半の原曲から魅力が感じられません。
無論、セリオンのアレンジ力によってガラス玉がダイヤモンドのように輝いていますが、やはりちょっと残念。
総合的に名盤だが、手放しに絶賛できない一枚です。